大分市大東中学校の暴力は「ただのいじめ」で済むのか? 加害者に暴行罪を求める声

 

大分市の大東中学校で発生した暴力事件が、全国的に大きな波紋を広げています。

生徒間のトラブルとして片づけられがちな「いじめ」ですが、今回の件では明らかに暴行と受け取れる行為が行われており、ネット上では「これはもう暴行罪では?」と厳しい声が相次いでいます。

学校や教育委員会の対応に対しても、「加害者を守っているようにしか見えない」といった批判が殺到。

果たして、このような重大な問題を「ただのいじめ」で済ませて良いのでしょうか?

本記事では、加害者に対する法的責任の可能性について深掘りします。

 

なぜ学校の中だけ「犯罪」が許される?

 

大分市立大東中学校の廊下で起きたとされる暴行事件。

動画を見ていると、約1分間もの間、男子生徒さんが別の生徒さんを何度も何度も…床に叩きつけたり、馬乗りになって顔を殴ったり、後頭部を蹴ったりしている様子が映っているんです。

被害者の生徒さんが「ごめん」って謝っているのに、暴行は止まらない。

周りには、撮影している人や見ているだけの人がいたっていうんだから、さらに心が痛みますよね。

これって、刑法208条の暴行罪に当たる行為なんですって。

2年以下の懲役または30万円以下の罰金が科せられる可能性があるのに、学校の中での出来事ってだけで「いじめ」として処理されてしまうことが多いんですよね。

文部科学省のデータによると、全国のいじめ認知件数は約61万5000件もあるのに、警察に通報されたのはたったの0.2%(約1200件)なんですって!

驚きませんか?

学校が「教育指導」という名目で、問題を内輪で解決しようとする。

そんな慣行が、結局は犯罪行為を見逃してしまう土壌を作っているんじゃないかなって、私は思うんです。

まるで、学校の中だけ法律が違うみたい…そんな風に感じてしまうのは、私だけでしょうか?

 

実は、学校が警察への通報を躊躇する背景には、いくつかの理由があるんです。

一つは「教育的配慮」という名目。

加害者の生徒の将来を考えて、前科をつけたくないっていう思いがあるのかもしれません。

でも、それって被害者の人権を軽視することにつながっていませんか?

 

また、教員の方々は日々の業務に追われていて、警察との連携に時間を割く余裕がないっていう現実的な問題もあるようです。

それに加えて、管理職の方は地域社会や保護者からの評判を気にして、事を荒立てたくないという心理も働いているのかもしれませんね。

こういった複合的な要因が絡み合って、学校という閉ざされた空間での暴力が野放しになってしまっているんです。

 

学校内暴力の実態

 

全国の中学校で起きている暴力行為について、もう少し詳しく見ていきましょう。

文科省の調査では、生徒間暴力の件数は年間で約3万件にも上るんです。

そのうち、実際に医療機関を受診するほどのケガを負ったケースは約5000件。

でも、そこから警察に通報されるのは、さらにその一部だけなんですよね。

つまり、大部分の暴力行為が「いじめ」という言葉で矮小化されて、学校内部で処理されてしまっているということなんです。

 

暴行罪の境界線は校門?

法律上、暴行罪や傷害罪って、どこで起きたかに関係なく適用されるものなんですよね。

今回の動画でも、後頭部への蹴りが問題視されています。

お医者さんのお話だと、頭への衝撃は脳震盪や内出血を引き起こすリスクがあって、場合によっては後遺症が残ることもあるそうなんです。

考えただけでも恐ろしいですよね。

もし、学校の外で同じようなことが起きたら、すぐに警察が動くはず。

加害者が14歳以上なら、少年法に基づいて刑事責任が問われることだってあります。

 

でも、学校の中だと「いじめ防止対策推進法」っていう法律に基づいて、学校が調査をすることになるんです。

もちろん、それも大事なんだけど、警察との連携は「命や身体に重大な危険がある場合」に限られていて、学校の判断に任されている部分が大きいんですよね。

この曖昧さが、対応の遅れや隠蔽疑惑を生んでしまう原因になっているんだと思います。

 

過去には、大津市で中学生がいじめを苦に自殺してしまった事件がありましたよね。

あの時も、学校の対応の遅れが問題になって、最終的には警察が介入して傷害罪が適用されたんです。

でも、そういったケースはまだまだ少ないのが現状なんです。

なんだか、学校という壁に守られているみたいで、本当にやりきれない気持ちになりますよね。

 

海外との比較

 

興味深いのは、海外の対応なんです。

アメリカやイギリスでは、学校内で起きた暴力行為に対して、警察が積極的に介入する仕組みが整っているんですって。

アメリカでは多くの学校に「スクールポリスオフィサー」が配置されていて、重大な暴力事件があればすぐに刑事手続きに移行するんです。

もちろん、それはそれで行き過ぎだっていう批判もあるんですけど、少なくとも「学校内だから特別扱い」っていう発想はないんですよね。

日本の教育現場も、こういった海外の事例から学べることがあるんじゃないかなって思います。

 

暴行罪が適用されない日本の学校の闇

大分市教育委員会は、「事実関係を確認中」って発表しているみたいですけど、公式サイトにはまだ具体的な声明が出ていないみたいですね。

学校内暴力が刑事事件として扱われにくい背景には、やっぱり未成年者への配慮とか、学校の体面を保ちたいっていう気持ちがあるのかもしれません。

それに、少年法っていう法律も関係していて、14歳未満の子は刑事責任を問われないんです。

法務省の統計によると、少年による暴行・傷害事件って年間で約5000件もあるんですって。

でも、そのうち学校の中で起きたものがどれくらいなのかは、公表されていないんです。

 

いじめ防止対策推進法ができてから10年間で、学校が警察に通報した重大事態は全国で約300件。

実際にはもっとたくさんの事件が起きてるはずなのに、ほんの一握りしか表面化していないってことですよね。

ネット上では、「学校内だからお咎めなし」っていう理不尽さに対する批判がすごく多いですよね。

栃木県の高校で起きた暴行動画と比較して、「学校内暴力の連鎖」だって指摘する人もいます。

こういった構造的な問題が、被害者の方を守ったり、再発を防いだりするのを邪魔しているんだとしたら…本当に悲しいことですよね。

 

「教育的指導」という名の逃げ道

 

実は、教育現場には「自前解決」っていう過剰な文化があるようなんです。

学校としては、問題が外部に漏れるのを避けて、加害者と被害者の両方を「指導」で終わらせようとする。

でも、それが結果的に犯罪行為の隠蔽につながってしまうことが多いんですよね。

文科省の内部資料には、「警察に通報すると学校の評判が下がる」っていう心配をしていた教育委員会もあったっていう情報もあるんです。

これって、本当に驚きですよね。

 

それから、14歳未満の子は刑事責任を問われないから「仕方ない」って思われがちだけど、実は児童相談所に通告したり、保護処分を受けさせたりすることもできるんです。

「未成年だから仕方ない」っていうのは、法的には通用しない言い訳なんですよね。

実際、児童福祉法では14歳未満の子が重大な問題行動を起こした場合、児童相談所が介入して、必要に応じて児童自立支援施設への入所措置を取ることができるんです。

つまり、刑事責任を問えなくても、社会的な対応の手段はちゃんとあるってことなんですよね。

 

医学的に見た危険性

 

今回の事件で特に見逃せないのは、やっぱり後頭部への蹴り。

お医者さんの間では、「後頭部は脳幹に近くて、衝撃で意識を失ったり、呼吸が止まったりすることもある」って言われているんです。

だから、単なる「ケガ」では済まない可能性*があるんですよね。

脳神経外科の専門家によると、後頭部への強い衝撃は急性硬膜下血腫を引き起こす可能性があって、これは命に関わる重篤な状態なんだそうです。

特に成長期の子どもの場合、頭蓋骨がまだ完全に発達していないから、大人よりもダメージを受けやすいんですって。

 

また、たとえその場で大きな症状が出なくても、後になって頭痛やめまい、記憶障害といった後遺症が現れることもあるそうです。

「外から見てケガがないから大丈夫」なんて、絶対に言えないんですよね。

世論が「殺人未遂レベルだ!」って過激に反応しているのも、そういった危険性を感じ取っているからだと思います。

 

撮影していた生徒たちの行動

今回の事件でもう一つ問題なのが、周りで見ていた生徒たちの存在です。

動画を撮影していた人、笑いながら見ていた人…誰も止めようとしなかったみたいなんですよね。

心理学では「傍観者効果」っていう現象が知られています。

周りに人がたくさんいると、「誰かが助けるだろう」って思って、結局誰も行動しないっていう現象なんです。

 

でも、学校という教育の場で、こういった傍観が起きてしまうのは、やっぱり深刻な問題だと思います。

道徳教育や人権教育が形骸化していて、実際の行動に結びついていないっていう現実が浮き彫りになっているんじゃないでしょうか。

それに、撮影してSNSに投稿するっていう行為自体も考えものですよね。

確かに、今回は動画が拡散されたことで事件が明るみに出たわけですけど、未成年者の顔が映った動画を無断で公開することは、プライバシーの侵害やネットいじめにつながる危険性もあるんです。

 

学校内暴力にどう向き合うべきか

 

今回の事件をきっかけに、学校内暴力がもっと問題視されるようになってほしいなって、心から願っています。

具体的には、まず警察との連携基準を明確化することが必要だと思います。

 

「重大な危険がある場合」っていう曖昧な表現じゃなくて、「頭部への暴力」「複数回の暴行」「武器の使用」といった具体的な基準を設けて、該当する場合は必ず警察に通報するっていうルールを作るべきなんじゃないでしょうか。

 

それから、第三者機関による監視も大切ですよね。

学校や教育委員会だけに判断を任せるんじゃなくて、弁護士や医師、心理の専門家などが参加する委員会を設置して、客観的に事態を評価する仕組みが必要だと思います。

被害者支援の充実も忘れちゃいけません。

今は加害者の「更生」ばかりが重視されて、被害者のケアが後回しになっているケースが多いんです。

カウンセリングの提供や、転校支援、医療費の補助など、被害者とその家族を守る制度を整えることが急務だと思います。

SNSでの拡散は、もしかしたら正義なのかもしれません。

 

もちろん、未成年者が関わっていることなので、個人情報や誹謗中傷には十分に気をつけないといけないですけどね。

私たち一人ひとりが、この問題について真剣に考え、声を上げていくことが大切なんじゃないかなって、私は思います。

保護者の方々も、お子さんとしっかりコミュニケーションを取って、学校で何が起きているのか把握することが大事ですよね。

「うちの子に限って」っていう思い込みを捨てて、加害者にも被害者にも傍観者にもならないように、日頃から教育していく必要があると思います。

そして、政治家や行政の方々には、学校内暴力を「いじめ」という言葉で矮小化せず、必要に応じて刑事事件として扱う法整備を進めてほしいと願っています。

子どもたちが安心して学べる環境を作るのは、私たち大人の責任なんですから。

konami

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