小6が複数人で小2を囲んで身体を触る？
なんとも驚くニュースがあった。
性に興味を持つ年齢の子供達、他でも同じような事は起こるかもしれないけど、担任や学校がちゃんと対応していればと思うと心が痛みます。
今回は茅ケ崎市の小学校でおこった性被害について考えたいと思います。
茅ヶ崎市立小学校で小2が性被害にあう事件
2024年5月、神奈川県茅ヶ崎市立小学校で深刻な性被害事件が発生しました。
小学2年生の女子児童が複数の6年生男子児童から下半身を触られるという被害を受け、この事実は被害児童と友人のSNSのやりとりを母親が発見したことで明らかになりました。
しかし、事態はさらに悪化。
学校側の不適切な対応により、被害児童は二次被害を受けることになったのです。
6月の避難訓練で被害児童を加害児童と同じ教室に誘導したり、担任教諭が心無い言葉をかけたりしました。
さらに7月には、被害児童を一人で呼び出し、加害児童の反省の言葉を教員が代読して聞かせるという不適切な対応があったのです。
これらの出来事により、被害児童はPTSD（心的外傷性急性ストレス障害）と診断され、日常生活に支障が出るほどの深刻な影響を受けています。
「暗くなると足元から手が伸びてくる気がする」と怯えるようになり、一人でトイレに行けなくなるなど、心身ともに大きな傷を負っています。
この事件は、児童間の性的被害の深刻さと、学校現場の対応能力の問題を浮き彫りにしました。
被害者保護と加害者指導の両面での改善が急務であり、教育現場における性被害への対応と予防策の見直しが求められています。
子供の頃からしっかりと罰を与えないと、子供はそのまま許される行為と勘違いして大人になると思います。
教育機関が機能しないのなら、警察や弁護士を介入させるべきではないでしょうか。
子供がした事、だからこそしっかりと裁かないと…
性被害のあった茅ヶ崎市立小学校はどこ?
性被害のあった茅ヶ崎市立小学校については、公表されておりません。
茅ヶ崎市の市立小学校は、全部で19校あります。
- 茅ヶ崎小学校
- 鶴嶺小学校
- 松林小学校
- 西浜小学校
- 小出小学校
- 松浪小学校
- 梅田小学校
- 香川小学校
- 浜須賀小学校
- 鶴が台小学校
- 柳島小学校
- 小和田小学校
- 円蔵小学校
- 今宿小学校
- 室田小学校
- 東海岸小学校
- 浜之郷小学校
- 緑が浜小学校
- 汐見台小学校
事件の概要に2024年6月、学校で津波被害を想定した避難訓練が行われたと記載されていたため、6月に避難訓練を実施した学校を調査しました。
その結果、東海岸小学校では、6月17日に放課後の強い地震を想定し、校庭や体育館で遊んでいる児童を安全に避難させる放課後避難訓練が行われていました。
一方、小和田小学校の学校行事のページには花の画像のみが掲載されており、年間行事を確認することができませんでした。
その他の学校では、6月に津波を想定した避難訓練は実施されていませんでした。
情報が分かり次第、こちらで追記したいと思います。
担任の言葉が酷すぎる…
担任の「トイレまで（加害者が）来るわけないだろ」という発言は、ほんとにあり得ないですよね。
被害にあった生徒の気持ちをまったく考えていないように聞こえますし、そんな無神経な言葉で傷つけられるなんて、想像するだけで心が痛いです。
しかも、被害にあったばかりで不安な状況では、男性の教諭に対しても恐怖を感じていた可能性は十分に考えられます。
被害者にとっては、一人ひとりの言動が大きな影響を与えるので、先生にはもっと寄り添う姿勢を持ってほしい。
担任の男性教諭の言葉はとても冷たく感じます。
生徒たちにとって先生は頼りにしたい存在のはずなのに、そんな言葉を聞かされると本当に辛いですよね。
ヤフコメには、こんな声があがっています。
出典 : ヤフコメ
学校という場所では子供を守れるのは担任の先生だけなんですよね。
小学校で性被害にあった場合の対応マニュアルは？
神奈川県の教育委員会は、「学校側が良かれと思ってやったことが結果的に⼥児を傷付けてしまった。学校側の対応に度重なって配慮が⾜りていなかった」とコメントしています。
小学校で性被害が発生した場合の対応について、このようなマニュアルがあるようです。
1.被害児童の安全確保と心身のケアを最優先する
- 被害児童の心身の状態に配慮し、安全な環境を確保する
- 専門家による心理的ケアを早期に開始する
2.速やかな報告と組織的対応
- 発見者は速やかに管理職に報告する
- 学校は教育委員会に報告し、専門家を含めたチームで対応する
3.関係機関との連携
- 児童相談所、警察、医療機関等と連携して対応する
- ワンストップ支援センター等の専門機関につなぐ
4.慎重な事実確認
- 被害児童への二次被害を防ぐため、聴取は最小限にとどめる
- 専門家の助言を得ながら慎重に事実確認を行う
5.保護者への対応
- 保護者に状況を説明し、今後の対応について協議する
- 保護者の心情に配慮した丁寧な対応を心がける
6.加害者への対応
- 加害者が児童の場合は、再発防止に向けた指導を行う
- 加害者が教職員の場合は、厳正な処分と告発を行う
7.再発防止策の実施
- 児童への安全教育や相談体制の強化など、再発防止策を講じる
性被害は児童の心身に深刻な影響を与えるため、迅速かつ適切な対応が求められると思うんですよね。
加害児童は今も普通に学校に通っているのだろうか。
まずは、学校側がこの加害児童にどのような指導や専門的ケアをしているのかが気になるところ。
その方針次第では将来の性犯罪予備軍を放置することになるのではないでしょうか。
反省文を書かせてお咎めなしなら許せない。
学校に来れなくなるのが被害者だなんておかしいですよ。
