「整理券って、チケットとは違うの?」
KCONに初めて参加する方の多くが、まずここで立ち止まります。
ライブやイベントに慣れている人でも、KCON特有の整理券システムには戸惑うことが多いんです。
しかも、番号や入場順、観覧エリアとの関係まで、ちょっと複雑。
知らずに当日を迎えると、
「会場に入れない」
「推しが見えない」といった後悔が残ってしまうことも。
この記事では、KCONの整理券って何?という疑問に、初心者でもすっと理解できるように丁寧に解説していきます。
KCONを“ちゃんと楽しむための基本”、今のうちにチェックしておきましょう!
KCONの整理券とは何?
「えっ、チケット買ったのに、まだ何か必要なの?」
KCON初参加の人なら、誰もがここで引っかかりますよね。
そう、それが“整理券”です。
整理券とは、会場への入場順を決めるための電子チケット。
LINEアプリ経由で取得し、現地でリストバンドに交換するという手続きが必要になります。
このリストバンドがないと、そもそも幕張メッセの展示ホール(1〜6)に入場できません。
つまり、チケットがあっても整理券がなければ、KCONの現場には“入れない”ということ。
そして、この整理券には「整理番号」が付いていて、番号順に会場への入場が進む仕組みです。
この番号が、アーティストステージなどのポジション取りに少なからず影響してくるんですね。
2025年も、会場から1km圏内に到着しないと整理券は取得できません。
自宅からポチッとはできないんです。
必ず現地入りしてからの操作が必要になります。
しかも整理券の取得開始は、毎年恒例の朝6:00前後。
「え?そんな早く?」
と思ったあなた、油断禁物です!
2024年では、6:00に取得しても1000番台から7000番台まで、幅広い番号が報告されました。
つまり、「早く起きた=前の番号」ではなく、ある程度のランダム性があるということです。
それでも、整理券があれば会場に入り、アーティストステージを楽しむことができます。
まずはこの“入場の第一関門”をクリアすることが、KCONを満喫するための第一歩なんです。
次は、「じゃあ整理番号ってどこまで大事なの?」という本題に迫っていきましょう。
ステージ前で見たいなら
「どうしても、推しを近くで見たい!」
KCONに参加する人の多くが、そんな気持ちで胸を躍らせていますよね。
でも実際には、整理番号だけでは最前列が難しい場合もあるという現実もあるんです。
がっかりする必要はありません。
ここで“知ってるかどうか”が、体験の質を分けます!
まず前提として、2024年までは、整理番号が早ければステージ前方に近い場所を確保しやすかったのは事実です。
特にホール4のアーティストステージでは、早い番号の人が先に入場列に並べたため、前方を押さえるチャンスがありました。
ところが2025年のKCONでは、状況が少し変わってきています。
整理番号に加えて、プレミアムエリアやサムスンGalaxyなどの優先観覧エリアが設けられていて、入場順に影響を及ぼす要素が増えているんです。
たとえば、1DAY PREMIUMチケット。
このチケットを持っていれば、整理番号に関係なくアーティストステージの「プレミアムエリア」に入場可能です。
これ、整理番号とは無関係なんです。
番号が後ろでも、ステージに近いプレミアムエリアに入れます。
ただし、そのぶんお値段も少し高め。
税込29,900円は気軽に出せる金額ではありませんよね。
そんなときに注目したいのが、Galaxyブースの専用入場券です。
サムスンのキャンペーンとして、最大300番までのGalaxy専用エリア入場券が会場内ブースで配布されることがあります。
ここをゲットできれば、ステージ上手側の前方エリアに入れる可能性が高いです。
もちろん配布時間や行列状況もあるので、ブースには朝から並ぶ覚悟が必要になります。
さらに、他にも企業ブースやキャンペーン枠など、複数の“前に行けるルート”がある場合があります。
特定ブランドとのコラボ企画やアプリ連動の抽選など、ルートは多岐に渡ります。
こうした仕組みを活用することで、整理番号がそこまで早くなくても、前でステージを楽しむチャンスが広がるわけです。
とはいえ、整理番号を軽視していいわけではありません。
リストバンド交換後、ホール4の入口に早く並べるのは、やはり整理番号が早い人の特権。
だからこそ、整理券取得はできるだけ朝早く、会場付近で行うのが鉄則です。
Xでは、「9:00に整理券取ったら2800番台で、ステージ遠かった…」という声もありました。
一方で、「6:00ちょうどに取ったら1000番台だった!前で見れた!」という報告も。
やはり、大事なのは情報収集とタイミング。
KCONでは、複数の観覧ルートを理解し、うまく使い分けるのがコツなんです。
「整理番号が遅かったら終わり…」と諦める前に、できることはまだあります。
再入場は可能?
「一度外に出たら、もう戻れないのかな…?」
KCON初参加の人が、地味に気になるのがこの“再入場問題”です。
結論から言うと、
- FESTIVAL GROUNDS(FGエリア)は再入場OK
- M COUNTDOWN STAGE(エムカステージ)は再入場NG
この違い、しっかり押さえておきましょう。
まず、FESTIVAL GROUNDSとは、幕張メッセのホール1〜6を中心としたエリアのこと。
アーティストステージやブース、MEET & GREETなどが集まっていて、KCONの「お祭り感」を感じられるゾーンですね。
このエリアに入るには、朝のうちにリストバンドを交換しておく必要があります。
FGプレミアムや1DAYチケットを持っていればOKです。
そして、このリストバンドをつけていれば、FGエリアへの再入場は原則可能。
つまり、アーティストステージを見終わったあとに、一度外で休憩や食事をとるのも問題なし。
ただし、安心してばかりもいられません。
人気グループのステージ後や夕方の混雑時間帯は、ホール4(アーティストステージ)の再入場が制限される場合があります。
特にJO1やME:Iといった人気アーティストの出演時は要注意。
Xでは、「一度外に出たらホール4の待機列が締め切られて入れなかった…」という声もありました。
確実に見たいステージがあるなら、退出後の再入場タイミングにはくれぐれも注意してください。
一方で、M COUNTDOWN STAGE(エムカステージ)には別のルールがあります。
こちらは電子チケットでの入場管理で、一度入ったら再入場はできません。
つまり、一度出てしまうと、エムカステージには戻れません…!
これは2024年も公式に明記されていた運用で、今年も基本は同様と見てよさそうです。
ちなみに、2024年では開場16:30頃、開演17:30頃でした。
ただし、2025年の詳細な時間はまだ発表されていないので、公式サイトでの確認を忘れずに!
タイムスケジュールにもよりますが、アーティストステージ終了後、早めにホール7〜8へ移動を始めるのがベストです。
FGエリアとエムカの会場は少し距離があるので、移動だけでも5〜10分かかります。
特に、人気アーティストのステージ終わりには周辺が混雑しやすくなるので、余裕をもって行動しましょう。
また、FGエリアのリストバンドは1日限りの命綱です。
これがないと再入場はできないので、絶対に外さないこと!
破れやすい紙製の場合もあるので、取り扱いにはご注意を。
そして、エムカステージ用の電子チケットも準備万端に。
スマホの電池が心配なら、モバイルバッテリーを持参し、チケットアプリを事前に確認しておくと安心です。
最後にもう一度まとめますね。
- FGエリアはリストバンドがあれば原則再入場OK(ただし混雑時は注意)
- エムカステージは一度入場すると再入場不可
- スケジュールを把握して、余裕をもった行動が鍵
- リストバンドと電子チケットの管理は最重要!
KCONは、想像以上に時間との勝負。
だからこそ、「再入場は可能?」という小さな疑問にも、あらかじめ答えを持っておくことが大事なんです。
このちょっとの準備が、当日の焦りを減らし、楽しさを何倍にもしてくれますよ!
整理券活用の裏ワザ
「KCONの整理券、取るだけで満足してませんか?」
実はそれ、まだ“半分の準備”しか終わっていないかもしれません。
整理券は、入場順を決める大事なキーアイテム。
でも大切なのは、それをどう活かすかなんです。
まずは、取得のタイミングと場所。
整理券は毎年、朝6:00頃から公式LINEで申請がスタートします。
ただし、会場から1km圏内にいないと申請できません。
つまり、現地にちゃんと到着していることが大前提。
「それってどこにいればいいの?」という方へ。
海浜幕張駅前やイオンモール幕張新都心など、会場に近い場所にいるのがポイントです。
GPSのズレで申請できないなんてこともあるので、早めに安定した場所を見つけておくのが安心です。
整理券を取れたら、次にすべきはリストバンドの交換。
これがないと、会場には入れません。
2024年は、リストバンド交換が遅れると入場列も後になり、
「番号が早いのに…」と後悔する人もいました。
せっかくの整理番号、活かさなきゃもったいないですよね。
リストバンドをゲットしたら、目指すはホール4のアーティストステージ待機列。
ここに早く並ぶことで、ステージに近い場所を押さえられる可能性が上がります。
休憩やグッズ購入は、待機列に並んでから考えるのがおすすめです。
まずは位置取りが先。
そこを外すと、あとの行動にも影響しちゃいます。
とはいえ、整理券の番号だけじゃ前に行けないこともあります。
そんなときは、+αの戦略がカギ。
たとえば、Galaxyエリアの入場券をブースオープン直後に狙う。
これはステージ上手側の前方に入れるチャンス。
最大300番までの配布だから、早い者勝ちですが、挑戦する価値アリです。
さらに、1DAY PREMIUMチケットを取っておけば、整理番号に関係なく、プレミアムエリアでステージが見られる特典付き。
費用はかかりますが、確実性を取りたい方には安心の選択です。
もしどちらも取れなかったとしても大丈夫。
ステージ後方など、整理番号が遅くても観覧できるエリアが用意されています。
モニターでパフォーマンスを楽しんだり、アーティストが近くに来る演出があったりすることもあるので、「遠くてつまらない」なんてことはありません。
そして最後に、整理券をフル活用するためのポイントをまとめます。
- 朝6:00前には会場付近でスタンバイ
- 取得後はすぐにリストバンド交換へ
- アーティストステージ待機列に素早く移動
- Galaxyエリアやプレミアムチケットで前方確保も視野に
- 番号が遅くても後方エリアで十分楽しめる
そう、KCONの整理券はただの入場券ではありません。
ちょっとした工夫と準備で、ステージ前で見たいという願いをぐっと近づけてくれる、
“最初の一手”なんです。
ぜひこのチャンスを、しっかり活かしてくださいね!