斎藤知事のパワハラ問題。
多分、ほとんどの人は全然気にしてない。
この話題は2024年の斎藤知事の再選がピークで、正直「まだやってんの?」って感じだと思う。
というか、それが普通の日本人の感覚なんじゃないかな。
で、2025年3月にまた「パワハラだー!」ってやってる。
「何なん、マジで」
そう思って書いた記事がこちら。
兵庫県民はこれ、お読みください。私の仮説と一致→斎藤知事問題がしつこく報じられる理由https://t.co/2CbKyHlPsT
— 上山信一 Ueyama (@ShinichiUeyama) March 22, 2025
この記事が多くの共感を得たようで、本当にありがとうございます。
そもそも、なぜこんな記事を書いたのかというと、斎藤知事をめぐる一連のパワハラ報道に『気持ち悪さ』を感じたから。
その気持ち悪さを「もっとちゃんと供養したいな」ということで、今回は兵庫県の第三者委員会を葬り去ろうと思います。
すぐに気持ち悪さを解消したい方は、『一連のパワハラ騒動が気持ち悪い理由』から読んでくださいね。
斎藤知事のパワハラ騒動を振り返る
ちょうど一年前の2024年3月。
兵庫県の斎藤元彦知事が「パワハラをした」という内部告発文書が公開されました。
- 「知事が職員を追い詰めた!」
- 「高級品をおねだりした!」
- 「選挙で不正があった!」
さぁ、これが大問題だということでテレビや新聞が一斉に報道。
斎藤知事は日本中の人たちから
「兵庫県知事は私利私欲にまみれた人間」
というレッテルを貼られました。
さらに県議会は『百条委員会』という調査チームを立ち上げて問題を追求。
マスメディアも「51年ぶりの百条委員会だぞ!」なんて大仰な感じで煽る煽る。
2024年9月、兵庫県は「斎藤知事は信頼できない!」と不信任決議を全会一致で可決し、斎藤知事は超絶逆風の中からの出直し選挙に挑むことになりました。

そこからNHK党・立花孝志氏がネットを活かし、「一連の騒動が疑惑に満ちている」ということが周知されるようになり、兵庫県知事選での投票率55%超。
思考停止で身内の利益しか考えない90万以上の組織票を抑え、自分の頭で考え行動した人たちの票を獲得した斎藤知事が再選することとなりました。
「ぐぬぬ…」
となった百条委員会メンバーたち。
「それでも疑惑は追求する!」として、第三者委員会を新たに結成し、調査。
そして2025年3月、疑惑の1つ「パワハラだけはあったと認定する」とのこと。
ただ、調査された疑惑の中にあった「告発者死亡の因果関係」「選挙不正」「キックバック」など、7つのうち6つの重大な疑惑については裏付けなしという結果でした。
で、再びオールドメディアが
- 「斎藤知事はパワハラをしていた!」
- 「え、え、えらいこっちゃぁ!!!」
- 「責任とって辞職すべきだー!」
と執拗に騒いでるのが“今”ってわけ。
一連のパワハラ騒動が気持ち悪い理由
斎藤知事をめぐる一連のパワハラ騒動。
これって、なんか気持ち悪くないですか?
一方的な意見だけをずーっとニュースでやってて、それがなんか私怨っぽく聞こえる。
過剰な報道が逆に怪しく感じるというか。
ちなみに私、税金を食い物にする奴らが大嫌い。
斎藤信者とかではありません。
斎藤知事でも、税金を食い物にする側に回るなら怒ります。
そこで出てきたのが『第三者委員会』ってやつ。
この兵庫の第三者委員会は、斎藤知事への告発文書を受けて新たに作られたもの。
「百条委員会がやられたようだな…」
「フフ…ヤツは我ら四天王の中でも最弱…」
みたいな感じで、次に出てきたのが第三者委員会。
メンバーは5名で、皆、弁護士や元裁判官。
「これはさぞかし中立的なジャッジが期待できるのだろう」
言葉の響きから、なんとなくそんなイメージを持つじゃないですか?
でも蓋を開けてみれば、
- 第三者委員会の委員長・藤本久俊氏
- 告発文の当事者(故・五百旗頭眞氏)
この二人が伯友会(六甲学院の同窓会)で15年以上関係があったことが判明。
しかも、メンバーは兵庫県弁護士会からの推薦で、全員が地元兵庫のメンバー。
つまり、中立でもなんでもないってこと。
えぇ…
ズブズブですやん…
弁護士とか元裁判官とか、一見中立っぽい肩書ですが、活動拠点が地元兵庫だといろんな関係性が疑われても仕方ありません。
兵庫県は、20年以上の前井戸知事の地盤があったわけですから。
委員長の藤本氏だって、地元でいろんな役職を歴任し、地元の関係性が影響する可能性があるわけじゃないですか?
第一、藤本氏は委員長でありながら、告発文の当事者である故・五百旗頭(いおきべ)氏と15年来の関係があったとか、全然フェアじゃない!
しかも、六甲伯友会では会長・副会長という役員同士の関係なので、「なんじゃ、こいつら!」って感じです。

わざとスルーしたなら組織として悪だし、わざとでないなら普通に不適任。
どっちにしろアウトです。
それに、兵庫県には1000億円の新庁舎や天下りといった利権疑惑があるんだから、そもそも地元メンバーだけで構成すべきじゃないですよね。
忖度が疑われる第三者委員会って、マジで何のためにあるんですか?
これも税金ですよ?
結局『茶番』だった第三者委員会
そんな第三者委員会なんですが、報告書もツッコミどころ満載。
この件についてはこちらの動画が参考がわかりやすいです!
まず、告発文書が「公益通報」に当たるかどうか?
ここがひとつのポイント。
結論から言うと、第三者委員会はこれを「公益通報」として認定しました。
しかし、その根拠が「???」だらけ。
上の高野あつし氏の動画がわかりやすいですが、ほんと「何言うとん」て感じの報告内容でした。
今回の告発文書には
- 「パワハラがあった」
- 「高級品をおねだりした」
- 「選挙不正をした」
- 「キックバックがあった」
- 「知事のせいで人が死んだ」
- 「告発者を不当に処分した」
- 「不適切な指示を受けた」
と書かれてありました。
調査結果が7項目のうち6つが問題なし。
パワハラ疑惑についても被害者なり、音声等の証拠なしなら、この告発文書は限りなく怪文書ってことになりませんか?
【公益通報】
会社や組織の不正(違法行為)を正すために、証拠や事実を元に告発すること。たとえば「会社が裏金を作ってる」と証拠を持って報告するようなもの。
【怪文書】
根拠がないまま、誰かを中傷したり信用を落とす目的で書かれた文書。匿名で送られることが多く、信頼性が低い。たとえば「あの人は悪い人だ」と噂話を広めるようなもの。
それを第三者委員会は
- 「告発者の退職が決まってたから不正な目的はない」
- 「文書に“取り扱い注意”と書いてあったから大丈夫」
- 「警察(外部)にも送ってるから公益通報に該当する」
- 「告発者が不利益を受けたから公益通報」
- 「文書の内容が一部でも公益に関わるから」
という理由で「公益通報」に認定したのです。
じゃあ、誰かを抽象するデマだらけの怪文書に「取り扱い注意」って書いてたり、警察にも送ってたりすればら、それも公益通報になんの?
上司がイラッとして机を叩いたり、付箋をポイってなげたら「パワハラだ!」って公益通報できるってこと?
いやもう、しんどいって。
無理くりやんか、こんなん。おーん。
まぁ、第三者委員会のメンバー自体が偏ってますからね。
百条委員会と同じく、茶番の延長。
でもね、考えてみてくださいよ。
オールドメディアと連携し、民意を得て再当選した斎藤知事の足を引っ張り続ける兵庫県議員って、兵庫県民にぜったい目を向けてないですよね。
税金と時間を無駄に使って、兵庫県を混乱に陥れているんですから。
この茶番に何か建設的なところがあるんですか?
政治に携わる人間が、税金を使って何も建設的な働きをしていない。
だから“気持ち悪い”と思ってしまう。
この一連の騒動を見てて、同じように感じてる人多いんじゃないかな。
パワハラにしても、微妙な内容だし。
なんとか一矢報いようとした感が拭えない。
悪いけど、多くの国民が冷めてみてるよ。
百条委員会にしても、第三者委員会にしても、これだけ忖度のありそうな集まりの中で、斎藤知事の疑惑はほとんどシロだったってことは、それだけちゃんと仕事してくれてるってことの証明じゃないの?
パワハラについても、斎藤知事はきちんと謝罪しましたし(そもそも被害者不在の話にもかかわらず)、ここからは県民ファーストでがんばってもらえばいいだけのことです。
もしまだ偏向報道を繰り返し、これ以上難癖つけるのであれば裁判という話になりますが、それはもう兵庫県の足をひっぱってるだけですよね。
何一つ建設的でなく、気に入らないからぶち壊したいだけ。
付き合ってられません。
オールドメディアや兵庫県の議員さんたち、もう時代は変わったんです。
テレビを使った大衆支配。
利権を貪る仲間内でのやり取り。
そういうのはもう“終わり”なんです。
風向きをちゃんと確認しないと、その火が我が身を燃やすことになるでしょう。