愛知県岡崎市の公立学校で2021年10月、給食のおかずから大腸菌が検出されていたとニュースで報じられていました。
この事件、この学校の20代女性職員が給食に排泄物を混入させたとして、
書類送検されています。
毎日子供が学校で食べる給食も安全ではないということに恐怖を感じます。
今回は学校給食の検食について詳しくみていきたいと思います。
学校給食から大腸菌検出[愛知県岡崎市]
画像引用元 @gt214214214Twitterより
岡崎市教育委員会によりますと、校長が職員用の給食を確認したところ
異臭や変色に気付き提供を中止したとのこと。
この学校では当時おかずを差し替えたため、教職員や子供たちに健康被害はなかったそうです。
市が警察に被害届を提出し、愛知県警が1年近く捜査した結果、この学校に勤める女性職員(20代)が給食のおかずに人の排泄物を混入させた偽計業務妨害などの疑いで書類送検されたんですけど調べに対し、女性職員は容疑を否認しているということです。
このことを生徒達が知ったら当分の間は給食を口にする気にはなれないはず。
今回、校長先生が異臭や変色に気付いたので誰も被害にあわなくてすんだけど、もし校長先生が気付かなかったら?と考えるだけで気分が悪くなります。
学校給食の検食は法律で決まっている
初めて知ったんですけど学校給食には検食というものが法律であるようです。
「検食」は「学校給食法」という法律にも明記されていて、児童が給食を食べる30分前までに、学校の責任者が検食を行い、人体に有害と思われる異物の混入がないか、調理過程において加熱等が適切に行われているか、食品の異味・異臭等の異常がないか、一食分として量が適当か、味付け・香り・色彩等が適切かを検査するものです。そして、検食を行った時間、検食者の意見等検食の結果を記録しなければなりません。引用元 https://www.town.umi.lg.jp/site/harudaes/25167.html
要するに味見
全生徒を守るため給食を提供する前に校長先生が食べるということ。
校長先生が何かの事情で不在の時は教頭先生など代わりの人が給食を食べるようです。
子供のころ校長先生は給食を早く食べられていいなぁ～と思っていた人もこの検食の意味を知れば、校長先生が生徒のために体をはって毎日給食を食べてくれていたことに感謝しかないですね。
学校給食を検食する校長先生に称賛の声
校長先生さすがです!!
校長すげえ
適当になりがちな検食だけど、この校長は食べる前に気づいたというのは、日頃からしっかりとやっていたんだろう
ネット上では校長先生が凄いと話題です。
一方でこんな疑問も。
校長先生が初めに検食として食べるはずだから、校長を狙ったのかな？
いずれにしても普通の人間がすることではないと思います。
一歩間違えば子供たちはトラウマになったかもしれないこの事件。
校長先生には表彰してあげてほしいです。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
