2022年12月3日から「塾に行く」と言って行方不明になっていた中学3年生の男の子が無事に保護されました。
伊豆の国市韮山反射炉付近で無事保護されたということで、現在警察で事情を聞かれています。
ずっと気になっていたので見つかってよかったと思う反面、1か月もの間どうやって生活していたんだろう…
今日はこの事件について思うがまま書いてみたい。
静岡県伊豆の国市中3男子行方不明事件
2022年12月3日土曜日、塾に行くため朝8時頃、両親が伊豆箱根鉄道の田京駅(静岡県伊豆の国市)に車で送り、その後行方が分からなくなっていました。
画像引用元 https://look.satv.co.jp/_ct/17596452
行方が分からなくなっていたのは伊豆の国市の中学3年生の男の子(15)
- 身長およそ165センチ
- 紺のウンイドブレーカー
- 青のジーンズ
- 灰色のスニーカー
- 黒いリュックサック
- 黒の帽子
- 白のマスク
男の子は電車を使って塾には行っていなかったのです。
2022年12月3日の午後8時ごろ、神奈川県小田原市内のコンビニエンスストアに立ち寄ったのを確認されて以降、静岡県三島市で自転車に乗っていたとの目撃情報があっても足取りがつかめていませんでした。
画像引用元 @fuyusakura0519のツイッターより
そして行方不明になってから33日、2023年1月5日午前9時45分、伊豆の国市韮山反射炉の近くを1人で歩いているところを通行人が見つけ通報。
その後駆け付けた警察官に保護されました。
男の子の行方が分からなくなった田京駅から徒歩で約50分くらいの場所、距離にして約4km。
男の子に外傷はなく帽子はなかったそうですが、服装は行方不明になった当時のままで水筒や筆記用具、所持金は現金数百円だったそうです。
ネット上には「見つかってよかった」と安堵の声が溢れています。
中3男子は1か月もどうやって生活していた?
無事ならそれでいい。
男の子はお腹が空いても寒くてもお風呂に入れず布団で寝られなくても、それに変えてでも家へ帰りたくなかった理由があった訳なんですよね。
中学生なんて色々悩む時期だし自分を見つめるためならこういうことがあっても仕方ないと思う。
こんな真冬にそれだけの距離を移動してたのはそれだけの思いを内に秘めてたから帰らなかったし帰りたくなかったのでしょう。
親との関係なら近い分積み重なった不満など並々ならぬ思いがあると推察します。
それにしても家出だとしたらすごい行動力。
こんなに寒いのに、どこに滞在してたんだろう?
ご両親も警察も聞きたいことなんか山のようにあると思うけど、いきなり家で過ごすよりは、病院かなんかでちょっと距離を置きながら、一か月くらい、ゆっくりとした生活をした方がいいと思う。
何もかも捨てたかったかもしれない…何もかもを捨てきれなくて帰ってきた。
別に良いと思う。
電車に飛び込んだり、崖から身を投げたり、海に飛び込んだりせずに、たった一つの命が戻ってきてくれたんだから。
人ごとかもしれないけど、私はずっと心配してたから、本当に良かったと思ってる。
世間を騒がせた責任は重いけど、その若さで 約1カ月に渡り放浪した根性と体力は素晴らしいですよね。
将来的に「その根性と体力」自身やご家族、社会の為に貢献してくれる事を祈り信じたい。
子供を責めないでほしい
1ヶ月も失踪していたとなれば最悪の事態も想定されたはず。
ひとまず無事確保されたのはよかったと思う。
行方不明になる前、お父さんと喧嘩したという情報もあります。
父親は「親が将来を心配し過ぎて口うるさくなり、息子の心を汲んでやれなかったことに後悔しかありません」と言っています。
自発的な失踪だったとすれば突発的だったとしても、原因はあるはずなんですよね。
週末に朝から塾って、逃げ出したくなることがあったのかもしれない。
これから事情は明らかになっていくと思うけど、多感な年頃ですし、あまり責めたりとかはしないであげてほしいと思います。
無理矢理話しを聴き出そうとしても、かえって口を噤んでしまうような気がする。
ご本人の無事は確認されたので、あまり急がず時間をかけながら、少しずつ状況が明らかになっていけば良いのかなと思います。
数百円の所持金を持っていたのに自宅へ電話しようともせず、交番にも助けを求めずに歩いていたという事は家には帰りたくなかったという紛れもない事実ではないでしょうか。
何があってそうしたのかわかりませんが、命を絶たずに無事だっただけでも良しとしてあげてほしい。
本人の負担とならないようにしっかりと原因を聞きとって…ってそれがまず負担になるんだと思うんですよ。
まずは無事で良かったねで良いと思います。
自宅に帰ってからも周囲の目が気になって引きこもる事のないよう精神的なケアをしてあげてほしい。
最後まで読んでくれてありがとうございました。