Xで小学生の空手大会の動画が話題となっています。
空⼿道場を⾏っている宮本岳司さんが投稿した動画です。
空⼿⼤会の試合で「待て」がかかっているにも関わらず、後ろから蹴りを⼊れた⼦がいます。
セコンドは誰なんでしょうか?
小学生空手大会が炎上
こちらが問題になっている動画です。
後頭部へ無防備な状態で蹴りを受けた子供
を放置して協議してる審判員
この様な大人達に、空手の競技大会の運営をする資格があるとは絶対に思えません
pic.twitter.com/mQdj3Jx8g0— Altair-01 (@ismNMFG1mDu9GaY) November 8, 2024
動画の内容をまとめると
子どもの空手の試合で、主審が止め!と言って、試合が一瞬中断
↓
試合が一時中断したので、片方の選手が背を向ける
↓
セコンドが「行け」と指示。背を向けた選手の後頭部に蹴りを入れる
↓
蹴りを入れた選手は反則負けになるが、その親は謝罪を拒否
↓
その後、相手に謝罪させてもいいが「今後管内の大会には出られなくなる」という様なことを言われる
↓
蹴られた選手は手足がマヒし手緊急搬送。頸椎捻挫で全治3週間
蹴られた子が3年間の出場停止処分になっています。
これに対して宮本岳司さんは、このようにコメントしています。
蹴った子が蹴られた子の親達に怒鳴られたから、蹴った子の親が怒って謝らなかったそうだけど、、、
その怒鳴った行為が悪いから、3年間出場禁止?おかしくないですか?
— 宮本 岳司 空手の先生 (@MIYAMOTO73046) November 8, 2024
なぜ蹴られた側が3年出場停止なんでしょう…
蹴られた子の後遺症が残らず、回復することを祈ります。
※11月11日追記
被害者の子の3年間出場停止処分はなくなったそうです。
後ろから蹴った子のセコンドは誰?
蹴った子のセコンドは、NPO法人勇征会の菊川裕郎さんです。
引用 : X
北九州出身で、現在大分県在住。
菊川裕郎さんは2002年、実戦空手道 勇征会に入門し、現在は支部長をしておられるようです。
引用 : NPO法人勇征会のホームページより
支部長を務めるような熱心な空手家。
菊川裕郎さんのインスタグラムを見ると、キックボクシングなどの投稿があります。
引用 : 菊川裕郎さんのインスタグラムより
格闘技が好きなようですね。
まとめ
SNSで拡散されなかったら、被害者側が出場停止で揉み消されて終わりだったと思います。
動画が出回って本当に良かった。
これが写真だけだと、道場側の主張が通っていたでしょう。
噂では被害者の保護者が、加害児童を怒鳴りつけたそうです。
その怒鳴りつけの不適切さを理由に、被害児童の出場停止が 決まったとのこと。
業界外の私たちには、信じ難いルールがあるのかもしれません。
でも、これは空手じゃないですよね。
悪質で怖い危険な行為、蹴られた子はずっとうずくまっていたし…
審判がドクターを呼びつけるでもなく、救急車騒動にもなっておらず、すごく心配になる動画でした。
真面目に、清く正しく美しく空手をしてる方々はにも大変失礼ではないでしょうか。
この蹴った子に「いけっ」と声かけした人が今後も空手関係に携わると思うと本当に怖いですね。
宮本岳司さんが指摘する、審判とセコンドの指示の問題点。
改善されるといいですね。