りんごで食中毒?
耳を疑いたくなるようなニュースがあった。
2023年11月5日、茨城県大子町の豊田りんご園で、試食用のリンゴを食べた観光客47人のうち、腹痛や下痢などの症状を訴えた12人が食中毒になったそうです。
そのうちの2人、70代の女性と6歳の男の子が、現在も集中治療室に入院中とのこと。
男の子は人工透析を受け、人工呼吸器をつけている重症のようです。
何だか食中毒のニュースが多すぎて…信じて食べるしかないけど、安易に口にすることが本当に怖くなる。
「1日一個のりんごで医者いらず」と言われるぐらいなのに、一口のりんごでこんなことになるなんて…
りんご園で出されたりんごでO157なんて、 想像も出来なかった。
もうほんとに試食も出来なくなる。
豊田りんご園の食中毒の原因は何?
画像引用 : 豊田りんご園のインスタグラムより
発症者3人のほか、味見した従業員1人(無症状)からもO157が検出されたとのこと。
ということは、二次感染なのかもしれない。
無症状の従業員がどこで、感染したのかが気になる。
よほど丁寧に手を洗い、調理器具も熱湯消毒して使わない限り、いつでもこういう危険はあると思います。
人人感染が一番の原因だから、トイレ問題なんだろうか。
よく飲食店のトイレには、張り紙がしてありますよね。
意味があるんですね。
現在治療中の2人、美味しいりんごを食べたかっただけなのにに ICUだなんて、どうか早く回復しますように。
手袋はしてたのか
リンゴは園内で収穫、保管していたりんごを、複数の従業員が専用カッターで切り分けていたそうです。
その際、手袋はしていたんだろうか?
コロナ以降、食べ物を扱う仕事をする人は皆、ポリエチレンなどの手袋をして調理や盛り付けなどしています。
手袋をしたまま、素手と同じ感覚で色々な所に触れていれば、意味がないと思うんですけど…
カッターや洗浄用おけなどの器具、保管中のリンゴから菌は検出されなかったそうなので、衛生面では問題ないということではないでしょうか。
果物って給食提供の場合、塩素消毒してから提供しているそうです。
家庭だとそこまではしないけど、お客さんに提供するならそこまでした方が良いのかもしれない。
まとめ
リンゴでO157は初めて聞いた…ネット上ではこんな声がたくさん上がっています。
私もよくリンゴは食べるので、これからは手洗いなどをしっかりしようと思う。
私の手にバイ菌がついてたら、家族に感染してしまう可能性もあるんですよね。
ただ、無症状で感染してることに気づかずに調理することもあるって考えると、どうしたらいいんだろう…
調べてみると、免疫力の低下で発症しやすくなる病気に食中毒も入っているようです。
同じ食品を食べても、食中毒を起こす人と起こさない人がいて、その違いは免疫力(病気に対する抵抗力)の差なんだとか。
免疫力を低下させない生活を心がける
免疫を上げる努力も、予防の一つとして大事なのかもしれない。
とはいえ、免疫の弱い子供やお年寄りはなかなか予防は難しいと思う。
厚労省の統計では50年以上、毎年2万5000人~4万人の食中毒患者が発生しているそうです。
試食って、あまり警戒せずに手を伸ばしてしまう人が多い。
たしかに買う側の人間にしてみたら、味の確認はしたいと思うんですけど、これからは自分で気をつけるしかないのかもしれない。
最後まで読んでくれてありがとうございました。