昔は各家庭に一台は必ずあったと言われているミシン。

 

ミシンも家庭用ミシン、職業用ミシン、工業用ミシン、ロックミシンなど
いろいろ種類があります。

 

そして直線縫いしか出来ないシンプルなものから
パソコンと連携して、刺繍が出来てしまうコンピューター内蔵のものまで
値段も幅広くミシンも昔と比べると、ずいぶん変わりました。

 

そして2021年1月下旬には、ブラザー販売が家庭用ミシンとしては最高の
一台200万円のミシンを発売すると発表しましたね。

 

今コロナ禍で外出を控える人が多く、家の中で過ごす時間が増えているため
ミシンが売れているんですよね。

 

 

ミシンを使っていろんなものを作ってみたい人、
小物は作れるけど洋服は作ったことがない人、
そんな人たちに、ミシンが使えれば洋服も作れることについて
今回は話をしていきますね。

 

洋服って自分で作れるの?

 

洋服は買うだけではなく、自分で作ることも出来るんですよ。

 

洋服はどうやって作られているかというと
一枚の布を各パーツごとに裁断し
それをミシンで縫い合わせて洋服になっていくんです。

 

ですから、自分で作ろうと思えば作れるんですよ。

 

洋服

※すべて私が作った洋服で、
真ん中の茶色いスカートは
一番初めに作ったスカートです。

 

実際、自分が今持っている洋服を
ひっくり返して見てみると分かると思うんですけど、
布をミシンで縫い合わせて作られているだけなんですよね。

 

そこに何か特別なものは見当たらないはず。

 

それくらい洋服を作るということは
そんなに難しいことではないんですよ。

 

でも洋服を作るのはめんどくさい、買ったほうがいい
と考える人もいます。

 

 

確かに洋服を作ることは難しくはないけど
ミシンで縫ったりアイロンをかけたり、ちょっとした手間がかかるので
めんどくさいと感じてしまう人がいるかもしれません。

 

だけど洋服が出来る過程を
楽しみながら作ることは出来るんですよね。

 

一枚の布を裁断し、バラバラだった布がミシンで縫い合わさり
だんだん『洋服』という形になっていく
そんな光景を見ることが出来るのは、洋服を作る人だけ。

 

 

どんな洋服も、たった一枚の布から出来ています。

 

その一枚の布をいろんな形に裁断してミシンで縫う。

 

たったこれだけで、
いろんな形のいろんな洋服が出来るということなんですよね。

 

 

たくさんの洋服を見れば、同じ洋服でも作り方が違う
ということに気づくかもしれません。

 

これは料理と同じで、洋服にもいろんな作り方があるからんなです。

 

 

たとえば『肉じゃが』を作ろうと思った時

 

  • 本格的に出汁を自分でとって作る人
  • 粉末タイプの出汁を使う人
  • 出汁パックを使う人
  • 出汁を使わない人

 

このように同じ料理なのに作り方が違うことってありますよね。

 

でも、どんな作り方をしても『肉じゃが』は出来るし
食べることは出来るはずなんですよ。

 

それと同じで、洋服も同じ洋服なのにいろんな作り方があって
本格的な洋服の作り方から簡単な洋服の作り方があるんです。

 

それなら自分に合った洋服の作り方を選べば
自分で洋服を作ることは出来ますよね。

 

ミシンが使えれば洋服も作れるって本当?

ミシン

 

洋服はミシンを使って作っていくんですけど
ミシンが使えるということは洋服を作る時に必要なミシンの使い方が出来る
ということなので洋服も作れますよ。

 

洋服は生地を合わせてミシンで縫っていくんですけど
その時大切なことがこの3つなんです。

 

  • 縫い始めと縫い終わりに返し縫いが出来ること。
  • まっすぐミシンが縫えること。
  • 印から印まで縫いすぎることなく縫えること。

 

これが出来れば洋服をミシンで作ることが出来るということ。

 

逆にこれが出来ないと洋服を作ることは難しいということになります。

 

 

実際、洋服は作れないけど小物は作れる
という人に私はたくさん会ったことがあるんですけど
そういう人が作ったポーチやマスクを見せてもらうと
本当にキレイに作っていて洋服も作れるのにもったいないなと
考えてしまうんですよね。

 

 

洋服を作るのに何か特別なミシンを使うことはなく
洋服を作るのも小物を作るのも

 

同じミシンを使うんですよ。

 

 

ミシンを使って小物を作る時も洋服を作る時も
必ず縫い始めと縫い終わりに返し縫いをするし
まっすぐ印から印まで縫うはず。

 

このようにミシンを使い『縫う』ということは小物も洋服も同じ
ということなんですよ。

 

ですからミシンが使えれば洋服も作れると私は考えています。

 

洋服を作るのに必要なものって何?

 

洋服を作るとなると何か特別なものが必要なんじゃないかと
考えてしまうかもしれませんが

 

実際これだけあれば十分なんですよね。

 

  • メジャー (サイズを測るのに使います。)
  • 型紙
  • 定規
  • チャコ
  • チャコペーパー かルレット (裏地の印つけに使います。)
  • しつけ糸
  • まち針
  • 裁断バサミ
  • アイロン
  • まつり糸   (手でまつらずミシンで縫うなら必要ないです。)
  • ミシン糸
  • 接着芯 (衿などパリっとさせたい部分に使います。)

 

しつけ糸と定規

※一番上がしつけ糸なんですけど、何色かあると色分けできて便利です。

 

おそらくミシンを使ったことがある人なら
だいたいのものは持っているのではないでしょうか。

 

ですからちょっと足りないものを買い足せば
洋服は作れるんですよね。

 

ただ、

 

一番困るのが『型紙』だと思います。

 

実際、洋服は作れるけど型紙は作れない
という人はたくさんいて、そういう人たちは
自分で型紙を作れないので買うしかないんですよね。

 

でもそういう人たちも洋服を作っていることは事実です。

 

konamiからのアドバイス

 

本当は自分で型紙を作れるといいんですけど
初心者の人が自分で型紙を作るのはちょっとハードルが高いので
手芸センターなどで売っているものを買って使うか
今はコンピューターで『型紙』を作ってくれる『パタピッ』
というのがあるので、それを使って洋服を作ることをおススメします。

 

ぜひ洋服作りを楽しんでくださいね。