2025年6月末、アドベンチャーワールドで人気を集めてきたジャイアントパンダが中国へ返還される予定です。
「パンダがいなくなるなら、行く意味あるのかな?」
そんな声も聞こえてきますが実は今、南紀白浜を訪れる価値が改めて見直されています。
広大な自然の中で動物たちと触れ合えるテーマパークとしての魅力はもちろん、周辺には温泉や海、歴史スポットまで勢ぞろい。
しかも、混雑の緩和や新エリアのオープンなど、これまでとは違う楽しみ方が広がっているんです。
この記事では、パンダ返還後でもしっかり満喫できるアドベンチャーワールドの見どころと、南紀白浜の観光スポットを厳選してご紹介します。
参考になるヒントがきっと見つかるはずです。
目次
「えっ、もうパンダいないの?それなら行ってもつまらないんじゃ…?」
そんな声がちらほら聞こえてきそうですが、それ、完全に誤解です!
たしかに2025年6月末頃、アドベンチャーワールドのパンダ4頭が中国に返還される予定です。
ですが、それが“終わり”ではなく、“新しい楽しみ方”の始まりだとしたらどうでしょう?
まず注目したいのが、広大な敷地に広がる「サファリワールド」。
ライオンやキリン、ゾウにチーター…まるでケニアの大地にいるかのような臨場感。
特に「ケニア号」という無料の列車型バスで、動物たちの自然な姿を間近で見られると好評です。
「子どもがいるからちょっと不安…」
という家族連れには、カートやジープでのツアーもおすすめ。
運転しながら動物たちを探すワクワク感は、まさに“リアル動物園の冒険”です。
草食動物へのエサやり体験もできて、子どもたちは大はしゃぎ間違いなし。
さらに、海の動物たちが大活躍する「マリンワールド」も見逃せません。
イルカやアシカたちのショーは迫力満点。ジャンプの高さに「おおっ」と歓声があがるのは毎回のこと。
トレーナーとの息ぴったりの演技には、大人でも見入ってしまいます。
「動物だけじゃちょっと物足りない…」
というあなたにピッタリなのが「プレイゾーン」。
観覧車やジェットコースターなど、遊園地顔負けのアトラクションが並んでいます。
特に観覧車から見下ろす南紀白浜の景色は絶景!
まるでリゾート地に来たような気分にさせてくれます。
「でもパンダがいないと混雑具合はどうなるの?」
という心配の声もありますよね。
実は、パンダ返還後は混雑が緩和される見込みなんです。
今までは“パンダ目的”の来園者が集中することも多かったので、それがなくなることで、ゆったりと楽しめる空間に生まれ変わる可能性が高いです。
2024年12月に「新種パンダワールド」がオープンしましたが、詳細は不明です。
パンダをテーマにした展示やアトラクションの可能性があり、期待が高まっています。
パンダをテーマにした新たな体験が楽しめる可能性があり、見逃せません。
要するに、パンダがいなくても、アドベンチャーワールドは楽しめる要素が山盛りなんです。
むしろ、今が狙い目かも…?
「パンダいなくなったら、見どころって何があるの?」
そんな疑問、確かにごもっともです。
でも実際に園内を歩いてみると、「えっ、こんなに動物いたの!?」と驚く人が続出。
実はアドベンチャーワールドには、約120種・1,600頭もの動物たちが暮らしているんです。
サファリワールドやマリンワールドの話は先ほどお伝えしましたが、それ以外にも“映え”と“癒し”が詰まったスポットがいっぱいなんですよ。
まずおすすめしたいのが、小動物とのふれあい体験。
うさぎやモルモットとのんびり過ごせる「ふれあい広場」は、子どもだけじゃなく大人にも大人気。
「最近、癒し足りてないな~」
なんて人には、ここでのんびり過ごす時間が心のリセットになるかもしれません。
さらに、ちょっと非日常感を味わいたいなら、馬に乗れる乗馬体験もアリ。
大人でも参加OKなので、「小さい頃の夢、ちょっとだけ叶えてみようかな」なんて気分になりますよね。
そして、忘れちゃいけないのが季節限定のイベント。
例えば、2025年のゴールデンウィーク(4月26日~5月5日)は夜間営業(20時まで)を予定。
普段は見られない夜の動物たちの姿や、園内に灯るライトアップの幻想的な雰囲気…これはデートにもピッタリ。
「夜の動物園ってちょっと怖そう?」
そこはしっかり安全対策がとられているのでご安心を。
むしろ、いつもと違う“夜の顔”を見せる動物たちに、静かに感動する人も多いんです。
アトラクション派の方には、ゴーカートやジェットコースターなどの遊園地エリア「プレイゾーン」も充実。
中でも観覧車は特に人気!
南紀白浜の海と空を一望できるスポットとして、“映え写真”を撮るカップルやファミリーでにぎわっています。
「テーマパークって、大人が行っても楽しめるの?」という声もよく聞きます。
でもここは、“動物園・水族館・遊園地”の三拍子が揃った贅沢スポット。
子連れもカップルも、シニア層も、それぞれの楽しみ方ができる懐の深さが魅力です。
しかも敷地は東京ドーム17個分というスケール感。
都会の喧騒を離れて、ゆったりと自然の中で過ごせる環境は、ある意味“パンダ以上”の価値かもしれません。
というわけで、アドベンチャーワールドの見どころは、パンダだけじゃないんです。
むしろ今こそ、「本当の楽しみ方」を再発見するチャンスかもしれませんよ。
「アドベンチャーワールドのあと、他に行くとこある?」
そんな声にハッキリ言います。
あります、めちゃくちゃあります!
アドベンチャーワールドがあるのは、和歌山県屈指のリゾート地・南紀白浜。
実はここ、三拍子そろった観光エリアなんです。
自然を満喫したいという人には、世界遺産の熊野古道へ足を伸ばすのもアリ。
車で1時間ほどと少し遠いですが、その価値は十分。
歴史と神秘に包まれた参詣道で、非日常の時間が待っています。
アドベンチャーワールド周辺の観光スポットをまとめました。
1300年以上の歴史を持つ、日本三古湯のひとつ。
「崎の湯」では、まるで海と一体化したような露天風呂に浸かれます。
潮風を感じながらの湯浴みは、日頃の疲れがじんわりとほどける時間。
「子連れでも大丈夫?」
と思うかもしれませんが、日帰り温泉施設も充実していて安心。
小さな子がいても、ゆったり過ごせる工夫があちこちにあります。
千畳敷(せんじょうじき)は、南紀白浜の海岸に広がる壮大な岩畳。
まるで大自然が創り出した巨大なテラスのように、白い岩盤が一面に広がっています。
その先に広がる太平洋の景色はまさに圧巻で、自然のスケールを全身で感じられるスポットです。
広々とした岩場は写真映えも抜群で、SNS用の一枚を狙うにはぴったりのロケーション。
特に夕暮れ時、岩肌がオレンジに染まり始めると、サンセットを目当てにカップルやファミリーが続々と集まります。
静かな波音をBGMに、美しい夕日を眺める時間は、心に残る特別な思い出になるはずです。
三段壁(さんだんべき)は、高さ50メートルの断崖絶壁が広がる、南紀白浜の名所です。
その迫力ある景観は、思わず足がすくむほどのスリル感。
でも、その圧倒的な自然の迫力に、逆に惹き込まれてしまうんですよね。
展望台からは、打ち寄せる荒波と切り立った崖が織りなすダイナミックな景色を一望。
まるで映画のワンシーンのような光景に、息をのむ人も多いです。
崖の下には「三段壁洞窟」があり、有料で内部を探検することも可能。
ゴーッと響く波の音に包まれながら進む洞窟内は、ちょっとした冒険気分が味わえる特別な空間です。
自然のパワーと神秘を全身で感じられる、大人にもおすすめのスポットです。
円月島(えんげつとう)は、白浜の海にぽつんと浮かぶ小さな島で、南紀白浜を代表するフォトスポットのひとつです。
名前の通り、島の真ん中にぽっかりと丸い穴が空いた不思議な形が特徴的。
そのユニークなシルエットに、誰もが思わず目を奪われます。
特に注目なのは夕暮れ時。
タイミングが合えば、沈む太陽がその穴にすっぽりと収まる瞬間が見られるかもしれません。
その美しさは、まさに「映画のワンシーンかよ!」とツッコミたくなるほどの絶景。
ロマンチックな時間を楽しみたいカップルはもちろん、旅の締めくくりに静かなひとときを過ごしたい人にもおすすめの場所です。
とれとれ市場は、南紀白浜にある西日本最大級の海鮮市場です。
広い館内には、地元で獲れた新鮮な魚介類がずらりと並び、まさに“海の幸の宝庫”。
中でも人気なのが、海鮮丼やお寿司をその場で楽しめる食事エリア。
「どれを食べるか迷っちゃう!」
という声が上がるほど、魅力的なメニューが豊富です。
お土産コーナーも充実していて、干物や紀州梅干し、和歌山ラーメンなど、地元の味を持ち帰るのにもぴったり。
旅の締めにふさわしいスポットとして、多くの観光客でにぎわっています。
運が良ければ、マグロの解体ショーに出会えるかも…?
見て楽しい、食べて美味しい、とれとれ市場は白浜観光には欠かせない名所です。
エネルギーランドは、南紀白浜の中心部にある、体験型のテーマパークです。
名前だけ聞くと「エネルギーの勉強施設?」と思われがちですが、実は大人も子どもも思わず夢中になる“錯覚と不思議”が詰まった遊び場なんです。
人気なのは、目の錯覚を利用した「トリックアートハウス」や「不思議な坂道」。
まっすぐ立っているはずなのに傾いて見えたり、上下感覚が混乱するような感覚に、「え、なんで!?」とびっくり。
思わず写真を撮りたくなるユニークなスポットが盛りだくさんです。
他にも、地球や自然エネルギーについて楽しく学べる展示もあり、自由研究にもぴったり。
アドベンチャーワールドや海辺の観光と組み合わせて立ち寄る人も多く、屋内施設なので雨の日にも重宝されます。
白浜の“ちょっと変わった体験”を楽しみたいなら、エネルギーランドは外せないスポットです。
京都大学白浜水族館は、南紀白浜の海岸沿いにある、ちょっと珍しい学術系の水族館です。
運営しているのはなんと京都大学!
そのため、展示の内容も一味違います。
地元・紀伊半島の海に生息する生き物を中心に、約500種の海洋生物を展示。
大きな水槽で泳ぐ魚はもちろん、ウミウシやヒトデ、ナマコなど、普段なかなか見ることの
できない海の生き物も多数登場します。
「えっ、これが生きてるの!?」
と驚くような深海生物や、ちょっと地味だけど奥深い解説パネルもあり、知的好奇心をくすぐられる展示がいっぱい。
館内はコンパクトながら、見応えたっぷりで、家族連れから生き物好きの大人まで楽しめるスポットです。
派手さはないけれど、じっくり観察したい人にはぴったりの“学べる水族館”。
アドベンチャーワールドとは違った静かな魅力があり、時間に余裕があればぜひ立ち寄ってみてください。
アドベンチャーワールドの周辺には、まだまだ楽しめる場所が目白押しなんです。
そしてどのスポットも、自然や癒し、グルメがギュッと詰まっていて、“大人の旅”にも“家族旅行”にもぴったり。
パンダが返還されたあと、「白浜って何もないじゃん」と思われるのはもったいない。
むしろ今こそ、アドベンチャーワールドと周辺観光の魅力を再発見できるベストタイミングなのかもしれません。
混雑も落ち着き、旅がしやすくなる2025年夏以降。
“パンダ不在”がマイナスじゃなく、“新しい楽しみ方のチャンス”になる――
そんな目線で、次の旅先を考えてみてはいかがでしょうか?
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