チェジュ航空が墜落事故を起こしたことで、ネット上では大騒ぎになっています。
2024年12月31日、過去にも事故を起こした機体で、チェジュ航空はそれを隠蔽していたことが分かりました。
原因はバードストライクと言われていますが、実際は違うかもしれません。
今回は、チェジュ航空のヤバイ噂について深堀していきます。
チェジュ航空のヤバい噂
引用 : @Q_SAN_KYUZITSUのxより
ネット上には、チェジュ航空のヤバイ噂がありました。
チェジュ空港の親会社はk-popやコスメオタには馴染みのあるヘアケア製品「KERASYS(ケラシス)」で有名な「AEKYUNG(愛敬・エギョン)」という財閥です。
エギョンは「加湿器殺菌剤事件」で1000人以上の死者を出した企業ですし、チェジュ航空は一昨年から「整備不良」という内部告発が続いています。 pic.twitter.com/vJ5D3kcpJz— 🙃過激パスニ🙃 (@0825_0717) December 29, 2024
一昨年から、整備不良という内部告発が続いているそうです。
さらに機種のボーイング737に関してのこのツイートが、気になります。
韓国の飛行機事故、バードストライクが原因とされているが本当なんだろうか。機種はボーイング737。車輪が出てない様に見える。ボーイング737は他国でも同日車輪がでなく着陸した事故があった。御巣鷹山に墜落したのもボーイング747。ボーイングの安全性で内部告発を行った社員が複数暗殺されている。 pic.twitter.com/qQETeLuP3R
— 酒本正夫 (@SakemotoMasao) December 30, 2024
同じ日に、ボーイング737は他国でも車輪がでなく着陸した事故があったそうです。
こちらが同日に起こったエアカナダ、ボーイングの機内の様子です。
NEW: Air Canada plane executes an emergency landing and skids off the runway in Halifax during a suspected landing gear issue.
The incident came within hours as 179 people were killed when a Boeing 737-800 crashed in South Korea.
“The plane started to sit at about a 20-degree… pic.twitter.com/n68NpoWaWz
— Collin Rugg (@CollinRugg) December 29, 2024
死者はいなかったけど、怖いですね。
そしてボーイングの安全性で、内部告発を行った社員が複数暗殺されているとのこと。
チェジュ航空(Jeju Air)利用したことがありますが、後にも先にもあれほど着陸が怖かった体験はないです…
珍しく韓国に台風が直撃したとき、大手航空会社が遅延を発表するなか、チェジュ航空だけ予定通りの時刻で離陸
機長のアナウンスはカタコトの日本語で「私たちは着陸に挑戦します!」でした
— くみた (@kumita_socal) December 29, 2024
韓国の旅客機墜落事故か。親には飛行機に乗る時は、台湾含む中華系と韓国系の旅客機は、パイロットの操縦が荒っぽいから乗るなと言われてる https://t.co/g8BHOvolPf
— まや (@love_illution_) December 29, 2024
パイロットの運転が荒いそうです。
これチェジュ航空なんだけどまあ大丈夫かなって思ってたけどやっぱダメだなもう利用できない… https://t.co/B4ZDxheUDz pic.twitter.com/1ZmUuHXY02
— ゆー (@yuto_tarmac) December 29, 2024
これは、整備不良かな…
チェジュ航空は前から整備不良があったりって聞くよね…韓国行きたくて航空会社決める時に知恵袋かなんかでみた
会社はこのまま潰れるのかな?何年か後に違う名前で復活?
これから飛行機乗る人はこんな事故は滅多に怒らないから安心して乗ってほしいね😮💨— おぷ (@i_goya_1004) December 29, 2024
チェジュ航空は、以前から整備不良があったようですね。
そして、気になるツイートを発見。
『今日、務安空港の事故で爆発した飛行機について。2年前に関西空港でエンジン故障事故が発生し、チェジュ航空はバードストライクによるものだと嘘をついて隠蔽したが、済州航空の整備士が整備不良が原因だと暴露したという事件があったが、爆発したのはその故障が起きた機体なんだ』 https://t.co/vqVBAhQW9n
— ディカプリ男 (@dikapuri_otoko) December 29, 2024
2年前、日本の関西空港で整備不良で事故が起きたチェジュ航空の機体と、今日ムアン空港で事故で爆発した済州航空の機体の両方が、同一の機体登録番号HL8088なんだとか。
引用 : @dikapuri_otokoのxより
2年前チェジュ航空は、バードストライク事故とウソをついていたことがあるそうです。
でも、チェジュ航空の整備士が暴露して事件の真実が明らかになったとのこと。
ネット上にもそんな声があがっています。
チェジュ航空の飛行機事故について語るつもりはないけど、事故機がボーイング737-800型だと聞いて、2022年に中国東方航空で132人が犠牲になった機体も同じ737-800型だったのを思い出した…怖すぎる。 pic.twitter.com/fs2djO6xGc
— 上海ガニ (@shanghaigani7) December 29, 2024
怖すぎます。
LCC航空は、格安のためあまりお金をかけられないのかもしれません。
外国のLCCは、こんなことがあるそうです。
人手不足のため、未経験でも機長になれたり、整備もいい加減のようですね。
こういうことを考えると、大手航空会社を使うほうが安全だということになりますね。
チェジュ航空は飛行機が古い
チェジュ航空は8社の国籍航空会社のうち、航空機の平均機齢(使用年数)が最も高いそうです。
航空技術情報システムによると、同じ格安航空会社(LCC)の平均機齢を比べると
- チェジュ航空 14.4年
- エアプサン 9.7年
- ジンエアー 12.7年
- ティーウェイ航空 13.0年
そして大手の航空会社より、2~3年長いですね。
- 大韓航空11.4年
- アシアナ航空12.3年
事故のあった翌日、チェジュ航空は機体のトラブルで出発空港に戻っています!
昨日の今日で韓国金浦(ソウル)→済州のチェジュ航空、機体異常で離陸20分後に出発空港に緊急帰還、結局着陸ギアの不具合だったと。機内でビデオ撮ってた乗客の「どうかゆっくり、ゆっくり…とりあえず安全圏だ。よかった、よかった…」がリアルすぎる。どんなに怖かっただろ pic.twitter.com/UncMkKjkX1
— 日本語教師なな | 일본어교사 나나 (@N181003) December 30, 2024
チェジュ航空は最下位
2020年から2024年9月まで、チェジュ航空が行政処分を受けた回数が9回で最も多かったそうです。
他の航空会社は以下の通りです。
- 大韓航空 8回
- ティーウェイ航空 7回
- アシアナ航空 4回
- エアインチョン 2回
- ジンエアー 2回
- イースター航空 1回
- エアソウル 1回
- エアプサン 1回
- エアロK 1回
チェジュ航空は2023年、運航および整備規定違反で11日の運航停止処分を受けています。
2022年にも運航規定違反や危険物輸送でそれぞれ7日、20日の運航停止処分が下されていました。
2019年~2024年8月まで納付した課徴金金額は、チェジュ航空が最も多いとのこと。
バードストライクで飛行機が墜落?
2024年12月25日、アゼルバイジャン航空の旅客機がカザフスタンで墜落し、38人が亡くなった事故がありました。
墜落の原因は、バードストライクではないかと言われています。
こちらがバードストライクの映像(2分40秒ぐらいから)になります。
今回のチェジュ航空の墜落事故もバードストライクとのこと。
韓国の通信社「ニュース1」は、機内にいた乗客と空港で待っていた家族との事故直前のやり取りを報じた。乗客はSNSで「鳥が(旅客機の)羽にひっかかり着陸できない状態だ」と連絡してきたという。エンジンが鳥を吸い込むなどの「バードストライク」が発生した可能性がある。引用 : https://mainichi.jp/articles/20241229/k00/00m/030/127000c
事故の経緯
- 午前8時半頃に空港に接近した際、何らかの原因で車輪が正常に作動しませんでした
- 1回目の着陸を試みた際に着陸をやり直す「ゴーアラウンド」を実施
- 2回目の着陸で胴体着陸を試みましたが失敗し、滑走路を外れて外壁に衝突して炎上
なぜ鳥に当たったくらいで、車輪が出なくなったのでしょうか?
そして、胴体着陸でも成功してるパターンと失敗するパターんの違いって何なんでしょう。
成功例と失敗例の主な違いを調べてみました。
成功例の特徴
- 両方のメインギア(主脚)が使用可能な状態を維持
- 機首を水平やや上方に保った状態で慎重に着陸
- 滑走路に難燃剤を事前に散布するなどの準備
- 緩やかな減速による制御された着陸
失敗例の特徴
- 両方の主脚が使用できない完全な胴体着陸
- 滑走路からの逸脱
- 着陸時の制御不能による衝突
- 機体の損傷による火災発生
ここで、成功事例を紹介します。
2011年のLOTポーランド航空の事例は、完璧な胴体着陸の代表例です。
主脚も前脚も出ない状況でしたが、事前の準備と適切な着陸手順により、客室内への衝撃もほとんどなく、滑走路からの逸脱も起こらずに成功しました。
そして、失敗事例です。
2007年のUTエアーの事例では、胴体着陸の試みが失敗し、乗客乗員57人中7人が死亡する結果となりました
また、2020年のパキスタン国際航空の事例では、警告を無視して胴体着陸を試み、その後の復航中にエンジンが停止して墜落しています
チェジュ航空は胴体着陸に失敗したのか
引用 : @keitadj3のxより
着陸に失敗した理由を考えてみました。
- 滑走路端まで速度を落とすことができなかった
- 滑走路を大きく逸脱し、外壁に衝突
- 衝突後に火災が発生し、機体がほぼ全焼
事故の原因として指摘されている点は
- バードストライクによる油圧系統のケーブル損傷
- 着陸装置(ランディングギア)の不具合
- 目撃者によると、着陸直前に鳥の群れと正面衝突し、右側エンジンから出火
被害の状況については、とても深刻なものとなっています。
今回の事故では、乗客乗員181人のうち、救助されたのは2人です。
機体のほとんどは、火災で焼失。
原因を徹底的に調査し、再発防止策を講じる必要があるでしょう。
これ以上、こんな悲しい事故が繰り返されないことを願います。