2024年9月1日、秋田県大館市長選挙で無所属新人の石田健佑(いしだ けんすけ)氏が初当選を果たし、全国最年少市長として大きな話題を呼んでいます。

 

わずか27歳という若さで市長に就任した石田健佑氏の異色の経歴に、多くの人が驚きを隠せません。

 

政治経験のない若者が市政のトップに立つという前例のない出来事に、地元大館市だけでなく全国から注目が集まっています。

 

今回は注目の若手政治家、石田健佑氏のプロフィールと驚くべき経歴を詳しくご紹介します。

 

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石田健佑のWikiプロフィール

 

石田健佑 wikiプロフィール 経歴 

出典 : 石田健佑さんのXより

 

こちらが石田健佑氏のプロフィールです。

 

 

名前:石田健佑(いしだ けんすけ)

生年月日:1997年6月23日

年齢:27歳(2024年9月現在)

出身地:秋田県大館市

職業:秋田県大館市長

 

石田健佑氏は秋田県大館市出身ですが、幼稚園の年長の時に父親の転勤で青森県青森市に引っ越しています。

 

高校卒業後、慶應義塾大学環境情報学部に合格するものの、入学金が払えず入学できませんでした。

 

ちなみに偏差値は73です。

 

かなり学力は高いことがわかりますよね。

 

その後、大館市に戻り、政界へと進出しました。

 

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石田健佑の異色すぎる経歴とは?

 

石田健佑氏の経歴は、多様な経験を積んでいることが特徴です。

 

  1. 東京地下鉄株式会社に就職
    高校卒業後、まず大手企業である東京メトロに就職しました。ここで社会人としての基礎を学びました。
  2. DMM.com経営企画室に転職
    その後、IT業界に興味を持ち、大手IT企業であるDMM.comの経営企画室に転職。ここでビジネスの戦略立案や新規事業の企画などを経験しました。
  3. 20歳で渋谷にてIT企業を起業するも半年で失敗
    DMM.comでの経験を活かし、20歳という若さで自らIT企業を立ち上げました。しかし、経験不足や資金難などから半年で事業を断念。この失敗が後の成功につながる貴重な経験となりました。
  4. 慶應義塾大学環境情報学部に合格するも入学金が払えず断念
    起業の失敗後、学びの必要性を感じ慶應義塾大学環境情報学部を受験し合格。しかし、経済的理由から入学を断念せざるを得ませんでした。この経験が、教育の機会均等の重要性を認識するきっかけとなりました。
  5. 21歳でカブトムシ関連企業「株式会社TOMUSHI」を設立
    失敗を乗り越え、21歳で独創的なビジネスアイデアを持って再起。カブトムシを使った有機廃棄物処理事業を展開する「株式会社TOMUSHI」を設立しました。

 

特にすごいのが、石田健佑氏がカブトムシを使って有機廃棄物を処理するビジネスを展開して、なんと4年目には全国50ヵ所以上に広げたことなんです。

 

石田健佑 wikiプロフィール 経歴 

出典 : NHK

 

このユニークなビジネスモデルは、環境問題への新しい挑戦としても大きな評価を受けています。

 

カブトムシの「ごみ処理能力」に注目して、食品廃棄物を分解してコンポスト化する仕組みを作り上げ、環境保護とビジネスを両立させたなんて、まさに画期的ですよね。

 

自治体や企業とどんどん手を組んで、石田健佑氏は環境を守る若手起業家として一気に注目を集めています。

 

 

石田健佑がカブトムシで起業した理由

 

石田健佑氏がカブトムシを使った有機廃棄物処理事業を始めた理由は、以下のとおりです。

 

  • 幼少期からのカブトムシ好き
  • 失敗からの再起
  • 環境問題への取り組み
  • 地域課題の解決
  • サステナブルな社会への貢献
  • 新たなビジネスモデルの創出

 

このように、石田健佑氏の個人的な興味と環境問題への意識、地域課題の解決への意欲が組み合わさり、カブトムシを使った有機廃棄物処理事業を始めるきっかけとなりました。

 

石田健佑氏は子供の頃からカブトムシが大好きで、あの『ムシキング』にもどハマりしてたそうです。

 

石田健佑 wiki プロフィール 経歴

出典 : コミックナタリー

 

東京でIT企業を立ち上げたものの、うまくいかずに地元の秋田県大館市に戻ることに。

 

でも、そこで「やっぱり本当に好きなことを仕事にしよう!」って決意したんだとか。

 

2019年に双子で株式会社TOMUSHIを設立

 

石田健佑 wikiプロフィール 経歴

出典 : https://note.com/gob_ip/n/n291169ac1f9f

 

写真左が石田陽佑(ようすけ)さん、右が石田健佑さんです。

 

とりさん
とりさん
どっちがお兄さん?

 

石田健佑さんがお兄さんで、石田陽佑さんが弟だよ
konami
konami

 

初期費用は祖父母から支援してもらい、ガレージからスタートしたそうです。

 

その後、カブトムシを使ったちょっとユニークなアイデアが浮かびます。

 

それは、有機廃棄物をカブトムシで処理するというもの。

 

これならCO2も出さずに、廃棄物問題と資源不足の悩みを同時に解決できるんじゃないか、と思ったそうです。

 

特に、秋田のキノコ農家が抱える廃棄物処理の問題に注目して、カブトムシを使った新しい解決策を提案しました。

 

有機廃棄物をカブトムシで資源化する循環型のビジネスモデルを作り上げて、環境問題に向き合いながらビジネスもちゃんと成り立たせることを目指しているそうです。

 

石田健佑氏の夢は、カブトムシを通じてサステナブルな社会を実現することなんだとか。

 

応援したくなりますね。

 

 

まとめ

 

異色な経歴を持つ石田健佑氏、従来の政治家のイメージをガラリと変えるものとして注目を浴びています。

 

カブトムシビジネスから政界入りし、最年少で市長となった石田健佑氏さんの今後の活躍には、多くの期待が寄せられています。

 

若さとユニークな発想を武器に、大館市にどんな新しい風を吹かせるのか、これからが楽しみですね。