XGプロデューサーSIMONの逮捕で明らかになった音楽業界に蔓延する闇を解説

「まさか、あの人が」——2026年2月23日未明、音楽ファンの間に衝撃が走りました。

日本発のグローバルガールズグループXGを手がけた敏腕プロデューサー、SIMON(本名:酒井じゅんほ)容疑者がコカインと乾燥大麻の所持容疑で現行犯逮捕。

しかもその場にいたのは本人だけではなく、エイベックス社員3人も同時に身柄を拘束されるという前代未聞の展開でした。

一人のプロデューサーの転落劇にとどまらない、この事件の向こう側に透けて見える「音楽業界の構造的な闇」とは何なのか。

日本のエンタメ業界が長年抱えてきた問題が、皮肉にも世界進出の絶頂期に噴き出した格好です。

この記事では、事件の経緯を追いながら、なぜこんなことが起きたのか、その背景を丁寧に読み解いていきます。

名古屋のホテルで何が起きたのか

まずは事実関係を整理しておきましょう。

2026年2月23日午前0時20分頃、愛知県内のホテル一室に警視庁薬物銃器対策課が踏み込みました。

そこにいたのは、XGALXのCEOであり全楽曲を統括するプロデューサーの酒井じゅんほ容疑者(39歳・東京都目黒区在住)。

部屋からはコカイン(複数メディアで「4袋」との報道あり)と乾燥大麻1袋が見つかり、麻薬及び向精神薬取締法違反(共同所持)の疑いで現行犯逮捕となりました。

注目すべきは、酒井容疑者と一緒にその場にいた3人の存在。

読売新聞・朝日新聞の報道では、その中の1人が米国籍で自称音楽プロデューサーの「キム・マイケル・チョン」容疑者(39歳)であることが判明しています。

残る2人はエイベックスの会社員とされていますが、詳細な身元や事件への関与の度合いについては、23日13時時点でほとんど明かされていません。

4人は「共謀して所持した」疑いが持たれており、単独犯ではなくグループとしての薬物所持が問われている形です。

警察が動いた根拠もはっきりしています。

複数のメディアが伝えたところによると、警視庁は「酒井容疑者らがコカインなどを使用している」との事前情報に基づいて22日深夜に部屋を特定し、家宅捜索に踏み切ったとのこと。

つまり偶然の摘発ではなく、ある程度の裏付けを持った上でのピンポイント捜査だったわけですね。

通報者や情報提供者が誰なのかは一切報じられておらず、この点が後述する「業界内の力学」を考える上でも重要な伏線になってきます。

酒井容疑者は同日午前8時過ぎに警視庁の捜査員によって名古屋から東京駅へ身柄を移送されました。

4人の認否についても現時点では非公表のまま。

XG側(XGALX・エイベックス)からの公式コメントも一切出ていない、異様な沈黙が続いています。

なぜ「最悪のタイミング」だったのか

この事件のインパクトを理解するためには、XGというグループがどれほどの高みにいたかを知る必要があります。

XGは全員日本人の7人組(JURIN、CHISA、HINATA、HARVEY、JURIA、MAYA、COCONA)。

韓国式の厳しいトレーニングシステムと全曲英語という大胆なコンセプトで、2022年のデビュー以来、日本人アーティストとしてBillboardチャートの記録を次々と塗り替えてきたグループです。

Hot Trending Songsで日本人初の1位、2026年1月に発売した1stフルアルバム「THE CORE」はBillboard 200でTop100入り。

リード曲「HYPNOTIZE」は9カ国・地域で1位を獲得するなど、名実ともに「日本人グローバルアイドルの象徴」と呼べる存在でした。

2025年にはアメリカの巨大野外フェスCoachellaで日本人アーティスト初のSaharaステージ・ヘッドライナーに抜擢。

1stツアーでは40万人を超える動員を記録し、2ndワールドツアー「THE CORE」は横浜Kアリーナ3日間で約6万人を集め全公演ソールドアウト。

大阪城ホール、名古屋IGアリーナと続き、この先は福井、仙台、兵庫、福岡、東京の日本公演に加え、アジア、北米、ヨーロッパ、オーストラリア、中南米と世界35都市超を回る予定でした。

業界関係者の試算では総動員60万〜80万人規模、チケット収入だけで推定120〜150億円という桁違いのプロジェクトが回っている真っ最中だったんですよね。

そして逮捕はまさに名古屋公演の最終日が終わった直後。

つまり、ステージの裏でメンバーやスタッフと成功を分かち合った、その数時間後の出来事だったということ。

ファンが「なんでこのタイミングで…」と絶句したのも当然のことでしょう。

酒井じゅんほ容疑者はどんな人物だったのか

逮捕されたSIMONこと酒井じゅんほ容疑者は、1986年5月29日アメリカ・シアトル生まれの39歳。

日本人の母と韓国人の父を持つ日韓ハーフで、韓国名はPark Jun-ho(朴俊浩)。

韓国で育ち、2010年代初頭に韓国のボーイズグループDMTN(ダルメシアン)の「Simon」としてアイドルデビューを果たしています。

グループが2014年に解散した後は作曲家・プロデューサーへ転身。

韓国のAilee、Junggigo、Jun Hyoseongなど人気アーティストに楽曲を提供し、2013年頃からは「JAKOPS」名義で本格的なプロデュースワークをスタートさせました。

ちなみにJAKOPSとは「JA(Japan)+KO(Korea)+P(Produced by)+S(Simon)」の頭文字。

自らのルーツである日韓のアイデンティティを、名前にそのまま刻んだセンスの持ち主だったわけです。

2017年に自身のレーベルXGALXを設立し、15,000人を超えるオーディションから7人の日本人メンバーを選抜

 

X

そこから約5年間、徹底したトレーニングと育成を経て2022年3月に「Tippy Toes」でXGとしてデビューさせました。

楽曲制作、ビジュアルディレクション、グローバル戦略——すべてをSIMON一人が最終決定する、いわゆる「ワンマン型プロデューサー」の典型。

うまくいっている時は「天才」の一言で片づけられますが、その一人が倒れた瞬間にすべてが止まるリスクと隣り合わせだったとも言えます。

エイベックスとはジョイントベンチャー的な関係にあり、エイベックス側が国内マネジメント・ライブ制作・海外展開の窓口を担当。

エイベックスのIR資料ではXGを「グローバルIP創出の軸」と位置づけ、中期経営計画「avex vision 2027」の中核に据えていたほどの存在。

だからこそ、エイベックス社員3人が一緒に逮捕されたという事実の衝撃は計り知れないものがあります。

エイベックス社員「3人同時逮捕」が意味するもの

今回の事件で見落としてはいけないのが、SIMON容疑者だけではなくエイベックスの社員が3人も同じ場所で逮捕されたという事実です。

これは「個人の不祥事」として片づけられる範囲をはるかに超えています。

エイベックスはXGALXとの共同事業体「AEGX」を通じてワールドツアーの制作に携わり、AEG Presentsとの合弁やS10 Entertainmentとの米国パブリッシング提携など、XGのグローバル展開のインフラそのものを支えてきた企業。

その社員が、プロデューサーと同じホテルの部屋で違法薬物と一緒にいた。

「たまたま居合わせただけ」と説明するのは、さすがに無理があるのではないでしょうか。

容疑は「共謀しての所持」。

つまり警察は最初から、4人がグループとして薬物を持っていたという前提で逮捕に踏み切っています。

これが意味するのは、業界の一部で「パーティー的な薬物使用」がある種の文化として根づいていた可能性

個人の脱線ではなく、企業間のパートナーシップの中で常態化していたとしたら、問題の根はもっと深いところにあることになります。

読売新聞が報じたキム・マイケル・チョン容疑者(39歳・米国籍・自称音楽プロデューサー)の存在も気になるところ。

SIMONの国際ネットワーク(日韓米にまたがるバックグラウンド)と重なる人物像であり、音楽業界のグローバル化が薬物へのアクセスルートも同時に広げていたのではないかという仮説を補強するような存在です。

ただし、キム容疑者とSIMONの正確な関係性はまだ報道されていません。

今後の捜査でこの接点がどう明らかになるかは、事件の全体像を把握する上で欠かせないピースになるでしょう。

「成功者のお守り」と呼ばれるコカインの怖さ

今回押収されたコカインという薬物は、日本国内では流通量が限られていて、末端価格は1グラムあたり数万円から10万円とも言われる非常に高額なもの。

誰でも気軽に手が出せるものではなく、それなりの経済力がある層でなければ入手が難しい薬物です。

脳内のドーパミンやノルアドレナリンを急激に増加させ、短時間で強い多幸感や集中力の向上をもたらす。

この「即効性のある快楽」が、ハードスケジュールに追われるクリエイターやプロデューサーの間で「成功者のお守り」のように機能してしまうケースがあると言われています。

ツアー中は毎晩がステージ、翌日は移動、その合間にもビジネスの判断やメンバーのケアが求められる——そんな日常の中で「ちょっとした息抜き」として正当化されてしまう怖さがあるのでしょう。

ただし、その代償はあまりに大きい。

依存性が極めて高く、繰り返し使用することで耐性がつき量が増えやすい。

心拍数や血圧の急上昇による心臓への負担、不安や妄想といった精神症状、過剰摂取時の呼吸停止リスクなど、命に関わる副作用が数え切れないほどあります。

日本では麻薬及び向精神薬取締法で厳格に規制されており、所持だけでも懲役1年以上10年以下。

芸能界では過去に多くの著名人がこの薬物で逮捕され、キャリアを事実上失ってきました。

「一瞬の快楽」と引き換えに失うものの大きさは、今回の事件が何より雄弁に物語っています。

過去の芸能界薬物事件と比較して見えてくること

音楽業界と薬物の問題は、残念ながら今に始まった話ではありません。

むしろ近年、摘発のペースが加速しているように見えるのが実情です。

2025年から2026年にかけてだけでも、俳優の清水尋也さんの大麻所持、Def TechのMicroさんの逮捕など、芸能界の薬物事件が立て続けに報じられてきました

警視庁薬物銃器対策課が摘発を強化しているとされ、これまで水面下で見過ごされてきた問題が一気に表面化している段階なのかもしれません。

過去の大型事件と今回を並べてみると、経済的なダメージの規模感がよくわかります。

俳優のピエール瀧さんの事件では、ディズニー映画の吹替差し替えやCM降板で約30億円規模の損害が発生したとされています。

沢尻エリカさんのケースでも、NHK大河ドラマの撮り直しやCM違約金で約10億円規模の報道がありました。

XGの場合、グローバルに展開している分だけステークホルダー(利害関係者)の数が桁違い。

ワールドツアーの全面中止となれば、日本公演だけで数十億円、全世界で100億円を超える損失が試算されています。

instax(富士フイルム)やRiot Gamesなどグローバルブランドとの契約にはイメージ条項が含まれているのが通常で、違約金を含めれば広告収入の蒸発は数十億円規模に達する恐れがあります。

過去の事例と比べても、今回の潜在的な経済損失はケタが一つ違うと言えるかもしれません。

K-POP業界にも共通する「構造的なプレッシャー」

ここで視野をもう少し広げて、韓国のK-POP業界に目を向けてみましょう。

実は海の向こうでも、プロデューサーやマネージャー層の薬物事件は繰り返し起きています。

たとえばYGエンターテインメントでは、所属プロデューサーのKushがコカイン使用で逮捕された過去があり、事務所全体のイメージに深刻なダメージを与えました。

SM、JYPといった大手でも、マネージャーやスタッフ層の薬物事案が水面下で確認されたケースがあるとされています。

共通しているのは、業界特有の過密スケジュール、国際移動による時差の蓄積、「成功し続けなければいけない」という強迫観念のような圧力。

SIMONの場合は、15,000人の中から選んだ7人を5年間育て上げ、世界デビューさせ、Billboardに載せ、ワールドツアーを成功させるという、途方もない「絶対成功」の責任を一身に背負っていました。

その重圧は想像を絶するものがあったはずです。

もちろん、だからといって違法行為が正当化されるわけでは決してありません。

ただ、「なぜ成功の絶頂で自らを壊すようなことをしたのか」という問いに向き合うとき、個人の意志の弱さだけに原因を求めるのはあまりに表面的ではないかとも思うのです。

業界が構造的に抱える「プレッシャーの吐け口の不在」こそが、繰り返される薬物事件の温床になっている。

そう考えると、この問題は一人のプロデューサーを批判するだけでは解決しないことが見えてきます。

メディア報道の「一斉横並び」に感じる違和感

今回の事件報道には、もうひとつ気になる特徴があります。

それは主要メディアの報道内容がほぼ完全に横並びだったという点。

日経、読売、FNN、NTV、朝日、共同通信——どの社も「捜査関係者によると」という枕詞で、「午前0時20分頃」「コカイン」「名古屋ホテル」「ツアー参加後」といった同一フレーズを使い、ほぼ同じタイミングで速報を打っています。

独自取材に基づくスクープや、他社と異なる角度からの報道はほとんど見当たりません。

ホテルの名前も部屋番号も出てこない。

通報の経緯も触れられていない。

酒井容疑者側の弁解や認否すら「不明」のまま。

これだけの大事件にもかかわらず、情報が「SIMON=逮捕」という一方向にだけ固定されている印象を受けるんですよね。

Xでは「なんでこのタイミング?」「Avex社員も一緒っておかしくない?」といった疑問の声が即座に噴出しましたが、テレビや新聞はそういった市民感覚の疑問にはほとんど触れず、「衝撃ニュース」として消費する方向に流れていったように見えます。

もちろん、速報段階で警察発表ベースの報道になるのはある程度やむを得ない面もあるでしょう。

ただ、だからこそ私たちは受け手として、「報じられていること」だけでなく「報じられていないこと」にも目を向ける必要があるのだと思います。

通報者は誰なのか、なぜこのホテルがピンポイントで捜索されたのか、キム・マイケル・チョン容疑者とSIMONの接点は何だったのか。

こうした疑問が解消されるまで、事件の全体像を判断するのは早計かもしれません。

XGの活動はどうなるのか——メンバー7人の未来

ファンにとって最も気がかりなのは、言うまでもなくXGのメンバー7人の今後でしょう。

2月23日13時時点で、XG公式サイトのツアースケジュールには一切変更がなく、福井(3/14)以降の公演も通常通り表示されています。

XGALX、エイベックスともに公式コメントは一切出ていない状態。

この「沈黙」が今後どう破られるのか、数日以内の動きが決定的に重要です。

過去の類似事件のパターンから推測すると、まずは緊急の取締役会が開かれ、SIMON容疑者の休職または解任の手続きが進むはず。

同時に「捜査への全面協力」と「メンバーの活動保護」を軸にした公式声明が出されるのが一般的な流れです。

その後、全スタッフへのコンプライアンス調査、新体制の発表と続く——というのが教科書的なシナリオでしょうか。

後任プロデューサーの候補としては、エイベックス内部からの登用が最も現実的な線。

外部からK-POPの大手プロデューサーやアメリカのクリエイターを招くという案も浮上していますが、XGの「X-POP」という独自路線——K-POPの方法論と日本人のアイデンティティを融合させたスタイル——を理解して再現できる人材は、正直かなり限られるのが実情です。

ただ、ここで希望の光もあります。

メンバー7人は全員20代前半で、業界内で「全員がACE級」と評されるほどのパフォーマンス力を持っています。

Xでは「メンバーを守ろう」「応援を続けよう」というムーブメントが急速に広がっていますし、海外ファンからも「We stand with XG members」という声が上がっている。

業界関係者の間でも「メンバー人気の高さを考えれば、グループ存続の可能性は70〜80%」という予測が出ているとの情報もあります。

プロデューサーの過ちと、メンバーの才能は完全に別の話。

7人に何の責任もないことは明らかであり、ファンコミュニティがその線をしっかり引いて応援し続けていることは、非常に健全なことだと感じます。

事件が炙り出した「音楽業界の5つの構造的問題」

最後に、今回の事件を通じて浮き彫りになった音楽業界の構造的な問題を、5つの視点から整理しておきたいと思います。

①「ワンマン型プロデューサー」への過度な依存

SIMONはオーディション、育成、楽曲制作、ビジュアル、グローバル戦略のすべてを一人で統括していました。

この「天才一人に頼る」モデルは、K-POP業界でも日本の芸能界でもよく見られるスタイル。

しかしトップが倒れた瞬間にすべてが連鎖崩壊するというリスクは、今回痛いほど証明されてしまいました。

組織としてのリスク分散——複数のクリエイティブディレクター体制や、意思決定の分権化——が、これからの時代には不可欠ではないでしょうか。

②過密スケジュールとメンタルケアの空白

ワールドツアー中のプロデューサーの日常は、私たちが想像する以上に過酷なもの。

毎晩のステージ、翌日の移動、時差との戦い、メンバーのメンタルケア、スポンサーとの交渉——休みなく回り続ける歯車のような日々が何ヶ月も続きます。

しかし、プロデューサー自身のメンタルヘルスを支える仕組みは、業界内にほとんど存在していないのが現状。

アスリートにはスポーツ心理士がつくのに、音楽業界のクリエイターにはそういった支援がない。

この空白が、薬物という「間違った息抜き」に走らせる一因になっている可能性は否定できません。

③グローバル化がもたらす「アクセスの拡大」

SIMONのように日韓米を行き来する国際的なバックグラウンドを持つ人物は、さまざまな国のネットワークに容易にアクセスできます。

成功すればするほどセレブリティー向けのパーティーシーンに近づき、そこで薬物と出会うリスクも比例して高まる。

グローバル化のメリットを享受する裏側で、こうした「負のアクセス拡大」が起きていることは、業界全体が直視すべき問題でしょう。

④事務所の「沈黙文化」と情報統制

XGALXもエイベックスも、逮捕から半日以上が経過しても一切のコメントを出していません。

日本の芸能界にはスキャンダル時に「コメントを控える」という暗黙のルールがあり、今回もそれに従っている形。

ただ、沈黙がファンの不安を増幅させ、憶測を呼ぶという逆効果になっているのも事実。

海外のエンタメ企業であれば、数時間以内に「事実確認中」程度のプレスリリースを出すのが標準的な危機対応です。

この「沈黙」が結果的に傷口を広げてしまっていることに、業界は早く気づくべきだと思います。

⑤「氷山の一角」としての今回の事件

2025年から2026年にかけて芸能界の薬物摘発が加速している中で、今回の事件もその流れの延長線上にあります。

警視庁薬物銃器対策課が「大企業のコンプライアンス問題」をターゲットにした摘発を強化しているとの指摘もあり、SIMON事件が「入り口」に過ぎないのではないかという見方はXでも広く共有されています。

過去の事例では、ひとつの薬物逮捕から10件以上の関連捜査に発展するパターンも珍しくありません。

今後数ヶ月で、さらに大きな名前が出てくる可能性も十分にあるのではないかと。

そう考えると、今回の事件は業界全体にとっての「警鐘」であると同時に、浄化に向けた痛みの始まりなのかもしれません。

まとめ:一人の転落と業界全体の宿題

SIMON逮捕の一報が駆け巡ってからまだ半日余り。

事実関係の全容はまだ明らかになっておらず、起訴の内容や関係者の認否も不明のままです。

ただ、すでにはっきりしていることがあります。

それは、この事件が一人のプロデューサーの「個人的な過ち」だけでは説明しきれないということ。

エイベックス社員3人の同時逮捕、ピンポイントで狙われた家宅捜索、グローバルビジネスの核心を突くタイミング——すべてが、業界に深く根を張った構造的な問題を指し示しています。

Xでは「メンバーにも薬物検査を」という厳しい意見と、「メンバーだけは守ろう」という温かい声が同時に広がっています。

この二つの声は矛盾しているようでいて、実はどちらも「業界を健全にしてほしい」という同じ願いの表れなのだろうと感じます。

XGの7人——JURIN、CHISA、HINATA、HARVEY、JURIA、MAYA、COCONA——は、10代の頃から夢を追い続け、自分たちの力で世界の扉を開いた若者たちです。

彼女たちの才能と努力に、プロデューサーの不祥事のレッテルが貼られてしまうのは、あまりに理不尽な話。

今後、捜査がどう進展するのか、公式声明でどんな方針が示されるのか、業界全体がどう変わっていくのか。

私たちにできるのは、感情に流されず事実を見つめること、そして本当に応援すべき人たちを見誤らないことなのだと思います。

この事件をきっかけに、音楽業界が少しでも風通しの良い場所に変わっていくことを、心から願わずにはいられません。

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