2025年4月、北海道発の大手乳製品メーカー・よつ葉乳業が、一部のバター製品に異物混入の可能性があるとして自主回収を発表しました。
このニュースはSNSを中心に急速に拡散され、冷蔵庫にバターを常備している家庭では「うちのも対象かも?」と確認する動きが広がっています。
家庭用サイズのバターが多く含まれており、日常的に使っていたという方にとっては他人事ではありません。
よつ葉乳業のバター回収の内容と、実際に“半分使⽤済み”で“レシートなし”でも対
応してもらえるのかどうかなど詳しく解説していきます。
対象商品はどのバター?

引用 : NHK
対象となっているのは、よつ葉乳業が製造・販売する一部のバター製品です。
具体的な商品名や賞味期限、製造番号はよつ葉乳業の公式サイトにて確認できます。
【対象の一例】
- 1. よつ葉バター 加塩 150g
- 2. よつ葉バター 食塩不使用 150g
- 3. よつ葉バター 減塩 150g
- 4. よつ葉 北海道バター 加塩 150g
- 5. よつ葉 北海道バター 食塩不使用 150g
- 6. CGC北海道バター 150g
- 7. CGC北海道バター 食塩不使用 150g
- 8. COOP生協バター 150g
- 9. CK 北海道十勝バター 150g
- 10. V マーク VALUE PLUS 北海道バター 150g
- 11. V マーク VALUE PLUS 北海道バター 食塩不使用 150g
- 12. セブンプレミアム 北海道バター 加塩 150g
- 13. セブンプレミアム 北海道バター 食塩不使用 150g
商品によっては一見見慣れたパッケージでも、一部のロットのみが対象となっているため必ず製造番号までしっかりチェックすることが重要です。
製造管理番号が「CC」で始まり、賞味期限が2025年4月30日~10月8日の商品
まだ確認していない方は、すぐに冷蔵庫を開けて確認してみましょう。
半分使ったバターも返金対象?
ここで多くの人が気になるのが、「もう半分以上使っちゃったバターは返金対象になるのか?」という点です。
結論から言うと、製品が開封済みでも返金や交換に応じてもらえる可能性があります。
よつ葉乳業では、過去の事例でも
- 使いかけ
- 一部消費済み
であっても、商品が残っていて製造番号や外装パッケージが確認できれば、対応してもらえたケースが複数あります。
ただし、まったく商品が残っていない状態では対応が難しいため、少しでも現物が残っているうちに連絡するのがおすすめです。
レシートなしでも対応してくれる?
「レシートなんてとっくに捨てちゃった…」という声も多く聞かれますが、ご安心を。
実は、レシートがなくても対応してもらえる場合が多いんです。
返金・交換を受ける際に大事なのは以下のポイントです。
-
商品のパッケージがあること
-
製造番号が確認できる状態であること
この2点が揃っていれば、購入証明(レシート)がなくても、商品の郵送や現物の確認により返金対応を受けられるケースが多いとされています。
返金・交換の手続き方法まとめ
対応を受けるためには、まずよつ葉乳業の「お客様相談窓口」へ連絡する必要があります。
問い合わせは電話・メールのどちらでも可能で、やり取りの後、該当商品の郵送や返金方法について案内されます。
【手続きの流れ】
① 公式サイトまたはパッケージに記載の「製造番号」を確認
② 商品の状態(開封済み・未開封)をチェック
③ お客様相談窓口に連絡
④ 指示に従って商品を郵送 or 返金処理へ
【問い合わせ先】
▶ よつ葉乳業 お客様相談窓口
電話番号:0120-428-841(受付時間:9:00~17:00)
メール対応:公式フォームより24時間受付
回収手順はクール便の着払い
- 着払い伝票使⽤
- クール便
- 返⾦先(住所、⽒名、電話番号)を忘れず添える
返⾦⽅法は現⾦書留か郵便為替?
- 「送付」で返⾦する
- 必要情報が住所・⽒名・電話番号
この2点から推察すると、
現⾦書留での現⾦送付か、郵便為替(定額⼩為替・普通為替)の可能性が考えられます。
よつ葉バターの⾃主回収予定数は628万個にものぼるそうです。
企業側も確実に返金できる方法を選ぶと思います。