2023年7月10日、大阪市淀川区の神崎川で男性の遺体が見つかった事件で、息子(36)が殺人の疑いで逮捕された。
「心中」と言いながらも自分は死ねなかったそうで、市川猿之助さんの事件を思い出してしまった。
心理状態は、市川猿之助さんと同じだったんだろうか…
父親が視覚障害者で、その介護疲れや将来を悲観しての行動だったのかもしれない。
でも残された母親、弟さんと妹さんもお兄ちゃんが酷いことをしたせいで、家族全員嫌な思いのままこれからの人生を送らないといけないと考えると、かわいそうだ。
息子が父親を川へ投げ落とす事件【大阪】
画像引用元 毎日新聞
殺害した疑いで逮捕された息子は、7月10日の午前1時ごろ、淀川区の神崎川にかかる三国橋で父親(65)を川に投げ落としたそうです。
父親に「一緒に心中してほしい」と話したけど、断られたので殺すことにしたとのこと。
警察の調べに対し容疑を認め、「父親をレンタカーの後部座席に乗せて橋に連れて行き、両足首を持ち上げて川に投げ落とした」と供述しているようです。
母親が10日午前7時45分ごろ、

息子が橋の上から父親を投げた
と110番通報。
父親の夕食に睡眠薬を混ぜてレンタカーで連れ出したといい、「自分も別の場所で川に飛び込んだが死にきれなかった」などと話しているそうです。
警察によると目撃者がいたようで、父親が欄干に座っていたところを見た人が、川に転落したことに気付き、息子に話しかけたところ、

心中です
と言ってその場から立ち去ったとのこと。
亡くなった父親は視覚障害があったそうです。
我が子だから…と庇い立てすること無く、しっかりと判断し警察に通報した母親の常識的な判断は尊敬する。
心中は市川猿之助の影響?
この事件、どうしても市川猿之助さんの事件と似ているような気がしてならない。
ネット上にも、そんな声があがっていた。
自分が人生を悲観して終わらせようと心中を決意して、お父さんに拒まれたんですよね…
死にたかったのは自分。
どうして自分の父親を橋から投げ落とすことにつながっていくのかが、理解できない。
数ある選択肢の中で、どうしてそれを選んでしまったんだろう。
お父さんは生きるつもりだったのに…
お父さんの命を奪う権利はない
本当に追い詰められた人の心境は、簡単に察することはできないけど、実の息子から川に投げられた父親の無念さを考えるだけで胸が痛む。
視覚障害がありながら苦労して息子さんを育ててきた父親、最後がこの結末なんて切な過ぎて泣けた。
最後まで読んでくれてありがとうございました。