旧ジャニーズ事務所の新会社『smile-up.』の社長に、福田淳さんが就任されることが分かりました。
タレント・のん(旧芸名:能年玲奈)さんがマネジメント契約を結ぶ、コンサルティング会社スピーディの社長を務めている福田淳さん。
どんな人なのか気になったので、調べてみました。
福田淳の経歴が凄い!
画像引用 : @fukudadesugaのxより
福田淳さんはこれまで実業家としてだけでなく、各省庁の分科会へ有識者として参加するほか、大学教授を務めるなど多岐にわたり活躍してこられた人物です。
その経歴はとても優秀で、たくさんの企業を経営していて、任されてきた企業は全て黒字化。
1988年 東北新社に入社し、スターチャンネルに出向
1998年 株式会社ソニー・ピクチャーズテレビジョン・ジャパン(SPTJV)に入社
2001年 SPTJVと事業統合した株式会社ソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPEJ) に入社
2007年 社内起業したソニー・デジタルエンタテインメントの社長に就任(2007~2017年)
2017年 株式会社スピーディを設立し、社長就任(2017年~) ハリウッド10年、日本のテック系10年の希少キャリア
2018年 横浜美術大学の客員教授を務める
金沢工業大学 コンテンツ&テクノロジー融合研究所(東京・虎ノ門)の研究員(客員教授)を務める
ソニー・ピクチャーズエンターテイメントでは、衛星放送の「アニマックス」や「ANX」の立ち上げに携わっていたそうです。
アニマックスといえば、「ドラゴンボール」や「ワンピース」など、さまざまなアニメが放送されるアニメ専門チャンネルで、日本だけでなく、海外でも放送されていますよね。
国内でもトップクラスのアニマックス事業立ち上げに携わった、すごい人。
2001年には日経ウェブ「21世紀をよむITキーパーソン51人の1人」に選出された福田淳さん。
2012年~2014年には、ワーナー・ブラザース「BEST MARKETER OF THE YEAR」を3年連続受賞。
その後、ソニー株式会社100%出資の子会社ソニー・デジタルエンタテインメント・サービスとして独立をし、2017年に退任。
2017年9月に株式会社スピーディを設立し、のんさんなど、芸能人の出演契約・管理の仕事を行っています。
現在もこれら多くの活動に携わっている福田淳さん。
・出版事業
・タレント・エージェント
・ロサンゼルスアートギャラリー運営
・カリフォルニア全域と沖縄でリゾート施設展開
・無農薬工場開発
・スタートアップ投資
自身の著書も多数出版されています。
これからジャニーズ新会社がどうなっていくのか、気になります。
福田淳の学歴
福田淳さんの最終学歴は、日本大学芸術学部です。
日本大学芸術学部では、写真学科、映画学科、美術学科など、8つの学科があり、芸術の幅広い学問を学ぶことができます。
福田さんは、芸術系の学部を専攻し卒業しています。
その後、映像会社に就職されているので、大学時代からアートや映像など、エンタメ分野に興味があったようですね。
のんを救った手腕に期待の声
画像引用 : @yukanfuji_hodoのxより
2013年NHKの朝ドラ『あまちゃん』で大ブレークした、のんさん。
ところが前事務所とトラブルがあり、それ以降仕事がほとんどなくなり、私達はのんさんの姿を見ることができなくなりました。
そんなのんさんを、福田淳さんが救っているんです。
- 本名で活動ができない
- ギャラが少ない
- 番組の出演規制
- 移籍をさせてもらえない
これらの理由で、レプロエンタテインメントという所属事務所から干されている状態だったのんさん。
相談なく事務所(NON)を設立したことで、事務所との関係がさらに悪化してしまいます。
のんさんが独立してから現在の事務所と契約するまで仕事がなかったのは、芸能界の圧力があったと言われています。
この圧力は、ハリウッドを見てきた弁護士も驚愕するほどのひどさだったとのこと。
2017年に福田淳さんが代表を務める株式会社スピーディとエージェント契約を結び、現在のんさんの仕事は、2年先まで仕事が埋まってると言われています。
それくらい福田淳さんの腕が良い、という事だと思います。
アーティストがひとつの事務所に最後まで所属する、という日本のエンタメ常識に疑問を呈し、早いうちから【ハリウッド方式のエージェント契約】を提唱し実践してきた福田淳さん。
新会社とのマネジメント契約を結ぼうとしている旧ジャニーズ事務所にとって、必要な知識と見分を持ち合わせた人物、福田淳さんに期待の声が上がっています。
クリーンな体制での組織運営と、根本改革に期待したいですね。
最後まで読んでくれてありがとうございました。