いよいよ7月7日に迫ってきた東京都知事選、なんとなく石丸伸二さんが良いんじゃないかと雰囲気で思ってはいても、公約を見て分かりますか?
難しい漢字が並んでいて、よく分からないと感じている人もいると思います。
今回は石丸伸二さんの公約をわかりやすく解説し、メリット・デメリットをまとめました。
目次
石丸伸二の公約をわかりやすく解説
引用元 : 石丸伸二さんの公式後援会インスタグラムより
石丸伸二さんの公約は軸として3つ。
1つは政治再建
2つ目が都市開発
3つ目が産業創出
です。
この3本柱で石丸伸二さんは、東京都を動かしていこうと考えています。
この3つの軸というのは4年前秋田選挙に出る際に立てた基本方針そのもの、さらにその中で3つのポイントを上げ、全部で 9つです。
選挙の中で訴えられるものをあえて絞ったそうです。
石丸伸二さんの凄いのは、日本中の人々が政治に関心をもつように仕掛けたことだと思います。
この功績は本当に大きい… ここまで東京都知事選を全国規模で注目させるなんてことは今までなかったはず。
その公約を、わかりやすく解説していきたいと思います。
政治再建
引用元 : 石丸伸二さんの公式後援会インスタグラムより
石丸伸二さんの東京都知事選に向けた公約の柱の一つが『政治再建』です。
政治や行政を、もっと分かりやすくすることを重視するとのこと。
SNSやYouTubeなどで仕事をスムーズにし、AI(人工知能)を使って皆の意見を集め、それを政策に反映させながら情報を皆にちゃんと伝えて、都民ともっと話し合うようにするそうです。
そして信頼される行政を目指し、政策をもっとわかりやすく正しくし、皆が政治に興味を持ち、参加しやすくなるようにしていく施策を提案しています。
都政の透明化と効率化を目指していて、具体的には以下の3つ。
- 都政の見える化・わかる化
- ICTを活用した民意の集約
- 政策の合理化・適正化
順番に見ていきましょう。
都政の見える化・わかる化
引用元 : @Dimenderのxより
SNSやYouTubeを使って、都民に分かりやすく情報を伝えると約束しています。
これにより、みんなが東京の政治に興味を持ち、もっと分かりやすくなるとのこと。
石丸伸二さんは街頭演説で
政治を再建し日本を再起動させる
と語っています。
ICTを活用した民意の集約
新しい技術を使って、東京の人たちの声を早く集めて、政治の考え方に反映させます。
インターネットや会場でみんなの意見を聞いて、必要な政策を実現するそうです。
政策の合理化・適正化
利益を追求する政治から離れて、お金の無駄をなくすことを目指して、東京の政策がみんなの本当の意見と合うように頑張るそうです。
石丸伸二さんの政治再建のアイデアは、東京の人たちにとってすごく魅力的だと思います。
都政がもっと近くに感じられて、私たちの声が大事にされるようになるのはうれしいですよね。
都市開発
引用元 : 石丸伸二さんの公式後援会インスタグラムより
東京都はとても人が多く住んでいるので、もし災害が起きたら大変なことになりますよね。
だから、東京都の形をもう一度考え直すことが必要とのこと。
人間がちゃんと生活を続けられるように、環境問題も解決する必要があります。
東京都の23区とその外側の地域の違いをなくすことで、災害のリスクを減らし、みんなが安全で快適に暮らせるようにしていくそうです。
この目標は、みんなが安心して住める質の高い都市生活を実現することを目指していて、具体的には以下の3つ。
- 災害リスクへの対応
- 二つのエコ(経済と環境)の両立
- 多摩格差是正
順番に見ていきましょう。
災害リスクへの対応
東京の人がたくさん住んでいて、そのために起きる問題を解決するために、いろんな対策をします。
人が他の場所に移ることや、地方で新しい仕事を作ることもその一部です。
二つのエコ(経済と環境)の両立
お金をたくさん作ることと、自然を大切にすることを両立させます。
経済と自然のバランスをとって、長く続けられる都市を目指します。
多摩格差是正
東京の23区と多摩地域のサービスの違いをなくし、すべてのところで同じように良くします。
多摩地域の魅力をたくさん広げて、人がたくさん住んでいる所を少なくします。
石丸伸二さんの町を作る政治の考え方は、東京の全体をバランスよくするために、みんなにとってとても重要です。
産業創出
引用元 : 石丸伸二さんの公式後援会インスタグラムより
『新しい仕事を作る』ということの一つとして、教育をもっと良くし、将来の成長のために教育に力を入れるそうです。
教育の質を上げて、学生たちが明るい未来を作れるように応援。
外国からの需要を取り入れたり、日本の他の46の道府県と協力することも大切にしていくとのこと。
東京から新しいコンテンツを作り出すのは難しいので、国内外からコンテンツを作り出し、育てる環境を作ることで、46の道府県がチームの一丸となり、人やお金が集まるようにしていくそうです。
東京はリーダーとして国民一人一人が協力、日本を強くする気持ちを持ち、経済的に強い国を目指していて、具体的には以下の3つの政策を進めていくそうです。
- 教育の深化・進化
- 外需の取り込み
- 46道府県との協調・協働
順番に見ていきましょう。
教育の深化・進化
子どもたちが成長できるように、良い教育環境を整えると言う石丸伸二さん。
たとえば給食費を無料にしたり、学校の設備を良くしたりする具体的な方法も含まれています。
教育への投資は、保護者に補助金を配ることではなく、教師に投資していくこと。
教師が時間と心にゆとりをもつことで子どもや親に還元できるんだと思います。
文部科学省は、教師の給与アップや当たり前に守られるべき残業時間、45時間以内などを提案しているんですけど的外れではないでしょうか。
石丸伸二さんは、教師の質を上げようとしています。
これには、xで共感する人がいます。
引用元 : xより
外需の取り込み
具体的な施策としてオーバーツーリズムを解消し、外需の取りこぼしをなくすというもので、例えば外国人の宿泊税をもっと上げて(二重価格)財源確保すればいい。
外国人が日本に来て食事をして皆が、安すぎると言います。
為替の分はせめて上げてもいいのではないか?
というのが石丸伸二さんの考えです。
現在、
今まで1万円だったものが、6,600円になっているということなんですよね。
ですから、ここに10%や20%のせても7、8千円。
インバウンドで貰ったお金を自分たちが使うのではなく、インバウンド向けに投資する。
そうすれば循環して次に日本に来たときは、もっと良い日本を楽しめるということ。
インバウンドがスマートに取り込めるということです。
46道府県との協調・協働
東京と地方がもっと協力するようにして、いろんな地域がバランスよく発展していくようにするそうです。
地方の活性化を通じて東京の役割をもっと強くし、ずっと続く成長を目指すとのこと。
石丸伸二さんの新しい仕事を作る方法は、東京の経済を元気にするためにとても大事だと思います。
特に教育にお金を使うことは、未来の東京を支える大切な土台になるでしょう。
石丸伸二さんが当選したら
47都道府県知事と全国市区町村首長連合 (反対派除く) VS 現自民と公明の政党
これは見たいです。
石丸伸二の公約メリット・デメリットまとめ
引用元 : @knmpn027のxより
日本の首都東京のリーダーとして、石丸伸二さんに期待する人が多い反面、強く反対する人がいることは事実です。
無所属で東京都知事選に立候補しているため、独自の選挙戦略を展開してる石丸伸二さん。
メリット・デメリットを見ていきたいと思います。
メリット
引用元 : @Dimenderのxより
石丸伸二さんの政策が支持される理由としてSNSやYouTubeを活用した情報発信など、現代の技術を積極的に取り入れたアプローチが若年層を中心に支持されています。
・今までと同じではいけない
・若い人に頑張ってもらいたい
と石丸伸二さんに期待する声は高いです。
他の立候補さんごめんなさい。石丸伸二を知ってから、真剣に15年後の日本を考えるようになりました。
もう、耳障りが良いだけの政策は魅力に感じません。#石丸伸二#東京を動かそう— おれんじ🍊 (@bunbabooon0v0) June 26, 2024
選挙権を持って20年以上…
何も変わらないと思っていた…もしくは変わっても民主党政権みたいになる…もう、このままこの国の未来は終わって行くんだ…氷河期世代だもん…見捨てられた世代だよ…でも、もしかしたら…て思えた…もしかしたら…て…なんだろ…なに?これ?#石丸伸二#東京を動かす
— 秋山 大二郎 (@daijirouakiyama) June 27, 2024
石丸さんが東京都知事になったら・・・
東京住みたいな・・・— 🟣推し丸市長🟣 (@oshi_maru_shi) June 27, 2024
財政の透明感、政治の見える化と唱える政治家は多いですよね。
しかし、透明にしても見られなければ意味がないと思うんです。
石丸伸二さんは、見たいと思わせてくれるんです。
石丸伸二さんの政治家として一番優れているところは、 批判を恐れずどんな相手に対しても臆せず論理的に正論を述べるところ。
保身なんて考えないし、正義感と使命感で常に周りを巻き込んで突き進んでる姿が素晴らしいですよね。
だから、この人に賭ける!という人が増え続けるのではないでしょうか。
街頭演説を聞いた人たちは、石丸伸二さんの言葉に感動しています。
【石丸伸二・巣鴨街宣】2024.6.23
石丸伸二からのお願い
”清き1票をなんてそんなダサいことは言わない“心震える言葉
ぜひ最後までお聴きください!#石丸伸二#東京を動かそう#東京都知事選挙 pic.twitter.com/rO2Iwtavme— ゆべし (@shoocoool) June 23, 2024
!?
子どもたちに選挙権がほしいと言わせるとか確かに今まで聞いたこと無いです。
まさかそんな口に出せる時代が来るなんて私も驚きです。
今まで何してきたのかもう一度考えさせられました👏— こじこじ🐰@ヤスさん会最高 (@COZY_COZY_MIST) June 27, 2024
デメリット
石丸伸二さんを支持できないという人の声がこちらです。
やはり石丸さんは、支持できません。
● メガソーラー推進
● LGBT賛同
● マイナカード賛成
● ワクチン推進
● 移民政策推進
● 増税容認#石丸伸二 #東京都知事選 pic.twitter.com/9PpuNdEdgQ— 深平 (@hukahira334) June 15, 2024
YouTubeの『がおがお速報』では石丸伸二さんのヤバさを解説されています。
動画を観るのが面倒な人のために簡単に内容を説明すると、
・ドトールとの関係
石丸伸二さんは、ドトールの創業者との関係を演説で公言しており、ドトールからの個人献金を受けている。
これにより、石丸伸二さんがドトールに強い影響を受けている可能性が指摘されています。
・創価学会との繋がり
石丸伸二さんは創価学会(公明党と繋がりのある宗教団体)の支援を受ける可能性があり、その票が小池百合子氏から石丸伸二さんに移る懸念があるとのこと。
これにより、選挙の結果に大きな影響を与える可能性があるかもしれません。
・首都機能移転の推進
石丸伸二さんは首都機能を東京から移転する政策を推進しており、これが東京都の一極集中を解消すると主張していますが、実際には東京を弱体化させる恐れがあります。
・NBCと井川幸浩との関係
石丸伸二さんは一般社団法人東京ニュービジネス協議会(NBC)の活動にも関与しており、NBCはアジア各国で漫画事業に参入しています。
NBCの会長である井川幸浩さんは、クリークアンドリバー社のCEOであり、石丸伸二さんのプロデューサーとも言われています。
・漫画事業への疑念
石丸伸二さんが漫画に詳しくないにも関わらず、頻繁に漫画のタイトルを引用する点や、クリークアンドリバー社が知的財産権の収益化を追求している点について批判されています。
これにより、作家の権利が適切に保護されるのか疑問視されています。
石丸伸二さんには、大物支援者たちがいるんですよね。
マジでヤバイよ 石丸
バックについたKDDI 創業者・千本倖生氏
株式会社レノバ取締役会長レノバ 事業内容
「再生可能エネルギー発電の開発・事業運営会社」😨
そして
東京ニュービジネス協議会
経営大賞選出…これでまた中国と繋がった#石丸伸二#都知事選#太陽光発電 pic.twitter.com/w6zEaqQfWJ
— いんこ (@domoto2023) June 25, 2024
憶測を呼んでいた石丸伸二候補の資金源ですが、今週の「週刊新潮」でドトールの鳥羽博道名誉会長が、自身の関係で5150万円拠出したとあっさり証言しています。▽本人が寄附150万円、貸付1000万円▽仲間(ニービジネス協議会メンバー)が貸付4000万円ーとのこと。やっぱり報道は直撃してナンボですね。 pic.twitter.com/sS1dBs9MmS
— 宮崎タケシ群馬県議・元衆議院議員@維新 (@MIYAZAKI_Takesh) June 27, 2024
石丸候補の選対本部長は、萩生田光一(裏金2728万円、統一教会ズブズブ)議員の人脈だった。「赤旗」(7月5日付け)。 pic.twitter.com/zJczKviaFU
— 有田芳生 (@aritayoshifu) July 5, 2024
石丸伸二が都知事選で当選する確率は?
引用元 : @a942d80b63d54b8のxより
現時点で、石丸伸二さんが当選する可能性は高くなってきていると感じています。
小池さん、蓮舫さんに続く3番手と言われていた石丸伸二さん。
最新の調査では、蓮舫さんを抜き2番手になっています。
石丸伸二さんの支持率が
になる地域も出てきているんですよね。
ある選挙アナリストは「石丸氏は蓮舫氏だけでなく小池氏の票も奪うだろう。自民党が石丸氏の応援でまとまっている地域もある。自民党は組織のグリップが効かなくなっている」と指摘する。出典 : zakzak
東京の有権者数は1100万人ぐらい。
投票率が50%強と仮定すると、総投票数は約600万票です。
このうち7割の約420万票を、小池氏と蓮舫氏が奪い合う展開ではないかと言われています。
残り3割の約180万票を、石丸伸二さんがどれだけ獲得できるかが勝負だと思います。
知名度で圧倒的に劣るものの、徐々に政策や言動に共感する人は増えていくのではないでしょうか。
そして、石丸伸二さんには選挙プランナーの藤川氏が付きました。
引用元 : FPCF
議員や首長の政策立案、主として田中派、小沢派、第3極での選挙サポートを100回以上経験。政官、マスコミに幅広い人脈を持ち、高い勝率で選挙の神様とも呼ばれて名高く趣味は文学と政治に選挙。
尊敬する人物は頭山満で人材育成、政界再編成の一助にと一般社団法人藤川選挙戦略研究所を創立。
143戦してわずか11敗
そのため永田町では「選挙の神様」と言われているんですよ。
石丸伸二さんの選挙ボランティアは、5000人以上も集まっていると言われています。
今後、支持率はどんどん上がっていくのかもしれませんね。
最近70歳を超えた両親を見て思うのが、やはり70歳を超えた途端に一気に老けるし、思考も守りに入るし物覚えも衰えたと感じています。
これは悪い事ではないし、その中で生きる喜びを見つけて長生きして欲しいけど、政治家のような幅広い視野をもち、新たな事を考え行動するのは70歳が限度な気もします。
東京都知事選、石丸伸二さんの公約をこの記事で理解して、参考にしていただければ嬉しいです。