2025年3月23日、岡山と愛媛でまさかの同時多発で山火事がおきました。
岡山市南区では250ヘクタール超、今治市でも128ヘクタールが焼失し、千人を超える住民が避難する大事態に発展しています。
消防や自衛隊が必死に消火活動を続ける中、ネット上では
「さすがに偶然じゃないでしょ?」
「何か裏があるのでは?」
と疑念の声が噴出。
中でもいま話題になっているのがソーラー利権の存在。
「山が焼けたあとに太陽光発電所が建つパターン、前にも見たぞ?」
「火災は土地活用の布石じゃないのか?」
といった怪しいウワサがXを中心に広がり、憶測が飛び交っています。
今回は、岡山・愛媛で同時発生した山火事の背景と、ネット上で囁かれているソーラー利権との関係について、今わかっている事実と共に深掘りしていきます。
岡山と愛媛で同時に火事は怪しすぎる
岡山と愛媛で起きた山火事がネットでざわついています。
理由はズバリ、「タイミングがあまりにも近すぎる」ってこと。
同じ日のほぼ同じ時間帯に、山火事が起きたんです。
岡山市南区・飽浦では3月23日午後3時ごろ、住民が
「ん?山から煙出てるぞ?」と通報。
その1時間も経たない午後3時55分、今度は愛媛県今治市・長沢でも
「山が燃え移りそう!」と119番通報。
直線距離で100kmも離れた場所で、1時間以内に山火事が2件同時って、偶然というにはちょっと出来すぎてない?
しかも規模もデカい。
岡山では403世帯・893人
今治市と西条市では合わせて792世帯・1506人が避難。
高速道路も鉄道も止まって、まさに火の影響は生活に直撃。
このタイミングの良すぎる火災に、Xでは
「さすがに偶然とは思えない」
「誰かが火ぃつけたんじゃ…」
と疑う声がジワジワと拡散。
で、ここからが面白いところ。
実は、岡山の火災については「野焼きが原因だったかも」との情報が出てきています。
乾燥してたんですよ、あの日。
湿度26%、風も最大14.7メートル。
例えるなら「洗濯物が3分でパリパリに乾くレベル」でカラッカラ。
そこに野焼き。
しかも本来は禁止されてるのに
「うちは毎年やってるから」
が通ってる地域もあるらしくて、完全に燃えたがってる山+火の組み合わせ。
これはもう、火が喜ぶ環境。
ちなみに総務省のデータだと、山火事の約3割がたき火、2割が野焼きなどの火入れが原因なんだとか。
人の火の扱いが甘すぎ問題なんです。
そして愛媛の火災はというと、まだ原因不明。
でも岡山と同時だったことで、ネットでは
「2県またぐ偶然は怪しすぎる」
「誰かが風に乗って火ぃ運んだんちゃう?」
「木が摩擦で自然発火した説出てて草」
と、もう疑問がわきまくりです。
もちろん現時点では、どれも公式に確認された情報ではありません。
でも、それくらいこの火災、何かあるんじゃ?と感じさせる要素が多いってこと。
2県、同日、1時間以内。
偶然の域を超えると、人は「これは意図的かも」と思ってしまうんですよね。
原因の調査結果が出るまでは、あくまで憶測の域ですが、火よりも早く広がるのが、ネットの違和感だったりします。
火事の火より、ネットの考察熱のほうが先に燃え広がっているのが、今の空気感です。
火災のあとにソーラー建設?
山火事が起きたあと、X(旧Twitter)で一気に広まったのがこんなウワサ。
「山火事で更地にして、あとからソーラー設置するつもりでは?」
「これって利権絡みの放火じゃないの…?」
って、まるで土地を焼いて空けるみたいな話になってるわけです。
実はこれ、完全に根拠ゼロの妄想ってわけでもなくて、過去にも
火災後 → ソーラー建設
という流れがあった事例が一部あるんですよね。
山が焼けたあとって木がなくなる分、平坦で広〜い土地が生まれます。
これがもう、ソーラー設置にうってつけのようなんです。
まず、焼け跡の土地って、木が全部燃えてて広くて平ら。
伐採の手間もコストもかからないから、業者的には最高の立地なんですよね。
さらに岡山も愛媛も、日照時間が長いんです。
つまり、太陽光発電にとっては理想のエリアということ。
太陽光発電にとっては、まさに好立地なんです。
そして再生可能エネルギーが活発なエリアでもあるからこそ、
「え、それって最初から狙ってたんじゃ…?」
という声が出てくるのも、ある意味自然な流れ。
環境省のデータによれば、全国のメガソーラーの約3割は森林を伐採して作られているそうですが、それは火災後ではなく開発としての伐採。
岡山や愛媛でも、過去にソーラー設置を巡って住民と揉めたことはありますが、今回の山火事との直接的な関係を示す証拠はナシ。
火事の原因についても、岡山では野焼きの可能性が高いと言われています。
湿度26%、最大瞬間風速14.7メートルという燃えやすさ満点な天気と、地域に残る野焼きの風習が重なった可能性があるんです。
愛媛側の火災はまだ調査中だけど、タイミングが近すぎたことから
「やっぱり放火では?」
という疑惑はくすぶったままです。
Xでは、
「焼けるのはソーラーパネルが建ってない場所ばっか」
「これ、スマートシティ利権の布石なんじゃ…?」
なんて、言い得て妙なコメントも見かけますが、現時点では憶測の域を出ていません。
もちろん現時点で、岡山や愛媛の火災現場にソーラーパネル建設計画が出ているわけではありません。
でも、こうした
- 過去の例
- 土地の特性
- タイミング
が揃っちゃうと、人はつい勘ぐりたくなるんですよね。
しかも、火災が2件同時で、そのどちらも条件がピッタリすぎたら…
そりゃあ、ネット民の考察モードにも火がつきます。
陰謀か?偶然か?
山火事のあとに何が建つかによって、またSNSはざわつくことになりそうです。
ソーラーパネル設置のための放火の可能性
さて、ここで話題になってるのが、
「ソーラーパネル設置のために放火されたんじゃないか?」という説。
さすがに映画の世界でしょ…と思いつつ、Xを覗くと、
「都合よくソーラーパネルのないとこばっか燃えてない?」
「これ、スマートシティの布石だったりして」
なんて、ジワジワ来る陰謀っぽい話がどんどん広がってます。
実際、岡山も愛媛も日照時間が長くてソーラー向き。
再エネ事業が盛んな地域でもあるから、狙われやすい土地という印象がつきやすいんですよね。
そして焼け跡って、伐採の手間がいらないぶん、
「土地のコストがグッと下がる」
という業者目線の現実もあるわけです。
そりゃネット民の脳内で、火→更地→ソーラーって流れが描かれてもおかしくないと思います。
ただし、ここは大事なところですが、
ソーラーパネル設置を目的とした放火だった、という確かな証拠は今のところナシ。
よく「過去にも山火事のあとにソーラー設置されたでしょ?」と言われますが、
具体的な事例やデータは確認されていません。
ちなみに、環境省の2020年の資料によると、全国のメガソーラー発電所の約3割が森林伐採の上で建てられてるそうです。
つまり、木を切ってソーラー建てるは実際によくある話。
でも燃やしてから建てるは、さすがに飛躍してる感が否めません。
とはいえ、偶然とは思えないと思わせる材料は他にもあるんですよね。
X上では
「自然発火ってことにして片付けようとしてない?」
「これ絶対、誰かの都合で火がついたやつ」
と、疑いの目もバッチバチ。
ただし繰り返しになりますが、
「ソーラー建設を目的とした放火」説を裏付ける決定的な証拠は今のところ見つかっていません。
なので、警察や消防の調査を待つのが一番冷静なスタンス。
でもこのまま何もなかった顔して、
「気がついたら焼け跡にソーラー立ってました〜」
なんて展開になったら…?
そのとき、またXのタイムラインが燃えるのは間違いなさそうです。