静岡県牧之原市の住宅で、13歳の長女が母親を切り付け死亡させるというショッキングなニュースがあった。
悲しい事件だ。
わが子に刺されて命を落とすお母さん…どう思って亡くなっていったんだろう。
まさか、子供に刺されて自分の人生が終わるなんて想像もしてなかったと思う。
母娘の間で何があったんだろう…家族は止められなかったのかな?
この事件、子育ての難しさを考えさせられる。
静岡・牧之原で母親が子供に刺され死亡する事件
2023年1月16日午後11時50分ごろ、静岡県牧之原市の住宅の一室で、この家に住む40代の女性が刺されたとの内容の110番が同居する家族からあった。
母親は二人姉妹の姉で、結婚して実家を出たが妊娠後に離婚。
実家に戻って娘を出産したそう。娘の面倒は祖母が見ており、ベビーカーに乗せて散歩する姿が近所ではよく目撃されていたようです。
関係者によると通報を受けて署員らが駆け付けた際、母親は寝室のベッドの上で、あおむけ状態で血を流して倒れていたという。
体には複数の刺し傷が確認され、首付近も切られたとみられ出血がひどく、17日午前1時半ごろ、搬送先の病院で死亡が確認されました。
静岡県警は中学生の長女(13)が母親を切り付けた殺人事件と断定し、長女をその場で保護し、事情を聞いているそうです。
長女は「スマホの件で母親と論争していた」といい、犯行動機がスマートフォンを巡るトラブルだった可能性が。
画像引用元 https://mainichi.jp/graphs/20230117/mpj/00m/040/032000f/20230117k0000m040061000p
たとえ殺人事件だとしても「14歳に満たない者の行為は、罰しない」という刑法の規定により、一切の刑事罰を科すことができないようです。
警察の活動も「捜査」ではなく少年の情操の保護に配慮した「調査」となり、任意の「質問」が限度であり、逮捕もできません。
少年法の「触法少年」として警察に「補導」され、あとは児童相談所や家庭裁判所が対応することになるようです。
お腹を痛めて愛情を注いで産んだ子に殺されるなんて辛すぎる。
子育てって難しい
「人を大切に、自分自身を大切に。肉体的にも精神的にも傷つけて良い人なんて一人もいない」きっとこれが一番大切で一番難しい、どう教えてどう向き合うのか、「親」という立場からとても難しい事件だなと思います。
子育ても時代に合わせて変えざるを得ないんだと思う。
無意識でも一番時代を感じてるのは子供で、普通の大人は時代の変化なんて気づかないんですよね。
平成の教育は当時は素晴らしい部分もあったと思いますが、いまその完全なコピーの教育をしてもダメでしょう。かと言って、全否定することにもならない。
どこかに落とし所がある。 個人的には、協調性という概念は慎重に見直した方がいいと思います。
平成は確かに協調性は大事だった。ほとんどの人も同じ価値観だったと思う。
でも、令和の時代、同じ考え方でいいのかどうか…
本当に大事な事はやはり肯定してあげる事だと思う。
どんな子にもいい所は必ずあるからそこを認めて他は目を瞑れば自然と他のことも出来るようになる。
- 最初から成功させようとするから失敗する
- 厳しくするからロボットのようになる
- 指示待ちになる
子育てはとんでもなく難しいし 正解もない。
何を持って正解というのか分からない。 どんな仕事に就こうが、どんな生活を送ろうが、人生に楽しみを見つけて、生きてれば成功ではないだろうか。
子供のスマホについて
スマホでもめてる親子なんて世の中ごまんといると思う。
13歳なら親から時間制限されたりは当たり前だけど、母親だけが注意してたらスマホが使えないのは母親のせいだけになっちゃうと思う。
なんでも与えてくれる祖父母に対して邪魔してくる母親となっていたのかな…、だとしたら思い通りになるのが当たり前になる程甘やかされた事が悪い方向へ行ってしまったのかもしれない。
とても残念だけど…
なぜスマホが原因でこんな事になってしまったのか…親としては子どもがスマホばかりに夢中になってたら当然叱りたくもなるでしょうし、ある程度のルールを設けるのも必要なことだと思う。
でも中学生というと多感な時期でもあり難しい年頃、皆が皆素直に聞き入れてくれる子ばかりじゃないですし、個人的には中学生にスマホはまだ早いかなと思います。
親のことをうっとおしいと感じることはあるけど、母親を殺害するってよほどのこと。
スマホってそれくらい中毒性の高いもののように感じてしまう…その子にとってスマホが、人を殺してでも手に入れなければならない物になってしまっていたということでしょう。
母親さえいなくなればと思うほどスマホに依存していたのだろうか?でも実際には殺して得るものなんて何もないのに…
最後まで読んでくれてありがとうございました。