人の指の先端が、路上で見つかった事件。

 

発見された指の持ち主である、60代の男性配達員が指を切断後も病院へ行かず、そのまま配達を続けていたことに驚いた。

 

指を切断して、その指を拾わずに、配達を続けるっておかしいよ。

 

夫がもし仕事でそんなことしてたら…と考えたら悲しすぎる。

 

現在も病院へ行っていないという男性。

 

このような配達員がたくさんいるということを知ることではないだろうか?

 

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小学生が道路上で指の一部を発見【京都】

 

京都 舞鶴市

画像引用元 MBS NEWS

 

4月24日の午後4時14分ごろ、京都府舞鶴市朝来西町の路上で、帰宅途中の小学生が道路上で指の一部を発見しました。

 

小学生は帰宅後、母親に相談し、母親が「人の指が落ちている」と警察署へ電話。

 

発見されたのは爪が付いた状態の指の第一関節部分の約2cmで、切断面は刃物で切られた形跡はなく、腐敗はしていなかったそうです。

 

周辺に血痕は確認されていませんでした。

 

25日の午後、現場付近に血痕があり、防犯カメラを確認したところ、舞鶴市に住む60代の配達員の男性が浮上。

 

警察が男性に話を聞いたところ、男性は配達作業中で「配達中にスライドドアに挟んでケガをしたが、配達を続けた」と話していて、その後も医療機関には行っていないということです。  

 

警察は事件性はないと判断したとのこと。

 

 

昔の人って、我慢強い人が多すぎると思うんですよね。

 

そこまで責任を負う必要はないと思う。

負わせてしまう社会になってしまったのは悲しい…

 

胸が痛みます。

 

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病院より配達を優先した男性の背景にある闇

 

そんな状況で、病院より仕事を選ぶ背景を考えたら、悲しいしゾッとする。

 

でも、自分の指よりも大切な荷物なんてないと思う。

 

指が切れてなくなったことより、配達を終わらせることを優先した配達員の男性。

 

こんな大怪我をしたのに、そのまま仕事を続けなければならない状況が怖い。

普通、指が取れちゃったら救急車呼ぶレベルじゃないの?

 

 

すごく痛かったはず。

 

 

指が切断されても配達を続けないといけない理由を考えてみた。

もしかしたら、個人事業主の配達業者なのかもしれない… 個人事業だと代わりの人もいないから自分が配らなきゃいけないと思うし、労災も難しい。

 

でも、会社勤めだったら?

 

配送業界のブラック体質より本当に闇があるのは、彼にそうさせてしまった日本の労働社会なんじゃないかな。

 

 

  • 数をこなさないとお金にならない
  • 仕事を失う危機感
  • 配りきらないとペナルティ
  • 時間に遅れたら罰金

 

 

病院へ行くと配達が遅れてしまう、だからそのまま配達を続けなければならなかった男性の気持ちを考えると辛すぎる…

 

この事故の背景には、今の日本社会の問題点がいくつか見える気がする。

 

配達業界の人員不足や、『仕事を最後までやり遂げないとクビになる』プレッシャーと恐怖

 

特にこの男性の場合は60代ということもあって、仕事へのプレッシャーが大きかったと想像してしまう。

 

 指を切断したくらいだから、痛みも相当酷かったでしょうね。

 

私だったらパニックに陥って、配達どころではなくなると思う。

 

家族の為に頑張っているのかも知れないけど、自分の事ももっと大切にしてほしい。

 

 

会社に勤めていたなら労災で嫌がられ、個人事業主なら泣き寝入り…

なんか、凄く複雑な気持ちになる。

 

こんなことあっちゃいけないと思う。

 

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再配達をなくそう

 

再配達

 

今、ネットで商品を買って曜日指定、時間指定しているのも関わらず、平気で家を留守にする人がいる。

 

再配達指定をしたのにも関わらず、また留守にする人も想像以上に多いようです。

 

配達員さんは本当に大変だと思う。

 

再配達さえなくなれば、配達員の負担はかなり減るはず。

 

 

個人的には、再配達は別料金を取ったらいいと思います。

 

だって、手間もガソリン代もかかってるんだから…

ガソリン代、今めちゃくちゃ高いですよね。

 

そういうことを考えて別料金設定をすればいいと思う。

 

そうしたら皆、お金を払いたくないから嫌でも気をつけると思うんですよね。

 

 

日本の配送の早さ、時間の正確さは素晴らしいと思う。

 

でも、サービスは提供するのなら対価が必要。

タダで届けてもらう今の状況が、異常なんだよ…

 

 

いつまでもこのままだと、今回の男性のような事故がまた起こってしまう。

 

 

最後まで読んでくれてありがとうございました。