2023年7月2日に起こった札幌・すすきのホテルで首が切断された男性の遺体が見つかった殺人事件。
事件発生から3週間後に、犯人が逮捕された。
日本中を揺るがす大事件だっただけに、その犯人が親子3人だったことに驚きを隠せない…
首がなかっただけでも衝撃的な事件だったのに、家族全員で協力して被害者の男性(62)を殺害した犯人の狂人ぶりがニュースで報道される度に恐怖を感じる。
ただ、集英社オンラインが報じた記事が本当とするならば、猟奇的な事件は一転してやりきれない事件となるように思う。
性暴力を受けて傷ついた娘を、家族が一丸となって殺害したというのだから…
そして、犯人に共感するという人間がチラホラいることに驚いた。
ススキノ首切断殺人事件の犯人に共感の声?
札幌市のススキノのホテルで、頭部が切断された男性の遺体が見つかるという残虐な事件がありました。
犯人はなかなか捕まらなかったけど、警察の必死の捜査で事件から3週間後に逮捕。
・父親 (59) 精神科医
・母親 (60) パート従業員
・娘 (29) 職業不詳
犯人の娘は男性が嫌いだったそうです。
女装愛好家だった被害者が女性の格好をしていたため、気を許していたけど豹変して襲われたらショックだ。
もし自分の娘に同じことがあったら…殺人は絶対にいけないことだと思うけど、殺したい、一生苦しめてやりたいと考えてしまうかもしれない 。
殺しても娘さんの傷は消えないし、余計に深くなるかもしれないけど
大切な人を守りたい
と思ったら自分を犠牲にしてでも、どうにかしたいと思うのかもしれない…
被害者は相当な悪い人で、憎い悪質な人間だったのかもしれないけど、憎んでる人間の頭を持ち帰って 1ヶ月近く自宅に置いておく意味は何だったんだろう。
強姦被害を受けた時の写真や動画が被害者のスマホに有り、スマホのロックを解除するために【顔】が必要だったとの憶測がある。
画像引用 集英社オンライン
写真や動画が有って脅迫されていたとすれば、一家が警察へ被害届を出せずにいた可能性も捨てきれない。
- 被害者が示談を無視して付きまといを続けていた
- 娘が首と共にスマホを持ち去った
- 首を処分せずに自宅に保管せざるを得なかった
医師でありながら、娘と共謀するくらいの恨み。
ストーカーや強姦で警察が動くのか分からない動きを待つより先に、娘を守るしかないとの父親の思い…複雑な気持ちになる。
一般的には、レイプの被害者女性が警察に被害届を出しに行けば、男性警察官同席の元で強姦の詳細を説明させられます。
暴れて抵抗した証拠が無ければ、加害者は無罪放免。
逮捕、告訴、民事でも争うとなれば、また何度も繰り返し人前で被害について証言させられることになる。
男性恐怖症で純潔であった女性に耐えられるとは思えない。
加害者が有罪になったとして、刑はせいぜい数年。
レイプ時に写真や動画を撮影されていれば、脅迫がある可能性も…加害者が逮捕された後も、写真の流出に一生怯えて暮らす生き地獄が続くのです。
親として、もしもこの状況になり、娘の自死を防ぐには加害者を殺害する他になければ、おそらく同じ事をするという人間がネット上では確認できた。
共犯家族の悲しい末路
最初の性被害が起こった時点で、警察へと訴えることができていたら、このような殺害事件は起こらなかったし、止めることができたと思うと残念でならない。
ただ、警察に行っても「証拠は!?」と、あれこれ聞かれるし、警察に動いてもらうための難易度が高いとも思う。
仮に警察に頼って逮捕されたところで、たいした刑にはならないんですよね。
だから、自らの手で復讐したかったのだろうか。
子を持つ親なら気持ちが分かるのかもしれない。
それで自分が逮捕されても親なら構わない、と家族全員で犯行を計画し、実行した3人。
けっして許される行為ではないけど、この方法しかなかったと考えるといたたまれない。
被害者のご冥福を祈りたい。
最後まで読んでくれてありがとうございました。