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Xの国籍表示の確認方法!自分だけ見えるの?今いる国がバレる仕組みと回避法

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ついにXにも、アカウントの“所在地表示”が導入されました。

でもこれ、ただのデザイン変更ではありません。

プロフィール画面のちょっとした一行が、思わぬかたちで“自分の今”をにじませているかもしれないのです。

投稿スタイルや使い方次第では、誰かに余計な誤解を招いてしまうことも。

誰に見えるのか、どうやって決まるのか。

そして、ちょっと気になる“あの表示”を目立たなくする方法はあるのか。

いまXでは、ちょっとした表示が思わぬ波紋を広げています。

設定を触らず放っておくか、少しでも工夫するかで、見え方も、安心感も、変わってくるかもしれません。

 

Xの国籍表示はなぜ始まった?

 

Xで「所在地がバレてる!?」と話題になったのは、2025年11月23日ごろから。

プロフィールの“加入日”をタップすると、「このアカウントについて(About this account)」という新しい画面が登場しました。

そこに表示されるのが、アカウントの所在地。

あくまで「国籍」ではなく、「このアカウントが普段どこを拠点にしているのか」を示す仕組みです。

この所在地表示は、X側がいくつかの情報をもとに自動判定しているのだとか。

  • アカウント作成時のIPアドレス
  • アプリストア(iOS/Android)の地域設定
  • 過去のログイン履歴の傾向

つまり、“今いる場所”というより、「この人はだいたいこのあたりが拠点だよね」という大まかな判断。

たとえば、アプリ登録時のIPが日本なら「Japan」と表示されるわけです。

でも、ストア設定がUS版だったり、VPN利用の履歴があると、表示がズレることも。

判定があいまいなときには、East Asia Pacific(東アジア・太平洋圏)のような広域エリアが使われます。

例えるなら、都道府県レベルまでは特定できなくても、「関東圏くらいは分かる」といった感覚。

 

2025年11月23日時点で、この所在地表示は世界の約70%以上のアカウントで適用済みだと言われています。

ただ、日本のアプリユーザーにはまだ浸透しきっておらず、「私のには表示されない」「ブラウザ版なら見える!」という声も目立ちます。

X上では、すでに“所在地晒し大会”が始まっています。

「英語のbotかと思ったら実は中国だった」

「MAGA派アカウントがナイジェリアで大炎上」など、驚きの声が続出。

VTuber界隈では「場所バレ怖すぎ」と、一時的に非表示にする動きもあるようです。

 

さらに、VPN利用中のアカウントには「正確でない可能性があります」という警告ラベル(!マーク)も付く仕組みが導入済み。

プライバシーを重視する人には、なかなか厳しい仕様ですね。

Xのプロダクト責任者であるNikita Bier氏も、「健全性確保のため」とコメント。

誰がどこから発信しているかをざっくりでも可視化することが狙いだとされています。

ユーザーの自由と透明性、そのギリギリのバランス。

SNSは本当に「匿名」なのか――そんな問い直しの過程が、今起きているのかもしれません。

 

最近では、中国からVPN経由でJapan表示のアカウントが「日本人を装っている」と話題に。

逆に、海外在住の日本人が「本当の国を言えなくなる」と困惑するケースも見られます。

果たして、「今いる国」まで本当にバレてしまうのでしょうか。

次のセクションでは、気になる表示の仕組みについて詳しく解説していきます。

 

今いる国は他人に見えるのか?

 

11月下旬以降、Xの“所在地表示”に気づく人が急増しました。

11月24日現在、この機能はグローバルで8割以上のユーザーに反映済みとされています。

X上では“ブロック祭り”や“晒し合戦”が広がる状況。

「今いる国までバレるの?」と不安になる方も多いのではないでしょうか。

ですが、ご安心ください。

リアルタイムの位置情報が表示されることはありません。

Xが公開しているのは「今どこにいるか」ではなく、あくまでそのアカウントの拠点として推定される“所在地”です。

この所在地は、以下のような過去の履歴や初期設定をもとに判断されます。

アカウント作成時のIPアドレス

スマホのアプリストア国設定(iOS/Android)

過去のログイン履歴の傾向

 

たとえば旅行中に日本のWi-Fiを使っても、アメリカ在住なら表示は「United States」のまま。

一時的な動きが反映されることはなく、活動拠点に基づいて固定される仕組みです。

ただし、VPN利用時は話が別ですよね。

 

Xが「情報が正確でないかも」と判定した場合、所在地表示の横に盾マークと「!」が付いて警告が出るようになっています(11月23日から実装)。

実際、「国または地域は正確でない可能性があります」という表示が出るとのこと。

このラベルがつくと、「なんだか怪しいアカウントかも」と思われやすくなります。

たとえば中国外交官のアカウントが「香港」表示+盾マークで炎上。

ガザ記者を名乗るアカウントが実はポーランドIPで発覚する事例も。

まさに“魔女狩り”状態です。

 

また最近は、ドイツ在住の日本人ユーザーが「VPN経由でJapan表示された」と困惑する一方、VPNなしの正当な駐在アカウントはアイコンが丸型になって信頼度が上がるという話も聞かれます。

では、この所在地表示は本当に誰でも見られるのでしょうか。

答えはYES(公開アカウントなら誰でも閲覧可)で間違いありません。

自分のフォロワーはもちろん、フォロー外のユーザーや、全く知らない人でも確認できます。

 

プロフィールの「〇年〇月からXを利用しています」をタップすると、所在地が表示される仕組み。

ただし、鍵垢(非公開アカウント)はプロフィール自体が非公開のため、所在地も表示されません。

大事なのは、「自分だけが見えているつもりが、実は全員から見られている」可能性があること。

あなたの所在地表示は世界中から確認できてしまうのです。

Xという“全世界に開かれたSNS”で、今どのように自分が見られているのか。

知らずにいると、少し怖い気もしますね。

次はこの所在地表示をなるべくバレにくくする設定や対策法を紹介します。

 

バレないための設定と対策法

 

「所在地が見られるなんて困る!」と感じている方も多いのではないでしょうか。

ご安心ください。

Xにはぼかすための設定変更がちゃんと用意されています。

完全な非表示は難しいですが、広域エリア名に変えることで“におわせ”レベルの表示に調整することができます。

設定方法はシンプルで、以下の4ステップです。

  • Xアプリまたはブラウザで「設定とプライバシー」を開く
  • 「アカウント」→「アカウント情報」を選択
  • 「国/地域」をタップし、ドロップダウンから希望のエリアを選ぶ(例: Japan → East Asia Pacific)
  • 保存して完了

 

これでプロフィールの所在地が“国名”から広域地域に切り替わる仕組み。

名札の「名前」を「クラス名だけにぼかす」イメージです。

ただし、いくつか注意点もあります。

 

複数アカウントを持っている場合は、アカウントごとに個別の設定が必要。

反映までに時間がかかることがあり(数時間から数日)、すぐには変わらない場合も。

VPN使用時は「正確でない可能性あり」の警告ラベルが必ず表示される仕様です。

実際、11月23日のX投稿では「設定変えたのにEast Asia Pacificのまま…」と困惑する声があがっています。

「アプリを再起動したら直った」という事例もあるため、場合によっては手間取ることも。

ちなみに、VPN利用時の「!」マーク(盾型アイコン)付き警告は既に実装済みです。

「この国情報は正確でない可能性があります」という文言が強調表示され、より“怪しさ”が目立つことも。

 

今のところは「そこまで気にしなくていいよね」という空気感。

ですが、X上での“情報開示”が進む時代になれば、見た目の印象で判断されるケースも増えていくのかもしれません。

これからのSNSマナーとして、「設定で少しでも目立たなくしておく」ことが大切になる時代になりそうですね。