関東地方を中心に緊縛強盗事件が相次いで発生しており、多くの人々が不安を感じています。

 

今までの事件では、命の危険はあったもののケガですんでいました。

 

ところが、2024年10月16日におきた緊縛強盗では、75歳の男性が命を落とすという悲しい事件に発展しました。

 

今回は、この危険な犯罪から身を守るために、今すぐ実践できる対策をまとめました。

 

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緊縛強盗が多発

 

緊縛強盗 強盗事件 怖い

引用 : JAPAN NEWS NAVI

 

2024年10月16日、横浜市青葉区の住宅で75歳の男性が手足を縛られた状態で死亡しているのが発見されました。

 

同じ日の早朝には、千葉県白井市でも70代の母親と40代の娘が縛られ、現金約20万円と車を奪われるという恐ろしい事件が発生しています。

 

これらの事件は、ここ数か月の間に関東地方を中心に頻発している闇バイトによる強盗事件の一環であると考えられています。

 

犯行グループはインターネットやSNSで高額報酬を謳い、実行役を募っているのが特徴です。

 

そして、実際に犯行に及んだ犯人は、指示役と顔を合わせることもなく、匿名で指示を受けながら行動します。

 

現在までにおこった事件は10件!

 

 

  • 8月31日 : 神奈川県厚木市
  • 9月3日 : 神奈川県鎌倉市
  • 9月19日 : 埼玉県西区
  • 9月28日 : 東京都練馬区
  • 9月29日 : 千葉県八千代市
  • 9月30日 : 東京都国分寺市
  • 10月1日 : 埼玉県所沢市
  • 10月9日 : 千葉県船橋市
  • 10月16日 : 千葉県白井市
  • 10月16日 : 横浜市青葉区

 

犯行グループは特に、高齢者や女性など、比較的抵抗が難しいとされる弱い立場の人々を狙う傾向にあります。

 

現在、首都圏を中心に犯行が多発しているため、首都圏にお住まいの人は注意してください。

 

被害者の多くは自宅で安心しているところを狙われています。

 

特に一人暮らしや高齢の家族がいる家庭は、早急な防犯対策が求められています。

 

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狙われる前には予兆がある?

 

こうした強盗事件は、突発的に発生しているわけではありません。

 

 

  • 不用品ありませんか?
  • 屋根の漆喰見ますよ?
  • 近くで工事入りますのでご挨拶に来ました

 

このような、飛び込み営業で事前に情報を集めているようです。

 

 

私も先日、この近所で工事をしているという人が来て屋根が剥がれてるから危ないと言われたんです。

 

男性

ついでだから直しましょうか?

 

と言われたんですけど、断りました。

 

今思えば、あれも詐欺だったみたいですね。

 

緊縛強盗が怖くて、私もいろいろネットで調べみると被害にあう前には、何かしらの予兆があるようです。

 

例えば営業電話。

 

突然、自宅に調査のためという電話がかかってくることがあります。

 

これに応じてしまうと、家族構成や自宅の情報、生活リズムを知られるきっかけになってしまいます。

 

電話は留守番電話にしておくことがおススメです。

 

犯行グループは、インターネットやSNS、さらには犯罪組織が持つ闇名簿を使い、ターゲットを選定しているようです。

 

 

今すぐできる防犯対策

 

最近の強盗は、手段を選ばす大胆に侵入する傾向があります。

 

そのため、従来の対策が通用しないんです。

 

そこでポイントとなるのは、犯人が侵入するまでに5分かかる防犯対策!

 

防犯の考え方としては音と光、あとは周囲や地域の目が重要です。

 

特に一人暮らしの方や高齢者と同居しているご家庭は、早急に取り組んでおきたい内容です。

 

緊縛強盗は窓や勝手口のガラスを破っての侵入が多く、ガラス面の強化は必須!

 

 

  • 防犯フィルムや防犯ガラス(350μ以上)を設置する
  • 窓を開けられたり割られたらアラーム(100㏈以上)が鳴るようにする
  • 補助錠やセンサーライト(300㏐以上)を設置する

 

犯罪者が嫌がる対策をすることが必要です。

 

防犯設備を整えることで、犯人に手間がかかると思わせ、犯行を諦めさせることができます。

 

最近の強盗は、特に短時間で侵入・逃走する手口が増えており、侵入を防ぐ時間を稼ぐことが非常に重要なんです。

 

防犯ガラスやシャッターの設置もいいと思います。

 

窓の開閉時に警告音が鳴る装置を設置すれば、侵入者に対するさらなる威嚇となります。

 

それから、敷地内に侵入したらスマホにお知らせが来て声で威嚇ができる防犯カメラがあるのをご存じですか?

 

庭などに設置すれば、外に出ずに「警察よんだぞ!」と威嚇できます。

 

日々、進化する防犯グッズ。

 

即時に対応できる対策は、今後も必要になってくるでしょう。

 

さらに強力な防犯策として、警備会社の契約を検討するのも有効です。

 

うちも空き巣や窃盗被害にあってから、警備会社と契約しました。

 

月々1万円ぐらいかかるけど、命を守るためだと思えば安いですよね。

 

警備会社に加入することで、緊急時に迅速に対応してくれるので安心感が大幅に向上しました。

 

強盗の多くは、ターゲットの生活リズムや家族構成、財産状況を事前に把握して犯行に及んでいます。

 

特に、高齢者が一人で対応する際は、以下の点に注意する必要があります。

 

  • 突然の訪問者を家に入れない
  • 電話での個人情報は絶対に漏らさない

 

何かを修理したい、点検したいなどと言って突然訪れる業者は、詐欺や強盗の手口の一つです。

 

訪問業者が来た際は、必ず家族や知人に相談し、一人での対応を避けるようにしましょう。

 

怪しい電話には、決して個人情報を話さないことが大切です。

 

特に、電話で銀行口座や家族構成を尋ねられる場合は、即座に切って警察に報告することが推奨されます。

 

とにかく個人情報の流出を防ぐこと!

 

そして闇名簿に載らないよう心がけることが、非常に重要な防犯対策の一つです。

 

情報が犯罪者に渡ってしまうと、犯行計画のターゲットになりやすくなります。

 

そして、日ごろから地域とのつながりを大切にしておきましょう。

 

近隣住民との協力体制を築くことで、地域全体の防犯意識が高まり、犯罪者にとって侵入しにくい地域が形成されます。

 

不審な人物や出来事があればすぐに情報共有を行い、地域全体で防犯に取り組むことが効果的です。

 

緊縛強盗対策で、玄関にこんな張り紙をしている人もいます。

 

強盗事件 対策

引用 : @yuruhuwa_kdenpaのxより

 

今のところ訪問者はゼロ、ということなので効果はあるようですね。

 

 

まとめ

 

これらの防犯対策を実践することで、緊縛強盗のターゲットになるリスクを大幅に減らすことができるでしょう。

 

安全な生活を送るためには、防犯対策を怠らず、今すぐできることから始めることが大切です。

 

万が一、不安を感じた際や不審な点があれば、ためらわずに警察や信頼できる人に相談してください。

 

こうした事件が次々と起きていることで、警察もパトロールしているそうです。

 

対策としては、とにかく目をつけられないようにするしか防ぎようがないみたいなんですよね…

 

結局、国に頼らず、自分の身は自分で守るしかない、ということ。

 

個人でできることは、しっかりと施錠するくらいしかないのが現実です。

 

自分を守るためにできることは少ないけど、やれることはやっておきましょう。