楼蘭妃は本当に子供を殺した?
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「えっ…楼蘭妃、子供たちに毒を飲ませたの!?信じられない…」
アニメ『薬屋のひとりごと』第45話を観た直後、SNSはそんな驚きと戸惑いの声で溢れました。
見た目は完全に“毒殺”。
しかも相手は、あどけない無垢な子供たち…。
画面越しに衝撃を受けた人、きっと多かったはずです。
実際、X(旧Twitter)でもこんな声があがっています。
でも結論から言うと――
楼蘭妃は子供を殺したのではなく、仮死状態にして処刑を回避させ、救おうとしたのです。
あのジュースに含まれていたのは“毒”ではなく、「蘇りの薬」。
これは、楼蘭妃の異母姉・翠苓(すいれい)が調合した特殊な薬で、服用した者を一時的に仮死状態にすることができます。
つまり、子供たちは「死んだふり」をして、その場の危機を逃れたのです。
もちろん、そんな大胆な計画を実行した背景には、それ相応の覚悟がありました。
物語の舞台である“茘(れい)”という国には、謀反が発覚した場合は一族まるごと処刑されるという恐ろしい掟が存在します。
大人も、子供も、赤子すら例外ではありません。
そして今回、楼蘭妃の一族――「子(し)一族」は謀反の疑いで追い詰められました。
このままでは、子供たちは生きていても確実に処刑されてしまう。
それならば――
せめて自分の手で助けたい。
苦しまないように、静かに、そして確実に。
その強い想いから、楼蘭妃は仮死薬を用いた“偽りの死”という決断を下したのです。
彼女の計画には、猫猫(まおまお)も巻き込まれました。
子翠――つまり楼蘭妃は、猫猫の薬の知識と、回復の手助けを期待して、あえて子供たちの側に彼女を連れてきたともいえます。
実際、猫猫は子供たちが息を吹き返すまで離れずに寄り添い、回復を助けました。
「毒を盛る」というショッキングな行動の裏にあったのは、深い慈悲と一族への想い。
そのギャップに、多くの視聴者が心を揺さぶられたのです。
では、なぜ毒を盛る必要があったのか、その背景にある覚悟と計画を掘り下げます。