2025年夏、マクドナルドの新CM「チーチー」シリーズがSNSを中心に話題沸騰中です。
中でも注目を集めているのが、LUNA SEAの名曲「ROSIER」を大胆にアレンジした“チーチーROSIER”。
その中で突如現れたバンド「LUNA CHEE(ルナチー)」が、あまりにも豪華すぎるとファンの間で大騒ぎに。
「メンバーは誰?」
「歌ってるのって加藤清史郎本人?」
「このバンド、今後も活動するの?」
そんな声がXにも次々と上がる中、CMを見ただけでは分からない裏話や見逃しがちな注目ポイントも多数。
この記事では、加藤清史郎や人気V系ミュージシャンたちが集結した理由やその背景、
そして気になるチーチーROSIERの今後について、深掘りしてお届けします。
チーチーROSIERのメンバーは誰?
LUNA SEAの名曲「ROSIER」が、まさかのマクドナルドCMで替え歌に!?
しかも曲名が「チーチーROSIER」ですよ。
SNSでは「本気度すごい」「ここまでやる!?」と、リプ欄がざわついています。
その完成度に驚いた人も多いのではないでしょうか。
LUNA CHEE – 「チーチーROSIER」 pic.twitter.com/Ot5K0hUIvF
— マクドナルド (@McDonaldsJapan) August 18, 2025
何がすごいって、楽曲だけじゃないんです。
CMに登場しているバンドが完全に“ガチ”なんです。
その名も「LUNA CHEE(ルナチー)」
LUNA SEA本人たちも公認する、CM限定のコピーバンドで、本家の「ROSIER」MVをオマージュした世界観で展開されています。
そしてこのLUNA CHEEが、演奏を担当しています。
そう、歌は別の人が吹き替えているんですが、演奏は全員プロの実力派。
むしろ「ライブしてくれ…」という声も出ているほどの仕上がりっぷりです。
では気になるメンバーを紹介していきます。
まずボーカル役は俳優・加藤清史郎。
加藤清史郎くん
←2009年 →2025年
まさか16年後にRYUICHIになるなんて
夢にも思わなかったろうな🤔
かわいいこども店長だったのに… pic.twitter.com/7UXOCggQv3— ⚜️kazumi_luna◀|かずみん∞・_×NEXT→Ian❤JJ余韻😭 (@lunaseamoon) August 18, 2025
「あの“こども店長”がロック!?」と思った方、あなたは正しい。
でも、これが意外とハマってるんです。
河村隆一(RYUICHI)をオマージュしたビジュアルで、ビシッとした黒髪ロングとクセのある表情がなぜか似合う。
ただし、実際に歌っているのはものまね芸人・たむたむ。
河村隆一のものまねで知られる彼の歌声が、CMで流れています。
ちなみに、RYUICHI本人がレコーディングにサプライズ登場したそうで、
現場では「本物が来た!」と、さぞかしザワついたことでしょう。
続いて、ギターは2人編成。
まず1人目はHARUTO(LUNA RIVER)。
SUGIZO役として登場しており、その再現度が激高!
ギターの構え方から動き方、さらには衣装の雰囲気まで「そっくりすぎ」と話題に。
2人目はHIROTO(Alice Nine.)で、INORAN役。
こちらもV系バンドで長年活躍してきたプレイヤーだけあって、安定感抜群。
映像の中でも、本気の演奏とシンクロした動きがリアルすぎて、見応えしかありません。
ベースはユエ(キズ)がJ役として担当。
本家Jのクールでストイックな雰囲気をしっかり再現しています。
演奏中の無駄な動きのなさ、背中で語るスタイルに「再現度の暴力」と言いたくなるほど。
「キズのユエって、こんなにJっぽくなるの!?」と驚いた人も多いはず。
そして最後、ドラムは響(摩天楼オペラ)がShinya役。
叩き方、姿勢、スティックのさばき、全部がリアル。
「Shinyaが2人いる?」というポストも出ていて、ファンの間でもちょっとした“本家越え”現象が起きつつあります。
改めて、LUNA CHEEのメンバー構成はこちらです。
- ボーカル(RYUICHI役):加藤清史郎(演技)+たむたむ(歌唱)
- ギター(SUGIZO役):HARUTO(LUNA RIVER)
- ギター(INORAN役):HIROTO(Alice Nine.)
- ベース(J役):ユエ(キズ)
- ドラム(Shinya役):響(摩天楼オペラ)
マックのCMでここまで仕込む?
いや、これはもう“ミニフェス”です。
Xでは「むしろ本家よりテンション上がる」とまで言われる始末。
このメンバーでライブやってくれたら、絶対バズるのに…。
歌ってるのは加藤清史郎?
CMを見た瞬間、思わずツッコミたくなった人も多いのでは?
「加藤清史郎、歌上手すぎない!?」
黒髪ロングのビジュアルに、あの高音のロングトーン。
本家LUNA SEAの「ROSIER」にも引けを取らない、あの伸びやかな高音とクセのあるビブラート。
でも、結論から言いますね。
加藤清史郎は歌っていません!

正解は——ものまねタレントのたむたむです。
たむたむは、河村隆一(RYUICHI)のものまね芸人として知られる存在。
「ガチすぎて見分けがつかない」と言われるほど、声質・発音・歌いまわしのクセまで、細かく再現できる人なんです。
今回のCM「チーチーROSIER」でも、もちろんたむたむが歌唱を担当。
しかも、レコーディングの現場にはRYUICHI本人がサプライズで登場!
つまり、RYUICHI本人がサプライズで監修した本気の歌というわけです。
歌唱監修: RYUICHI / LUNA SEA pic.twitter.com/pDNJBULBJh
— マクドナルド (@McDonaldsJapan) August 19, 2025
これ、もう“マックのCM”の域を超えてませんか…?
一方で、映像面のインパクトを作っているのは、俳優の加藤清史郎。
あの“こども店長”だった彼が、24歳になって今度はビジュアル系ロッカーに変身。
CMでは、LUNA SEAのボーカル・RYUICHIの動きや表情をオマージュし、あたかも「本当に歌っているかのような」圧巻の表現を見せています。
SNSでは——
「歌ってなくても説得力がすごい」
「清史郎の目線と顔の角度、完コピすぎて鳥肌」
「たむたむの声とシンクロしてて違和感ゼロ!」
と、称賛の嵐。
まさに、“声の職人”と“演技のプロ”の最強タッグです。
では、なぜ清史郎本人が歌っていないのか?
それは、おそらくですが、本家リスペクトを徹底した企画意図があるからでしょう。
たとえ歌える俳優であっても、「ROSIER」という名曲をベースにした替え歌を成立させるには、河村隆一の声質や歌唱スタイルを完璧に再現できる人材が必要だった。
その点、たむたむは“公認レベル”の完成度ですから、最適任。
一方で、加藤清史郎の表現力は、映像演出に絶対不可欠。
あの憑依型の演技がなければ、ここまで説得力のある作品にはなっていなかったでしょう。
ちなみにこういう、歌っていないけど歌ってるように見せる演出は、音楽業界ではごく一般的な手法でもあります。
例えば、音楽番組やMVでリップシンク(口パク)が話題になることもありますよね。
大事なのは、“伝える力”があるかどうか。
その点で、今回の「チーチーROSIER」は完璧でした。
まとめると…
- 歌ってるのはたむたむ、演じているのは加藤清史郎
- RYUICHI本人がサプライズで登場し、歌を監修
- 清史郎の演技力がCM全体の説得力を爆上げ
- SNSでは「最強コラボ」「本家超えてる」の声も!
歌ってなくても、主役級の存在感。
それが今の加藤清史郎、というわけです。
マックのキャンペーン終了後はどうなる?
SNSで今、ファンたちの心にじわじわと湧いてきている不安。
それが、「このチーチーROSIER、いつまで見れるの!?」という問題です。
あれだけの熱量とクオリティを持ったプロジェクトですから、「もしかして継続ある?」なんて淡い期待も湧きますよね。
でも残念ながら、現実は少しシビアです。
まずは正確なスケジュールから確認しておきましょう。
マクドナルド公式によると、今回の「チーチー」シリーズは2025年8月20日から2週間限定で販売。
つまり、9月2日頃にはキャンペーンが終了予定となっています(※店舗や在庫状況によって前後の可能性あり)。


では、キャンペーンが終わったら、あのLUNA CHEEはどうなるのか。
現実的には、CMの役目を終えるとLUNA CHEEの活動は終了する可能性が高いです。
そもそもこのバンド、LUNA SEA公認とはいえCM限定の特別ユニット。
あくまで「チーチーROSIER」を届けるためだけに編成されたプロジェクトです。
だから、ずっと活動するようなタイプのバンドではないんですよね。
でも……。
SNSではすでに、「惜しすぎる」「ライブやってくれ」などの声が多数。
「もしかして、この声が届けば何か動くんじゃ…?」
そんな期待も膨らんでいます。
しかも!
マクドナルド公式はすでに、LUNA SEAの本家メンバーが登場するWEBムービーの公開予定を発表しています。
これ、地味に大ニュース。
詳細はまだ明かされていませんが、「LUNA CHEEとの絡みがあるのでは?」と予想するファンも。
Xでは、願望と妄想が渦巻いています。
たしかにこれだけの注目と反響を集めてしまえば、企業側としても“何かしら動かない手はない”はず。
最近はSNSの声がトレンドを動かす時代。
特別なCMだったからこそ、その熱が冷める前に次の展開があってほしいと、誰もが思っているはずです。
とはいえ現時点では、チーチーROSIERは「期間限定の奇跡」という認識で見るのがベスト。
チーズとロックがこんな形で混ざるなんて、誰が予想できたでしょうか。
しかも、加藤清史郎や人気V系ミュージシャンが集結というサプライズつき。
音楽ファンもCMファンも、マックファンも巻き込んでのこのプロジェクト。
「もう一回見たい!」と思ったときには終わってる、なんてこともあり得ます。
だからこそ、今しっかりと目に焼き付けておきたいですね。
これが、チーチーROSIERという名の“短くも濃い、2025年夏の伝説”。
そしてきっと、あなたの胸にも残るはずです。
あのイントロと、あのチーズの衝撃が——。