2025年7月12日(土)・13日(日)、大阪の空に再びブルーインパルスが舞い戻ってきます。
この再飛行は、関西万博の開催地である夢洲を中心に、大阪城や太陽の塔、ひらかたパーク(ひらパー)などの名所上空を華麗に通過する演出付き。
ふだんは見上げるだけのランドマークが、空とのコラボで新たな表情を見せてくれます。
「一番よく見える場所は?」
「どの時間に見に行けばいい?」
という疑問に応えるべく、4月の試験飛行で現地を訪れた人の体験談や、公式スケジュールをもとにした通過時間の目安を整理。
観覧に適した穴場スポットもあわせて解説していきます。
目次
万博ブルーインパルス再飛行ルート時間
ブルーインパルスは、関西国際空港を起点として以下の順で展示飛行を行います。
【公式発表スケジュール(参考)】
・14:40頃 関西国際空港を離陸
・14:50~14:55頃(参考時刻) 大阪城上空
・14:55頃(参考時刻) 太陽の塔(万博記念公園)
・14:55~15:00頃(参考時刻) ひらかたパーク周辺
・15:00~15:15 夢洲上空で展示飛行
このように、展示飛行は14:40頃から15:15頃にかけて行われる見込みです。
ルートは、関西国際空港から北上し、通天閣→大阪城→太陽の塔→ひらかたパーク、そして夢洲へと続きます。
特に夢洲では、メインイベントとして15分間の展示演目が予定されており、曲技飛行などが行われる可能性が高いと見られています。
大阪城の通過はいつ?
大阪を象徴する歴史的名所「大阪城」は、ブルーインパルス再飛行の中でもとりわけ注目される通過ポイントの一つです。
【推定通過時刻】
14:50~14:55頃(関西国際空港を14:40頃離陸後、約10~15分で到達)
この時間帯に大阪城の上空を通過する予定で、過去のテスト飛行時も大阪城を背景に美しい編隊飛行が行われたことから、多くのファンがこのエリアに集まると予想されます。
観覧におすすめの場所
大阪城公園の北側、OBP(大阪ビジネスパーク)側からは、広く視界が開けており、機体の飛来をしっかり確認できます。
特に「大阪城ホール」や「大阪歴史博物館」付近は、比較的空が開けているため、混雑を避けつつ観覧しやすいポイントです。
撮影するならこの角度で
また、逆光を避けるため、北〜北東向きのアングルで撮影するのが理想です。
カメラやスマホの設定で露出を調整しておくと、青空とのコントラストが際立ち、編隊飛行の美しさがより際立ちます。
ひらパー上空は何時に飛ぶ?
大阪・枚方に位置する人気テーマパーク「ひらかたパーク」(ひらパー)も、今回の飛行ルートに含まれています。
【推定通過時刻】
14:55~15:00頃
この時間帯に、ひらパーの上空を南から北へ向かって通過すると見られています。
ジェットコースターなどのアトラクション越しにブルーインパルスが飛ぶ様子は、他では見られない特別な景観を演出してくれるでしょう。
穴場的な観覧ポイント
園内は視界がやや限られるため、周辺からの観覧が狙い目です。
具体的には、
- 枚方大橋付近の淀川河川敷
- 枚方市総合文化芸術センター周辺の開けた場所
これらは地元住民からも「人が少なくて見やすい」との声が多く、テスト飛行時にも快適に観覧できたとの報告があります。
穴場スポット&おすすめ観覧場所
「人混みを避けつつ、ブルーインパルスの飛行をしっかり見たい」
そんな方に向けて、4月の試験飛行をもとにした“穴場”観覧エリアをご紹介します。
現地を訪れた知人や周囲の体験談から導き出した、混雑を避けて満足度の高い観覧ができる場所です。
尼崎市「魚つり公園」
兵庫県尼崎市の「尼崎市立魚つり公園」は、関西国際空港から通天閣方面へ向かうブルーインパルスの進路を南西から見上げる形で観覧できる、開けた海辺のスポットです。
4月の試験飛行をここで見たという人は、「視界が遮られるものが何もなく、演目の様子もはっきり見えた」と話していました。
大阪市内中心部に比べて観覧者が少なく、落ち着いた雰囲気で見られるため、家族連れや年配の方にもおすすめです。
西宮市「鳴尾浜臨海公園」
もう一つの注目スポットは、兵庫県西宮市の「鳴尾浜臨海公園」。
こちらも海に面しており、南側に広く視界が開けています。
この公園で試験飛行を実際に観た人は、「都会の喧騒と無縁で、ゆったり空を見上げられた」と感想を語っていました。
夢洲での展示飛行は約10km離れた場所で行われるため、演目の細部までは見えない可能性がありますが、編隊が夢洲へ向かう様子は遠くに確認できる場合があります。
万博記念公園の裏手エリア
万博記念公園の中央口周辺は混雑が予想されるものの、園内は非常に広いため、自然文化園の東側や日本庭園の北側など裏手のエリアでは比較的ゆったり観覧できます。
公式ルート上、太陽の塔の通過は14:55頃(ひらパー通過の直前)とされており、広範囲にわたって機影を捉えられるエリアです。
- アクセスしやすさ重視なら:大阪城公園駅周辺、京橋口広場
- 混雑を避けるなら:魚つり公園・鳴尾浜臨海公園
- 家族での観覧なら:ひらパー周辺の河川敷や文化施設周辺
- 演目をしっかり見るなら:天保山ハーバービレッジや尼崎市立魚つり公園などの海沿いスポット
なお、夢洲周辺は交通規制や立入制限がある可能性があり、公式にも観覧を控えるよう呼びかけがされています。
安全とルールを守って観覧を楽しんでください。
観覧時の持ち物と注意点
7月中旬の大阪は真夏日になることが多く、熱中症対策が必須です。
- 帽子や日焼け止め
- ペットボトルなどの水分補給
- スマホの予備バッテリー
- 汗拭きタオル、携帯扇風機など
人が多い場所ではスマホの通信が混雑する場合もあるため、連絡手段の確認や待ち合わせ方法をあらかじめ決めておきましょう。
まとめ
ブルーインパルスの展示飛行は、一瞬の飛行に多くの人の期待と技術が詰まったイベントです。
見る場所によって印象は大きく変わりますが、どこであっても空を舞うその姿には変わりありません。
ぜひ今回の記事を参考に、自分だけの観覧体験をつかみに行ってください。
空を見上げたその瞬間、思いがけない感動が待っているかもしれません。