エルデンリング「糸の端」の使い道とは？使い方がわかりにくい理由

 

『エルデンリング ナイトレイン』をプレイしていて、「糸の端」という謎のアイテムを手に入れたものの「これ、何に使うの？」と頭を抱えたプレイヤーは少なくないはず。

アイテム欄にはそれっぽい説明があるのに、具体的な使い道がどこにも見当たらない…。

さらに、装備もできず、使用もできず、NPCの反応もなし。

「まさかバグ？」

「捨てちゃダメなやつ？」

と、X（旧Twitter）でも困惑の声が続出しています。

本記事では、そんな“未解明アイテム”として注目を集める「糸の端」について、現在わかっている情報をもとに入手場所・使い道の考察・分かりにくさの背景などを徹底解説します。

「自分だけじゃなかったんだ」とホッとできる共感の声から、フロム作品特有の“あえて曖昧”な設計哲学まで、分かりやすくお届けします。

エルデンリング「糸の端」の使い道は？

引用 : webキング

「エルデンリング ナイトレイン」で突如登場する謎のアイテム――それが「糸の端」です。

拾った瞬間、「え、これ何に使うの？？」と戸惑った方も多いのではないでしょうか。

X（旧Twitter）でもこのアイテムへの反応はかなり活発で、

「説明ゼロすぎて逆に大事そうなんだが…」

「フロムの“放置アイテム”来たぞ」

「今のうちに持っとけ、絶対あとで意味出てくるやつだ」

など、プレイヤーたちの困惑と期待が入り混じった声が多く見られます。

 

では、この「糸の端」、一体どうやって使うのでしょうか？

結論から言えば――2025年6月2日時点では、明確な使い道は公式にもプレイヤーにも判明していません。

けれど、だからこそ盛り上がっているとも言えるのがこのアイテムの不思議な魅力です。

 

まず、「糸の端」は大教会の宝箱から入手できることが多く報告されています。

この大教会は、ストーリー中盤で訪れるエリアにあり、比較的目立つ場所。

一方で、フィールドや地下エリアでの入手報告も一部ありますが、詳細な場所は不明です。

そのため、現時点では「大教会の宝箱」が主な入手元と考えて良さそうです。

 

「使い道がわからない」

という声が多いのには、いくつか理由があります。

まず、アイテム説明文が非常に抽象的で、具体的な用途が一切書かれていない点。

説明文には「つながれなかった記憶の、断片」といった表現が使われており、どこかストーリーや過去に関わる要素を匂わせています。

しかし、アイテム欄で選択しても、使用や装備の操作は一切できない。

見た目も質素、アクションにも反映されない“あるだけアイテム”なんです。

 

Xでも、こんな共感ポストが拡散されていました。

「何度見てもただの“メモ用紙”みたいな存在感」

「使えないけど、逆にそれが気になるやつ」

わかる、めちゃくちゃわかる…。

 

さて、ではどうしてこのアイテムに“期待”が集まっているのでしょうか？

その理由の一つが、過去作での“後から意味がわかる系アイテム”の存在です。

『ダークソウル』や『ブラッドボーン』でも、「拾ったときは意味不明だったけど、実は特定イベントのトリガーだった」なんて例がたくさんありましたよね。

その流れを踏まえ、多くのプレイヤーが「これは何かと“つながる”アイテムでは？」と予想しています。

また、「他のアイテムと組み合わせることで効果を発揮する可能性」も注目されています。

たとえば、シリーズ過去作では“バラバラのアイテム”を集めて一つにすることで特別なイベントが発動する、というギミックがよく登場しました。

今回も、「糸の端」だけでは意味がなく、他に“もう一つのパーツ”がどこかにあるのでは？という見方が出ています。

 

さらに注目されているのが、イベントとの連動性です。

『ナイトレイン』では「追憶」や「ジャーナル」という記憶関連のシステムがあります。

この「糸の端」は、それら記憶にまつわるイベントのキーアイテムではないか、という説も。

たとえば、追憶の進行によって特定のNPCに“糸の端”を見せると、反応が変わるなどの条件付きイベントの可能性も考えられます。

とはいえ、一部では慎重な見方もあります。

「これ、もしかして雰囲気アイテムでは…？」

「深読みしてるけど、ただの飾りだったら泣く」

確かに、フロム・ソフトウェアはあえて意味のないアイテムを配置することもあるため、“ミスリードの可能性”もゼロではありません。

ですが、アイテム説明の雰囲気や入手場所の設定を見る限り、多くのプレイヤーは「いずれ何かの形で使う場面が来る」と期待しているようです。

 

しかも、発売直後には今後のアップデートが予定されているという情報も。

そのため、

「今は使えないけど、今後使えるようになる」

「未実装イベントとの連動アイテムでは？」

と推測する声も広がっています。

 

現時点で最も大切なのは「捨てないこと」です。

「なんとなく不要そう」と思って売却や破棄をしてしまうと、後で取り返しのつかない展開が待っているかもしれません。

過去作でも、“意味が分からず売ったアイテムが後半のイベントに必須だった”なんてこと、ありましたからね…。

 

今のところ、最も現実的なアドバイスとしては以下の通りです。

謎に満ちた「糸の端」ですが、その曖昧さこそがフロム作品の醍醐味。

不親切さの裏に、深い意味や物語の断片が隠れているかもしれません。

使い道が明らかになる日を楽しみにしながら、今日も“探索”を続けていきましょう。

使い道がわかりにくい背景とは

「糸の端」を手に入れた瞬間、ネット上にはこんな声があがっています。

「糸の端」マジで何使うのか教えて。#エルデンリングナイトレイン

— ニケ (@neko_nike_VR) May 31, 2025

その戸惑い、全プレイヤー共通と言っても過言ではありません。

「説明なさすぎて逆に怖い」

「使い道が不明なアイテムはだいたい後で重要になるやつ」

「今のうちに保管しておけ案件きた」

うん、分かります。めっちゃ分かります。

 

ではなぜここまで「使い道がわからない」のか。

その背景には、フロム・ソフトウェアの“作り込み”と“あえて説明しない設計哲学”が深く関係しています。

 

まず大前提として、『エルデンリング』を含むフロム作品は「不親切な優しさ」が特徴です。

たとえば、ゲーム内の説明文は詩的で抽象的。

アイテムの用途がすぐに明かされることは少なく、ヒントはフィールドやNPCの断片的な台詞に散らばっています。

 

それが醍醐味ではあるのですが、今回の「糸の端」は、さすがに情報ゼロすぎるというのが正直なところ。

 

そして最大の要因がこれ。

アイテムとしての操作性がない。

ショートカットに登録できず、装備も不可。

選択しても“使用する”ボタンすら表示されない。

つまり、見た目も地味、使い道もなし、説明も曖昧。

プレイヤーの頭に「？」が浮かぶのも当然です。

 

「端」という名前からは、他の関連アイテムや場所があるのでは？と推測されています。

たとえば、“糸の端”なら“糸の本体”や“繋がる対象”がどこかにあるのかも…？と。

ただ、現時点ではそれを示す具体的なヒントはゲーム内に見当たらず、あくまで考察段階にとどまっています。

 

また、現時点でNPCからの明確な言及は確認されておらず、ヒントが極めて少ない状態です。

通常、イベントアイテムには何らかの台詞やリアクションがあり、「これは重要なやつだな」と察する余地がありますが、「糸の端」にはそれが見られません。

プレイヤーは、

「これは伏線？」

「何かのトリガー？」

と疑いながら、手探りで使い道を探しているわけです。

フロム・ソフトウェアの過去作を知っている人にとっては、こうした仕様は“いつものこと”。

たとえば、『ダークソウル』シリーズでも、後になって重要性が判明するアイテムが多々ありました。

説明が曖昧なまま放置され、数時間・数周後に突然意味を持ち始める――そういったサプライズは、まさにフロムらしさの一部です。

 

Xではこんなポストも。

「絶対アップデートで何か起きるやつ」

「伏線アイテムを先に渡されるの、ほんとフロム」

「今は“糸の端”だけ。でもその先に“結び目”があると信じてる」

このあたり、半分ネタでありながらも、プレイヤーの期待と想像力があふれています。

 

さらに、「ナイトレイン」自体がテンポの速いゲーム構成になっており、ゆっくり検証する余裕が少ないという側面もあります。

イベントが時限式であったり、進行順によって反応が変わる仕掛けも多く、うっかりしていると条件を逃してしまうことも。

そういった要素が、「検証の遅れ」や「使い道の発見が進まない原因」になっているとも言えます。

 

また、攻略サイトでも『糸の端』に関する詳細な情報は少なく、

「調査中」

「未確定」

といった記述が目立つのが現状です。

これはつまり、“みんなまだ分かっていない”ということの裏付けでもあります。

 

そのため一部では、「実は使い道がない、ただの雰囲気アイテムでは？」といった意見も見られます。

しかし、多くのプレイヤーは依然として「重要な役割を持つはず」と信じて調査を続けています。

 

また、2025年5月30日の発売直後にアップデートの予告が公式から発表されており、

「今は使えないが、今後使用方法が明らかになる可能性」も大いにあります。

今後のパッチや追加ストーリーで、このアイテムの謎が明かされる展開――十分あり得るでしょう。

 

以上のように、「糸の端」の使い道がわかりにくい理由は、

こういった要素が複雑に絡み合って生まれているのです。

 

けれど、それこそが“エルデンリングらしさ”。

この謎をどう解いていくのか？

プレイヤー同士の情報交換が、まさに“探索の一部”として楽しめるのも、フロム作品ならではの魅力かもしれません。

まとめ

 

『エルデンリング ナイトレイン』に登場する謎のアイテム「糸の端」は、現時点（2025年6月2日）で明確な使い道が判明していない、注目のミステリアスアイテムです。

入手場所としては大教会の宝箱が主だとされていますが、フィールドや地下エリアでの報告もあり、詳細は不明です。

説明文は抽象的で、使用や装備の操作はできず、ヒントも乏しいため、プレイヤーたちの間で困惑と考察が広がっています。

 

一方で、フロム作品特有の“後から重要性が判明する仕様”や、“イベントやクエストの伏線”といった設計傾向を踏まえると、「今は意味がなくても後で大きな役割を持つ可能性」は十分にあると考えられています。

 

そのため、「使い道がわからないから」と放置したり、誤って破棄すると、重要なイベントを見逃す可能性があります。

過去作でも、似たような“不明アイテム”が物語の鍵を握っていた例は少なくありません。

 

現在も攻略サイトやSNSを中心に検証が進められていますが、情報はまだ少なく、確定的な使い方は出ていないのが実情です。

ですので、今の段階で最も確実な対応策は、「捨てずにインベントリで保管しておくこと」です。

 

今後、プレイヤーの検証やアップデートによって、「糸の端」がどのような物語や仕掛けに結びついていくのか――その展開に注目が集まります。

意味がわからない。

だけど、意味がある気がする。

そんな曖昧さこそ、フロム・ソフトウェアの“魅せ方”とも言えるのかもしれません。

「糸の端」が物語の鍵となるその日まで、探索と考察を楽しみながら、大切に持っておきましょう。