ロシアの民間軍事会社ワグネルの代表、エフゲニー・プリゴジンさん。

 

ロシア軍に反乱を宣言し、プーチン大統領に反乱を宣言したエフゲニー・プリゴジンさんって一体どんな人なんでしょうか。

 

プリゴジンさんの経歴を調べてみると、刑務所帰りでホットドッグ売りから大富豪になったことがわかりました。

 

かなり波乱万丈な人生を送っているんですね。

 

プリゴジンさんのwiki経歴をまとめました。

 

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プリゴジンのwiki経歴プロフィール!

 

プリゴジン wiki

画像引用元 https://courrier.jp/news/archives/329579/

 

プリゴジンさんのプロフィールがこちら。

 

 

  • 名前:エフゲニー・ヴィクトロヴィッチ・プリゴジン(Yevgeniy Vicktorovich Prigozhin)
  • 出身地:ロシア・サンクトペテルブルク
  • 生年月日:1961年6月1日
  • 年齢:61歳
  • 職業:実業家・軍人

 

 

プリゴジンさんは、サンクトペテルブルク生まれました。

 

陸上競技の全寮制学校でクロスカントリースキーに打ち込み、1977年に卒業しています。

 

その後、窃盗や強盗などで捕まり9年間刑務所で過ごしたプリゴジンさん、1990年に出所。

 

プリゴジン 経歴

画像引用元 @KokkaiSheepのツイッターより

 

  • 1979年:レニングラードで窃盗罪で執行猶予判決
  • 1981年:強盗、詐欺、未成年者を犯罪に巻き込み、12年の懲役刑判決

 

出所後、継父と一緒にホットドックを販売するネットワークを立ち上げたんです。

 

それが話題になって、ニューヨーク・タイムズの取材を受けたことで一気に有名に。

 

そして売上が爆発的に伸び、この時に得た利益を次の事業に投資し続けたプリゴジンさんは、実業家の道へ進むことになったんです。

 

 

  • 1990年:ホットドックチェーン店
  • 1990年前半:食料品チェーン店「コントラスト」
  • 1990年代前半:サンクトペテルブルク初のカジノ建設
  • 1997年:船上レストラン「ニューアイランド」
  • 2003年:レストラン・ケータリング事業
  • 2013年:インターネット・リサーチ・エージェンシー事業
  • 2014年:ワグネル・グループ設立

 

次にプリゴジンさんは、寄宿学校の同級生と一緒に、食料品チェーン『コントラスト』を立ち上げました。

 

この事業はソビエト連邦からロシアへの転換期に行われ、商品の品ぞろえの充実度からとても人気だったそうです。

 

この事業でプリゴジンさんは、15%の利益共有者・責任者になっています。

 

 

詳しい経緯はわかりませんけど、プリゴジンさんは次にサンクトペテルブルク初のカジノ建設を始めました。

 

カジノ

 

最初は順調だったカジノ経営、しかし1995年くらいから収益が落ちはじめたため、次の事業へ…

 

プリゴジンさんが次に始めたのは、船上レストラン『ニューアイランド』、パリのセーヌ川にある船上レストランに触発されたそうですよ。

 

素晴らしい料理とワインの品ぞろえで、富裕層に大人気となりました。

 

このレストランでプーチン大統領と出会い、プーチン大統領が外国の大統領たちをもてなすために、「ニューアイランド」を利用し始めたんです。

 

  • 2001年:プーチン大統領とフランスのシラク大統領が会談
  • 2002年:プーチン大統領とアメリカのジョージ・W・ブッシュ大統領が会談
  • 2003年:プーチン大統領が誕生会を祝う

 

 

何度も会うことで、プリゴジンさんとプーチン大統領は、親交を深めていったようです。

 

 

そして2003年、プリゴジンさんはケータリング事業を始めました。

 

政府を通じて学食を提供する事業で、何億もの契約を得ています。

 

2012年にはケータリングをロシア軍にも提供され、プーチン大統領が外国の高官と食事する際にはプリゴジンさんのケータリングを利用していました。

 

このことから、プリゴジンさんは次第に「プーチンのシェフ」と呼ばれるようになりました。

 

そしてプリゴジンさんは家族と、バスケットボールコートとヘリコプターの発着所付きの大邸宅へ引っ越します。

 

刑務所を出てから22年、プリゴジンさんは大富豪となったのです。

 

凄いですよね。

 

ずっと食料関係の事業をしていたプリゴジンさんですが、2013年突然方向転換でインターネット・リサーチ・エージェンシー事業を始めます。

 

企業ネットワークに資金を提供し、管理。

 

関連会社を含め、2016年のアメリカ大統領選挙やロシア国外での政治活動に影響を与えたと考えられています。

 

 

翌年2014年に、ウクライナのドンバス戦争に戦闘員を派遣するために、民間軍事請負業者「ワグネル・グループ」を設立。

 

プリゴジン

画像引用元 @livedoornewsのツイッターより

 

設立後は中南米やアフリカ諸国に、兵士を派遣するなど様々な活動に関わっています。

 

ロシア政府も民間軍事会社『ワグネル』を重宝していて、ウクライナ侵攻では都市部の制圧を任せるなど軍事面で依存していたようなんですよね。

 

2022年に勃発したウクライナ戦争でも、ワグネル・グループは戦闘員を派遣しています。

 

プリゴジンさんも最前線で参戦、ロシア兵のボス的存在とも言われていました

 

刑務所に新しい戦闘員を勧誘しに行ったり、ロシア政府に武器が足りないと苦言しています。

 

アメリカは、プリゴジンさんが所有する会社が数々の違法行為をしたとして、刑事告発しています。

 

 

ホットドッグ事業から大富豪になったプリゴジンさん、プーチン大統領と出会わなければ穏やかに今頃暮らしていたのかな…

 

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プリゴジンの家族構成

 

プリゴジン 家族

画像引用元 @mezasou1のツイッターより

 

プリゴジンさんの家族構成は、以下のようになっています。

 

  • 妻:リュボーヴ・プリゴジン(Lyubov Prigozhine)
  • 娘:ポリーナ・プリゴジン(Polina Prigozhina)
  • 息子:パヴェル・プリゴジン(Pavel Prigozhin)

 

5人家族です。

 

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プリゴジンの嫁は?

 

プリゴジンの奥さんは元薬剤師のリュボーヴさん。

 

現在はサンクトペテルブルクの事業をいくつか所有しています。

 

  • チョコレート博物館
  • ラグジュアリー・デイスパ
  • ブティックホテル
  • ニューテクノロジーズSPA
  • アガットの法的所有者

 

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プリゴジンの子供は?

 

娘の名前は、ポリーナさん。

 

1992年生まれで、2023年31歳になるようです。

 

 

息子のパヴェルさんに関しては、ほとんど情報がありません。

 

噂では父親のプリゴジンさんと共に、ウクライナ戦争に従事しているそうです。

 

 

プリゴジンさんは2002年に息子のパーシャさんと娘のポリーナさんと共に絵本を制作して、1000部出版しているんですよ。

 

この親子で考えた『インドラグジク』という物語は、プリゴジンさんの唯一の芸術的実績だと言われています。

 

プリゴジン 子供

画像引用元 @kG21fzhfP65XFggのツイッターより

 

プリゴジンさんの厳しい顔しかテレビでは報じられませんけど、こんなことをする優しいお父さんだったんですね。

 

 

 

最後まで読んでくれてありがとうございました。