神奈川県茅ケ崎市の自宅で男性(55)が複数刺殺され亡くなった事件。

 

犯人(50)は千葉県警茂原警察署に自首し、逮捕されました。

 

自宅でピンポンとチャイムが鳴ったので玄関のドアを開けたところ、訪ねてきた男に突然、刃物のようなもので刺されたこの事件、ニュースで聞いた時、正直私は自宅でピンポンと鳴るチャイムの音が怖くなった。

 

逮捕された男は数日間逃走していたため、動機もよくわからなかったのでずっと気になってた。

 

しかし、ようやくその動機が判明した。

 

理由は、家賃を滞納し退去を命じられたことに不満を持ったことが犯行の動機のようだ。

 

こんな理由で命を奪われた男性、行き場のない怒りを覚える。

 

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神奈川県茅ケ崎ピンポン刺殺事件

 

神奈川県茅ケ崎ピンポン刺殺事件

画像引用元 集英社オンライン

 

2022年12月20日、午後1時10分訪ねてきた男に突然、刃物のようなもので刺されこの家に住む男性(55)が亡くなる事件があった。

 

原因は犯人(50)の逆恨みのようだ。

 

亡くなった男性は外資系I T会社員として働きながら、2015年自宅に不動産管理会社を設立し副業で不動産業も営んでいたらしい。

 

2016年に買収した大阪府城東区のマンションに犯人が居住していたが、家賃を滞納していたそうです。

 

2017年から月4万円の家賃滞納を繰り返した犯人。

 

2022年1月に提訴され大阪簡裁は10月に退去を命じる判決を言い渡したのです。

 

これに不満だった犯人が逆恨みで犯行に及んだようです。

 

 

家賃を5年も滞納した挙句に裁判で退去させられたことを逆恨みして、わざわざ大阪から神奈川まで大家を殺しに行くなんて殺された大家さんが本当に気の毒でならない。

 

このような逆ギレ殺人、防げなかったのかなと考えてしまう。

 

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罪を償うことはできない

 

失われた命は戻ってこない・・・

 

逆恨みしての行動ということなのだろうが、こんなことが許させるわけがなく、おかしいとしか言いようがない。

 

2017年から滞納を繰り返している事から、被害者も相当我慢を重ねて訴訟に踏み切る決意をしたのではないでしょうか。

 

犯人は家賃を滞納したくらい大したことないと考えていたかもしれないけど、常識の範囲内を超えている滞納だと思う。

 

貸主と借主のトラブルは難しい問題。

 

しかもコロナ禍ということもあり無職になり収入が途絶えると、このようにあたりかまわず被害意識を持つ人が今後も出てくる可能性はあるでしょう。

 

家賃が払えないのならば早めに家賃が安い所に引っ越したり、関係機関に相談することもできたはず。

 

 

 家主を逆恨みするなど言語道断

 

借金で自己破産すると暫くローンも組めないペナルティはあるのに、家賃滞納では賃借人保護が作用するんですよね。

 

こういう逆恨みで自分勝手な犯行は決して許されるものではない。

 

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大家が安心して賃貸できる社会に

 

サラリーマン大家さんだった被害者の男性。

 

管理は業者に任せていたと思うけど家賃4万円という安さのところには、そのレベルの所得水準の入居者が集まる。

 

安いから家賃をきちんと払う人ばかりでないと思う。

 

借家法では借り主保護の法律なので家賃滞納で即退去ということはできないんですよね。

 

借り主が居座ると裁判で明け渡し請求をしないといけない。

 

建物のオーナーは裁判になれば誰か明らかになりバレてしまうんですよ。

 

そもそも物件の登記簿をネットで見れば誰でも所有者の名前や住所を見ることができてしまう。

 

だから犯人は所有者を突き止めて、レンタカーで乗り付ける事が簡単にできたんだと思う。

 

こういうのは代理の不動産会社の名前を使えるとか、契約書には住所や名前などは書かずに不動産屋だけが知るようにするなどなんらかの対策をしたほうがいい。

 

大家が安心して老人や低収入者に賃貸できるよう、法の整備をしてほしい。

 

 

最後まで読んでくれてありがとうございました。