2022年8月28日、群馬県前橋市で小学3年生の女の子が父親(42)と一緒にフォークリフトを使ってブランコのようにして遊んでいたところ、フォークリフトに差し込んでいたパレットが落下。

 

そのパレットが女の子の頭の上に落ち、頭を強く打って亡くなるという悲しい事故が起きました。

 

父親はフォークリフトを使ってブランコの遊び方をするのは初めてだったと話しているとのこと。

 

夏休みの最終日、母親とは違う父親の豪快な遊びで子供を喜ばせたかったと思うけど胸が痛む事故である。

 

遊び感覚でフォークリフトを使ってそのすごさを体感させたいと思う気持ちは理解できないことではない。

 

ただ、フォークリフトはとても危険なものだということを知っておかなければならない。

 

このような事故が起きないためにもフォークリフトの危険性を認識しておきたいと思う。

 

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フォークリフトブランコで8歳女児死亡事件

 

事故があったのは群馬県前橋市の会社兼住宅の敷地内。

 

父親(42)がフォークリフトでパレットを持ち上げ(鉄製の枠に木の板をはめたもの)8歳の女の子ときょうだい2人の計3人が、パレットからUの字につるしたベルトをブランコのようにして遊んでいたそうです。

 

フォークリフト

画像引用元 @sabusuku_aoba19のTwitterより

 

フォークリフトは約3メートルの高さに持ち上げられ、重さ300キロのパレット(縦1・1メートル、横2メートル、厚さ26センチ)が女の子の頭の上に落ちたのです。

 

市内の病院に搬送されたけど、亡くなりました。

 

 

おそらくブランコの揺れに負けないように重いパレットを使ったと思うんですけど、ブランコが揺れるたびにパレットが少しずつズレることは想定外だったのかもしれませんね。

 

夏休みの特別な思い出になるはずだったと思うと辛い。

 

ご冥福をお祈りします。

 

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フォークリフトで子供を遊ばせるのは危険

 

去年も同じような事故がありました。

 

フォークリフト

画像引用元 http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/2005439.html

 

父親が姉妹をフォークリフトのフォーク部分に乗せて時計回りに走っていたところ、振り落として引いてしまったんです。

 

6歳の妹がこの事故で亡くなっています。

 

 

子供を楽しませようとしたことで子供を死亡させてしまう、とても言葉になりません。

 

 

親は子供を守らなくてはならない立場、後悔しても大切な命は戻ってこないんですよね。

 

 

フォークリフトは講習を受ければ取れる資格。

 

免許は最短で2日、最長5日でとれるようです。

 

 

そして免許を取る時に必ず習うことはフォークリフトの危険性。

 

フォークリフト

画像引用元 @SPECIALIST_ctmaのTwitterより

 

  • フォークやフォークなどにより支持されている荷の下に、人を立ち入らせてはならない。
  • フォーク、パレット、バランスウエイトなど、運転席以外の箇所に人を乗せて走行してはいけない。

 

教科書にはちゃんと注意点が記載されています。

 

どんな物も本来の使用目的からずれた使い方をすると事故に繋がるんです。

 

二度とこのような事故が起こらないためにもフォークリフトで子供を遊ばせることは危険だということを知ってほしい。

 

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子供を喜ばせたい気持ちはわかるけど…

 

今回の事故は純粋に子供を

 

喜ばせたい!

 

っていう気持ちが強すぎて起こってしまったんだと思います。

 

重機を子供の遊び道具として使用した父親を責める人が多いけど、もし事故がなきゃ、子供も終わった後に「 あー楽しかった!また今度やろうね 」って言ってたのかなと勝手に想像すると、なんとも虚しい事故だと思う。

 

笑顔が悲劇に変わった瞬間を想像すると悲しすぎる。

 

一番つらいのは家族だと思います。

 

亡くなられたお子さんのご冥福を 心よりお祈り致します。

 

 

最後まで読んでくれてありがとうございました。