川本健一さんのHP閉鎖の謎…東広島事件に隠された裏事情について
2026年2月16日未明、広島県東広島市黒瀬町春日野1丁目の閑静な住宅街で、誰もが言葉を失うような凶悪な事件が起きました。
リフォーム会社「株式会社Cobain(コバーン)」の代表を務める川本健一さん(49歳)が、自宅で何者かに襲われ、命を落としたのです。
しかも手口が二重に残酷で、室内で火が放たれ、外に逃げ出したところをさらに刃物で複数回刺されたという、強い殺意がにじみ出る凄惨なものでした。
2月19日現在、犯人はまだ逃走中で、広島県警は70人態勢の捜査本部を設置し、現場検証を継続しています。
【広島 放火・殺人事件】何者かが窓から侵入の可能性
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16日、広島・東広島市で住宅火災が発生。この家に住む50代の妻が近隣住民に助けを求め、40代の夫とみられる男性は死亡を確認亡くなった男性は住宅の裏手でうつぶせになり、倒れている状態で発見… pic.twitter.com/XstYJyeYbu
— 報道ステーション+サタステ (@hst_tvasahi) February 17, 2026
そしてこの事件をめぐり、ネット上でにわかに注目を集めたのが「2つの不可解な点」です。
ひとつは、事件直後に川本さんの会社の公式ホームページが突然「メンテナンス中」になったこと。
もうひとつは、被害者の氏名が事件発生から2日間、公式には伏せられていたこと。
「なぜ今、HPを閉じる必要があったのか?」「身元がわからないほど、現場はそれほど凄惨だったのか?」という疑問の声がSNSを中心に一気に広がりました。
この記事では、報道や捜査関係者の情報をもとに、これらの謎を丁寧に検証していきます。
なお、一部には確認の取れていない情報や、仮説・推測レベルの考察も含まれますので、その点はあらかじめご了承ください。
特定の個人を追い詰めたり、拡散を煽る意図はまったくなく、あくまで事件の背景を多角的に考えるための考察としてお読みいただければと思います。
目次
川本健一さんの会社HPがメンテ中の謎
事件の報道が広がるにつれて、ネット上でひとつの動きが話題になりました。
川本健一さんが経営していたリフォーム会社「株式会社Cobain」の公式ホームページが、事件発生直後から「メンテナンス中」となり、閲覧できなくなっていたのです。
実際のサイトには「ただいまメンテナンスのため一時サービスを停止しております。大変ご不便をおかけいたしますが、今しばらくお待ちください。」というメッセージだけが表示されており、2月20日現在もその状態が続いています。
普段であれば、会社のホームページは365日公開されているもの。
それが事件のタイミングでぴたりと閉じられたとなれば、「何かを消したいのでは?」と勘繰る人が出てくるのは、ある意味自然な反応かもしれません。
X(旧Twitter)上では「HPメンテで隠蔽?」「社長が亡くなった直後に閉めるのは早すぎる」といった投稿が散見され、疑念の声は小さくありませんでした。
正直、こうした反応が出ること自体は理解できますし、事件のタイミングと重なれば誰でも「偶然じゃないのでは」と思うのが人情というものでしょう。
企業危機管理の観点から見ると
企業危機管理の観点から言えば、社長が突然亡くなった場合にホームページを一時閉鎖するのは、実はそれほど珍しい話ではありません。
まず、事件後に会社のサイトへのアクセスが急増し、サーバーに過大な負荷がかかるケースがあるからです。
次に、被害者のプライバシー保護や捜査への影響を考慮して、会社情報の一時非公開を選択するケースも多いのです。
さらに、残された従業員や家族が法的対応や社内整理をするための時間稼ぎという意味合いもあります。
Cobainはもともと1981年に先代が設立したガス工事店を前身とし、川本健一さんが平成20年にリフォーム事業部を立ち上げ、その後「株式会社Cobain」として発展させた、地域に根ざした会社です。
従業員は約10名の小規模な会社で、創業者が突然亡くなれば、会社全体が混乱に陥るのは当然のこと。
経営の中枢を失った状態でウェブサイトを維持し続けることには、それ相応のリスクもあるわけです。
口コミ・評判から見えてくるもの
実際、口コミサイトでの評判を確認すると「見積もりを複数パターン快く対応してくれた」「地元企業でフットワークが軽い」「職人さんの対応が丁寧で安心した」といった声が並んでいます。
顧客トラブルの報告は見当たらず、知人や仕事仲間も「気さくで恨まれるタイプじゃない」「誠実な人だった」と口を揃えています。
現時点では、HP閉鎖について「消さなければならない情報があった」ことを裏付ける具体的な情報はなく、企業の危機管理対応として見るのが現実的な線ではないかと思われます。
もちろん、業界の性質上、リフォーム会社には顧客との金銭トラブルや施工クレームがつきものであり、表に出ていない争いが水面下にあった可能性を完全に排除することはできません。
会社関係者への聴取が進む中、HP再開の見込みは現時点では不明で、捜査の進展とともに少しずつ全体像が見えてくるのかもしれません。
身元公表まで2日の空白…川本健一さんの遺体状況
事件が起きたのは2026年2月16日未明のこと。
ところが被害者の氏名が正式に公表されたのは、2日後の18日でした。
「なぜこんなに時間がかかったのか?」「それほど現場が凄惨だったのか?」という疑問は、ネット上で一気に広がりました。
この点については、捜査の現実を踏まえると、ある程度説明がつきます。
DNA鑑定が必要だった理由
川本健一さんの遺体は、首を複数回刺された状態で発見され、さらに全身にやけどを負っていたと報じられています。
2階で放火され、外へ逃げ出したところで刺されたとみられており、焼損と刺傷が重なった状態で発見されたわけです。
外見から即座に身元を特定するのが困難な状況だったことは、想像に難くないでしょう。
通常、こうしたケースではDNA型鑑定が必要になります。
鑑定には一定の時間がかかり、結果が出てから初めて公式に氏名を発表するというのが、誤認を防ぐための標準的な捜査手順です。
「住人のリフォーム会社社長・川本さんと連絡が取れていない」という段階では、あくまで可能性として捜査していたに過ぎず、断定には至っていなかったわけです。
なお、事件現場からは「油のような成分」が検出されたと一部報道されましたが、初日は「検出なし」との発表もあり、捜査情報の混乱がうかがえます。
こうした情報の錯綜も、公表を慎重にさせた一因だったのかもしれません。
犯行の「計画性」が捜査を慎重にさせた
ただ、ここからが少し不思議なところで、捜査当局が慎重になっていたもうひとつの理由として「犯行の計画性の高さ」が挙げられます。
妻の証言によれば、犯人は「包丁を持った若い男」で、灯油のような液体を頭からかけて火をつけ、逃走の際には妻の携帯電話まで奪っていったとのこと。
携帯を奪う行為は、通報を遅らせ証拠を隠滅するための意図的な行動と見られており、衝動的な犯行とはとても言えない内容です。
捜査当局がこれだけ「計画的」と判断したなら、被害者の身元公表ひとつにも慎重にならざるを得なかった可能性があります。
捜査の手の内を見せすぎると、犯人を追い詰める機会を逃しかねないからです。
2日間の空白は、単純に鑑定に時間がかかったという技術的な理由だけでなく、捜査戦略上の配慮が重なった結果とも考えられるのではないでしょうか。
川本健一さんにトラブルがあった?
事件の動機として、当初から「強盗」という線が報道されていました。
ところが、犯行の手口を見ると、どうにも「ただの強盗」とは思えない部分がいくつかあります。
灯油のような液体をあらかじめ用意して現場に持ち込み、就寝中の家人を脅して2階へ移動させ、火をつけて逃げ出したところをさらに刃物で追いかけて刺す。
これは衝動的な強盗とはまるで違う、計画的かつ執拗な犯行です。
「必ず仕留める」という強い意志が感じられる手口で、捜査当局も「強い殺意」と表現しています。
川本さんの人柄と周囲の証言
では、川本健一さんの周辺に、これほどの怨恨を抱かせるような「何か」があったのでしょうか。
川本さんの人柄について、知人たちの証言は一様に好意的です。
「人懐っこくて笑顔の絶えない人」「バス釣りやキャンプが趣味で仲間思い」「奥さんとも仲が良かった」。
近隣住民も「優しい夫婦でトラブルは聞いたことがない」と話しています。
これだけ聞くと、怨恨を買うような人物像とはとても結びつきません。
それでも、人間関係や仕事上のトラブルというのは表からは見えにくいものです。
リフォーム業界に潜むトラブルの現実
リフォーム業界という観点から掘り下げると、この業界には実はトラブルが多いという背景があります。
国民生活センターや相談窓口には年間数千件のリフォーム関連相談が寄せられており、仕上がりへの不満、追加費用の発生、契約内容との齟齬といった問題が絶えません。
悪質な業者によるトラブルだけでなく、誠実に仕事をしていても顧客との認識のズレから激しいクレームに発展するケースも少なくないのです。
もし過去に大きなトラブルを抱えた顧客や関係者が存在していたとすれば、それが積年の恨みとなって今回の事件につながった可能性は否定しきれません。
また、元従業員や取引業者との関係にもトラブルが潜んでいた可能性はゼロではなく、解雇や報酬トラブルは時として予測を超えた感情的な爆発を引き起こすことがあります。
不動産事業という視点
さらに、Cobainが不動産事業を兼営していた点も気になります。
土地や物件をめぐるトラブルは金額が大きく、恨みも深くなりやすい傾向があります。
記録に残らない形での揉め事が、水面下で続いていたとしても、外部からはまず見えないものです。
犯人像についても注目すべき点があり、妻の証言によれば犯人は「20代くらいの若い男」だったとのこと。
元従業員なのか、知人の関係者なのか、あるいは全く接点のない人物なのかも含め、捜査の行方が事件の全体像を大きく左右するでしょう。
X上では「怨恨以外に考えられない」「早く解決してほしい」という声が上がっており、地域の不安は広がるばかりです。
まとめ:見えない軋轢が噴き出した可能性
現時点ではあくまで推測の域を出ませんが、「人当たりが良く誠実」と評された川本さんが、なぜこれほど激しい怨恨の対象になったのかという疑問は、捜査が進展するまで答えが出ないままです。
穏やかに見える日常の裏に、見えない軋轢が蓄積していることは珍しくないのかもしれません。
逃走中の犯人の早期逮捕が、すべての疑問に対する唯一の答えをもたらすのだろうと感じています。
引き続き捜査の続報を注視しながら、この事件の全貌が明らかになることを願うばかりです。




