福井県の小学校の修学旅行で、男子児童1人が休憩のために立ち寄ったパーキングエリア(PA)でバスに乗車できず、その場に取り残されていたニュースがあった。
休憩したPAで男の子がバスに乗車しないまま出発。
間もなく同級生が男子児童がいないことに気付き、引率教諭に知らせたとのこと。
PAにいたトラック運転手が置き去りにされた男の子に気付き、トラックに男の子を乗せてバスを追いかけ皆と合流することができました。
このニュースを聞いて、トラックの運転手さんの行動が凄いなと感心してしまった。
まずはどういった状況だったのか見てみよう。
修学旅行中のPAで小6男子置き去り
修学旅行があったのは10月27~28日。
福井県福井市豊小学校の6年生約80人と引率教諭ら6人がバス3台に分かれて京都府京都市内を観光後、福井県あわら市の宿泊施設に向かっていました。
事件がおこったのは27日の午後4時ごろ。
休憩のため立ち寄った滋賀県東近江市の名神高速道路上り線黒丸パーキングエリア(PA)で休憩し、約5分後男の子1人が戻っていないことに気付かずにバスが出発してしまったのです。
PAにいたトラック運転手が置き去りにされた男の子に声をかけ、学校へ連絡。
福井方面へ向かう別のトラック運転手が男の子を乗せてバスを追いかけたのです。
男の子はトラック運転手の好意でおよそ40キロ離れたコンビニまで送り届けられ、学校から連絡を受けたバスは米原インターチェンジ(同県米原市)近くのコンビニで停車してトラックを待ち、40分後に合流したという。
男の子の体調面に問題はなかったため、修学旅行は予定通り実施されたそう。
気づいてくれた人がいて、送り届けてくれたから良かったけど、男の子はすごく不安で堪らなかったと思う。
きっと、パーキングエリアで泣いてたんだろうな…
無事に合流できてよかったと思う。
トラックの運転手が凄い!
トラックの運転手さんの仕事は、時間内にどれだけ多くの荷物を運ぶかの歩合だと聞いたことがあります。
それなのに、自分の仕事より親切に子供を送ってくれて感謝しかない。
警察を呼んで事情聴いて合流するより、自分が送った方が早いっていう判断だったんだろう。
トラックドライバーの判断、立派です。
トラックの運転手さん、どんな人だったのかな?
広いPAで自分が乗るはずのバスを必死に探しても見つからない時の焦りと、既にバスが行ってしまったと分かった時の絶望感。
あってはならない事だけど、男の子にとってはトラック体験もできて忘れられない思い出になったかもしれない。
置いてかれた寂しい思い出じゃなくて、トラックの運転手さんの優しさで楽しい思い出になってるといいな…
警察に連絡が先では?
という意見もありますが 見て見ぬ振りする人が多い中、声を掛けて動いてくれたことが素晴らしいと思う。
と決められているそうです。
その制約があるなかで人道優先の行動、すばらしく思います。
全ての大人が親切な世の中であってほしい
今回、最初に男の子を見つけて声をかけたトラックの運転手さんが、バスが待ってる方面に向かうトラックを探してくれたんですよ。
めちゃくちゃカッコイイ!
こういうことってなかなか出来ないと思うんですよね。
全ての人が時間に追われる毎日、そんなに余裕のある人なんて少ないと思う。
今の時代、下手に声をかけると「声かけ事案」などと言って不審者扱いされる事もあるけど、困ってる人がいたら助け合う世の中であってほしい…
私もそうなりたいと思う。
ネット上では、この運転手がいい人だったから良かったけど、そうじゃなかったら大変なことになっていたという意見もあります。
たしかにそうかもしれない…
でも、もしトラックの運転手さんが「異変に気づいていても何も言わない」タイプの人だったら置き去りにされた男の子はどうなっていたでしょうか?
関わりたくないとあえて見て見ぬふりする人もいると思います。
でもね、子供って大人をよく見ているんですよ。
この運転手さんは無言でトラックに乗せたんじゃないと思う。
男の子に学校名を聞いて検索し、学校へ電話し、状況を説明。
そして合流地点を決めて男の子にきちんと説明したから男の子は納得してトラックに乗ったのではないでしょうか。
トラックの運転手さんの行動はこのご時世ではなかなか難しい事だと思いますが、本当に良い運転手さんで良かったです。
警察、勤務先から表彰してあげてほしいくらい。
久しぶりに心あたたまる話が聞けてホッとしました。
最後まで読んでくれてありがとうございました。