札幌のススキノのラブホテルで、頭部が切断された遺体が見つかったのが7月2日。
1週間たってもまだ、犯人が捕まっていない。
連日のニュースでは、この事件が取り上げられ皆が事件解決を願っている。
事件の流れはこうだ。
7月1日 殺害された男性(62)は、午後4時から10時までイベントに参加。午後10時50分ごろ、大型のスーツケースを引いた同行者とホテルに入った。
7月2日 約3時間後の午前2時ごろ、フロントに「先に出る」と連絡があり、同行者が1人で出ていった。この人物は小柄で、ホテルを出る際はつばの広い黒い帽子に、上下黒っぽい衣服を身につけ、大型のスーツケースを持っていた。
7月3日 午後3時、ホテルの従業員が男性の遺体を浴室で発見。頭部がなく致命傷は刺し傷で、死後に首を切断されたとみられる。客室内には、殺害された男性の衣服や携帯電話など所持品は一切残っていなかった。午後10時30分、男性の家族が行方不明届けを提出。
7月4日 被害者の身元が判明。
当初、犯人はすぐに捕まると考えていたんですけど、長期化していて怖い…
なぜ犯人は捕まらないんだろう。
犯人の性別は女装した男性なのか?
画像引用元 文春オンライン
身長160㎝前後で性別不明のこの人物。
この映像だけで性別を特定することは難しいと思うけど、骨格や歩き方が男性のように見える。
被害者の男性は女装が趣味だったようで、 犯人は男性との意見が多い。
地元紙によると入室したときは金髪、退室時は黒髪だったようです。
どちらがカツラだったんだろう。
※7/24追記
札幌市厚別区に住む20代の女性が事件に関与した疑いがあるとして、24日死体遺棄などの疑いで逮捕されました。
犯人の動機は?
ひとつ言えること、犯人は最初から被害者を殺す気で会ったということなんですよね。
一番知りたいのが、なぜこんな猟奇的な事件を起こしたのか。
犯人は首を持ち帰るつもりだったことは明白、それが怨恨なのか、戦利品なのか…謎なんですよね。
大きなスーツケースの中に道具を入れ、犯行を完璧に行った犯人。
誰でもよかったんだろうか?
それとも被害者の男性を狙った犯行だったんだろうか…
7月10日の報道では、被害者の体内からアルコールが検出されたとのこと。
いずれにしても手口はプロの仕業のようで、怨恨ではない気がする。
報道では浴室に血もなかったそうで、どんだけ手際いいんだって思った。
頭部切断って、かなり出血するんじゃないかな。
たった3時間で目的を達成し、防犯カメラがたくさんある場所から被害者の携帯の電源を切り、消えた犯人。
闇が深すぎる…
秘密の交友関係で迷宮入りの可能性
被害者には家族にも内緒にしていた、秘密の交友関係があるようなんですよね。
いつも綺麗な女性の格好をしていたという、被害者の男性。
文春オンラインの報道によりますと、被害者の男性は『ともちゃん』と呼ばれていたそうで、週末になるとススキノのダンスクラブや趣向の変わったバーなどを飲み歩いていたとのこと。
そうなると、交友関係は相当広いと思う。
そんな被害者男性の秘密の交友関係が、捜査を難航させているのかもしれない。
落ち合ってホテルへ入るのに、ホテル前で数分間、話していたことが気になった。
初対面だったんだろうか。
犯人がツバ広の帽子に金髪ウィッグ、着替え等まで準備していたのなら、逃走経路まで入念に下調べしていた可能性が捨てきれない。
衝動的な行動をしているようなところもあるが、変に冷静さもあり、とにかく不気味な事件だ。
顔の映像が映っている防犯カメラの映像を、公開してもいいような気がする。
あの黒服の姿、とても不気味…夏なのにコートとブーツ。
映像ですれ違った男性が目で追って見てましたし、目撃した人間には異様に映っていたはず。
場所柄、声を出す事に抵抗がある人もいるとは思いますが、匿名でもいいので、ぜひ情報提供お願いしたいです。
理由はどうあれ、こんな人間の尊厳を踏みにじるような行為に及んだ犯人を私は許せない。
どうかこの事件が迷宮入りすることなく、早急に解決することを願っています。
今は、まだ犯人を泳がせているだけだと思いたい。
警察240人体制、決して未解決事件にしないでほしい。
※7/24追記
警察は共犯者がいるとみて、詳しく調べるとのこと。
最後まで読んでくれてありがとうございました。