愛知県が来年度から、公立の小中高校と特別支援学校を対象に新制度を導入すると発表がありました。

 

その名も『ラーケーションの日』ラーニング(学習)とバケーション(休暇)を組み合わせた造語、全国初の取り組みに注目が集まっています。

 

平日に年3日まで学校を休め、家族と相談して事前に学校へ申請すれば、欠席扱いにしないというもの。

 

これには賛成の声が多数あがっています。

 

今回は子供の有給休暇について考えてみたいと思います。

 

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愛知では子供に年3日のラーケーションの日を導入

 

ラーケーション

 

『ラーケーションの日』を所得するには、校外で取り組む活動をみずから企画し保護者が学校に届けなくてはなりません。

 

取得しても欠席扱いにはならず、受けられなかった授業は自習で補うとのこと。

 

県によりますと『ラーケーションの日』の導入は全国で初めてで、2024年度の2学期以降、順次、導入する予定だそうです。

 

大村知事は『ラーケーションの日』は休みの満足度を高めることで仕事の効率を上げる「休み方改革」の一環だと主張。

そのうえで、「保護者は『ラーケーションの日』に合わせて休暇を取得し、子どもと一緒に楽しむことで保護者の休み方改革につながる」と述べています。

 

 

土日祝が休みの親ばかりではないし、今時共働きしないと庶民は平凡な暮らしすらできません。

 

親子の時間を大事にするという観点からは、子どもが授業のある日に休める権利はあってもいいと思う。

 

今回の『ラーケーションの日』は休み扱いにならない、というのがポイント。 これまでは平日に休めば休みとしてカウントされていたので、 個人的には良い制度だと思います。

 

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ラーケーションに賛成の声多数

 

ネット上にはラーケーションの導入にさまざまな意見があがっています。

 

まずは賛成の人の意見がこちら。

 

  • 3日ぐらいなら自主勉強すれば、そこまで問題ない
  • 大胆で面白い取り組みだと思う
  • 年3日がちょうどいい
  • 『ラケーションの日』創設はいい、時代だなあ
  • 全国に広がってほしい
  • 義務教育にも年休があればいいと思ってた

 

土日はいつ出掛けても混雑していて、人気の観光地なんかへ行こうもんなら、かなりのストレスですよね。

そして旅費も高い。

 

以前、私は平日にUSJに行ったことがあります。

それなのにかなり混んでたし、子供もたくさんいて驚きました。土日だったら、ここは一体どうなってるんだろう…とちょっと恐ろしくなった記憶がある。

 

旅費も安く済んだし、乗りたいものはすべて乗れました。

行きたいところにも全部行けて大満足。

 

休む分の勉強はきちんとする前提での話なら、全く問題ないと思う。

 

土日に混み合うのが嫌いでレジャーに行きたくないっていう人も多いですよね。

空いている平日に堂々と休ませることができるなら、今まで敬遠してた人たちが動くはず。

 

それによって経済も回って、いろんな人が潤う。 人気観光地も混雑ばかりだとストレスになるけど、スムーズに運べば本来の観光を楽しめるんですよね。

だから家族の思い出は、楽しいものしかない。

 

なにより 平日に学校を堂々と休めるなら分散できるし、レジャー業界にとってもいい取り組み。全国に広まったらいいと思う。

 

 

ただ、中にはラーケーションの日に反対する厳しい意見も。

 

  • 好きな時に休めばいいじゃん、そんな日は必要ないと思う
  • 私は休んでもいい派ですが、夫はダメ派
  • 学校の先生が大変
  • 親の事前申請処理とか先生の仕事が増える
  • 教職員の働き方も考えてほしい

 

 

学校側はその補填をどうするのか、普段の休みとどう区別するのかを考える分やることが増えます。

 

先生の負担が増えなければいいと思うけど、今のままの方が、自由で双方に負担がないのかもしれない。

 

日々学校を休まないと頑張っている子供が高く評価されない制度。

 

理由をつけて学校を休ませることはできるのだから、わざわざ制度化しなくても堂々と休めばいいと言う人の気持ちも分かる。

 

そもそも義務教育というのは、大人が子どもに教育を受けさせる義務があるのであって、子供にとっては受けなければいけないという義務ではないんですよね。

 

子どもは教育を受ける権利があるということ。

 欠席ということが、その後の進路に響くとかいうこと自体が時代遅れな感覚。

 

 

学校では学んだり体験したりすることができないことに取り組んでほしい 一方で、家庭にも格差があり、休みだからといって出かけることが難しい家庭もあるんですよね。

 

そうなると、休みが取れるといっても出かけられる家庭ばかりではないんだろう。

 

そして夫婦でも意見が分かれるようですね。

 

 

はたして『ラーケーションの日』浸透するのか気になります。

 

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学生時代から休みを取る習慣を!

 

リフレッシュ

 

 

今、日本では育休やらなんだかんだと、大人が有給を取るよう言われていますよね。

 

でも大人は有給をとりづらいんです。

どうしてかというと、学校時代から休みを取ったらいけない、という習慣を植え付けられているからだと思う。

 

公立中も休めば、テストが満点でも内申点を下げられる。

これは、成果を出しても会社を休めば愛社精神がない、という価値観を植え付けている会社と同じなんですよね。

 

楽しみの計画を作ったり、リフレッシュをすることによって仕事や勉強の効率が上がるんだという価値観が変化するきっかけになってほしい。

 

 

日本人は「他者に迷惑を掛けてはいけない」という気持ちが強すぎて、有給休暇という制度を利用しづらいんだと思う。

 

愛知県の大村秀章知事が言うように

 

 

コロナ禍で働き方は変わった

 

 

もっと家族と過ごす時間を大切にするべきだと思う。

 

 人生の幸せは仕事だけじゃない、家族が一番大事という意識をもっと日本人は持つべきだと思う。

 

 

最後まで読んでくれてありがとうございました。