「スマホ持ってない高齢者はどうすればいいの?」
Xでもこんな声が後を絶ちません。
たしかに、完全キャッシュレスって聞いただけで、心のシャッターが閉まりそうになりますよね。
しかも高齢の家族やスマホに慣れていない方を連れて行くとなると、
「もうこれ、行かない方がいい?」なんて諦めモードに入りがち。
でもご安心を。
大阪万博、ちゃんと“スマホなし”の人への救済策、用意してくれてます。
まず救世主的存在が、プリペイドカード。
これはもう、スマホを持っていない人のためにあるような仕組みです。
会場内外で購入できて、現金でチャージもOK。
しかも、会場内すべての支払いに使えるという安心設計。
つまり、「スマホなんかなくても、プリペイドカード1枚あればなんとかなる」ってわけです。
具体的には、コンビニなどであらかじめ1,000円分チャージ済みのカードを買っておく
で、会場に着いたらそのままフードコートでたこ焼きでもソフトクリームでも、ピッと一発支払い完了。
「え、これめっちゃ便利やん!」と、普段キャッシュ派の人が一番驚くパターンです。
ちなみに、会場内にも60台以上のチャージ機が設置される予定。
でも、そこは万博。
人がごった返すのは避けられません。なので、できるだけ事前にカードを手に入れておくのが鉄則。
イベント会場あるあるですが、「現地でなんとかなるやろ」は、だいたいなんとかならないんですよ…
さらに、“ミャクペ”こと「MYAKU-PE!」も侮れません。
スマホアプリで使える公式電子マネーですが、スマホがなくても大丈夫。
窓口でプリペイドカード版を発行してもらえます。
これもまた便利で、会場だけじゃなく一部の万博外の店舗でも使えるようになる予定。
つまり、「万博だけの使い捨て」じゃないんです。
むしろ、じいちゃんばあちゃんが初めて手にするマイ電子マネーになるかもしれませんね。
それでも「キャッシュレスとか初めてすぎて、パニックになるかも…」って不安はありますよね。
そこもちゃんとフォローされてます。
会場には多言語対応の案内所や、キャッシュレスに不慣れな方向けのサポートスタッフが常駐。
つまり、「すみません、これどうやって使うんですか?」と聞ければ、それでOK。
何もかも自力で解決しようとしなくていいんです。
万博ですから、むしろ“助け合い”がテーマですしね。
ちなみに、事前のちょっとした準備がめちゃくちゃ重要です。
- コンビニでプリペイドカードを買っておく
- 家族にクレジットカードを借りて暗証番号をメモしておく
- 困ったらすぐ案内所に行く
この3ステップさえ押さえておけば、ほぼ安心。
何なら、家族がスマホでMYAKU-PE!をセットアップしてあげて、代わりにチャージして使ってもらうっていう裏技もあります。
実際、Xでは
「プリペイドカードって残高返ってこないの?」
「高齢者だけで行ったら詰む?」なんて声も見かけます。
たしかに不安な気持ちも分かりますが、今のところ公式情報では
「MYAKU-PE!は会場外でも使える」
「返金に関する詳細は今後発表予定」とされています。
つまり、「損するだけじゃない?」という心配も、少しずつ解消されてきている感じ。
ということで、「うちの親、万博は無理かな…」と悩んでいた人も、まだ諦めるには早いです。
むしろ、これを機に“キャッシュレスデビュー”するチャンスかも。
「スマホ持ってない=参加できない」ではないということ、しっかり伝えていきたいですね。