「この国、おかしくなってない？」
そんな言葉から始まる、ある壮年男性のスピーチが今、大きな注目を集めています。
国民負担率が62％に達し、増税が続く日本。
「一生懸命働いても生活が楽にならない」と、多くの人が感じている現実。
その思いを代弁するかのような熱い訴えに、多くの人が共感し、SNSでも拡散されています。
本記事では、そのスピーチを全文書き起こしでお届けします。
目次
財務省解体デモで賛同の嵐だったスピーチ（書き起こし）
今ですね、日本の国民負担率は 47.8％、潜在国民負担率は 62％。
通行中の皆さん、大体わかってるんじゃないですか？
うすうす感じてるでしょ？
この国はおかしくなってるんですよ。
だいたいわかるでしょ？
みんな暗い顔して、下を向いて歩いて、朝から晩まで一生懸命働いて、それでも豊かにはなれないんじゃないですか？
一生懸命節約して、ポイントを貯めても、税金がっつり持っていかれますから。
自民党とかに入れてたら、いい加減気づいてくださいよ。
自民党が勝った選挙の次の年は、大増税です。
何回見たら分かるんですか？
それが今ですね、日本の国民負担率 47.8％、潜在国民負担率 62％。
皆さんが100万円稼ぐとします。
100万円のうち62万円は国が持っていくんですよ。
そしたら残るのはいくらですか？
100万円一生懸命稼いで、残るお金はたったの38万円です。
財務省とエネルギー利権の闇
それで今、この現状を見てください。
ガソリンが高騰して178円。
200円の地域もいろんなところにありますよ。
ガソリンが上がるっていうことは、食べ物、100 円ショップのもの、すべての商品が値上がりするんです。
どうやって生活していくんですか？
こんなのね、普通に考えたら無理に決まってるでしょう。
だいたいね、そのためにトリガー条項というのがあるんですよ。
トリガー条項の発動条件は、
160円超えが3ヶ月続いたら、トリガー発動により150 円以下に下げます
という決まりがあるんです。
でもね、もう160円超えになってから、15 ヶ月経ってるんですよ。
なのに政府はこれを実行しないんですよ。
おかしいと思いませんか？
みんなね、政治家もね、それいいよ、消費税0って成功したら本当にいいことです。
でもね、それまでにどんだけ法案を通さないかんの？
どんだけ議論して、何年かかるのか？
トリガー条項は、すぐにでも発動できるんですよ。
明日からでも。
政府が発表して、発表したらその瞬間、あなたの財布の中に入ってる1万円は1万2000円になる。
貯金100万円あったら120万円になる。
来月もらえる給料が20万円だったら、25万円になるんですよ。
そんなことも分からんの、政治家は。
でもね、これを止めてるのは財務省なんです。
特にエネルギー利権。
ガソリンなんかは特殊法人ががっつりひっついてるんですよ。
だから、そこに渡す金、流す金がいるためにトリガー条項を発動しないんです。
NHKの裏の顔
それは分かってるんです。
そしてね、特殊法人っていうところに金を流し続ける。
例えば NHK。
特殊法人の代表格ですよ。
この人たち、いくらお金もってると思います？
全職員、事務員も入れて、給与の平均が1100万円ですよ。
しかもね、特殊法人っていうのは法人税0なんです。
それでもあいつら赤字を出すんです。
去年、NHKは200億円の赤字を計上してます。
でも全然大丈夫なんです。
税金で払ってもらえるから。
だから、あの会社に出てきても何もしなくていいんです。
じっとしとけば1100万円もらえるんですから。
こんな国ですよ。
普通の会社の事務員さん、平均は250万円から330万円。
平均値は270万円が事務員さんの給料ですよ。
それが当たり前です。
あいつら1100万円ももらってるんですよ。
おかしいでしょ？
それプラスね、僕らからNHKの受信料まで取ってるんですよ。
実際、国民負担率が47.8％、潜在国民負担率62％まで上がるのは、そういうNHKの受信料とかしょうもないのがひっついてるんですよ。
税金だけじゃないんです。
気づいてください。
しわ寄せが子供たちに行っている現実
なんか苦しいな。
なんか一生懸命がんばっても、生活が良くならないな。
そして、そのしわ寄せはどこにいってるんでしょう？
昔はね、お父さんが1人で働いてたら、まだ竹中平蔵がいない頃、1 人で働いてたら家族みんな裕福に暮らせたんですよ。
下手したらお父さん、よそで浮気とかしてましたよ。
それでもお母さんは「亭主元気で留守がいい」って言ってたじゃないですか。
こたつに入って、おかき食べて、みかん食ってましたよ。
でもね、教育はちゃんとしてましたよ。
今、そのしわ寄せは子供たちに行ってます。
- 貧乏な家の子供は必ず貧乏になる。
- 金持ちの子は必ず金持ちになる。
そういう社会なんです。
だからね、大人の給料は高いとか、給料は安いとか、それはいいでしょう。
でも、教育、学ぶ機会だけは平等じゃないといけないんです。
お父さん、お母さんが僕のために一生懸命働いて、朝から晩まで働いて、疲れて帰ってくる。
僕は鍵っ子で、家の中にいるだけ。
それでもね、僕が勉強したら、お父さんとお母さんを楽にしてあげられるかもしれない。
そう考えてる子供たちもいっぱいいるんですよ。
うちでもそうです。
僕なんかね、子供に転職するために給料明細を見せてますよ。
最初は結構もらってたのが、今やその半分。
それでも見せますよ。
その背中を見てもらって、自分の将来を描いてもらうんです。
これがうちの教育です。
「財源がない」という日本の嘘
大体、国民負担率が47.8％、潜在国民負担率62％もあったら、世界では幼稚園から大学院まで教育無償。
これが世界の常識なんですよ。
どうなってます、日本の政治？
もう「財源が、財源が…」って。
「これをやるには財源が…」って。
それはそうでしょうね。
政治家はね、国債発行額20兆円を合わせて、110兆円しか予算を持ってないんですよ。
片や財務省はいくら持ってますか？
430兆円持ってるんですよ。
特別会計は一般会計の4倍ですよ。
それをどういうふうに使うか？
僕らから必死にね、農家からも必死にね、集めた金。
しかもね、国民の生活が悪くなるようにするために、そこにお金をかけてるんです。
3000億円集めに4兆円使う愚策
お金をかけて、インボイスもそうですよ。
たかが3000億ぐらいインボイスで書き集めて。
でもね、その裏で財務省は4兆円もかけ事務費を払ってるんですよ。
インボイスで3000億円取るために、4兆円の予算を使ってる。
ただのいじめじゃないですか？
だったらその 4 兆円、まず零細企業に回せよって。
それが普通でしょう？
非選出官僚が操る政治、中抜きの構造
どういうことかと言うと、結論は、
選挙で選ばれてもない、ただの官僚、ただの公務員が政治家に利権とかキックバックをちらつかせるために操ってる
ということなんです。
だから、国民のためになるものには予算を使っちゃいけないんです。
なぜなら、国民に吸収されるから。
使い道が決められてしまうから。
どうでもいいような政策に使ってこそ、中抜きのできる余白ができるんです。
だから、LGBT法、男女雇用機会均等法とかね、子供家庭庁を作ったけど、子供は減っとるやんか。
作って減らしてどうするんですか？
中抜きするために、そんなどうでもいいようなことに使ってるんですよ。
農家支援で日本は世界トップに躍進する
なんで農家にはそんな支援しないの？
もし農家にちゃんと援助したら、日本は世界で最も頑張る国になるんですよ。
3年あったら、もう世界のトップレベルまで行けますよ。
日本人だったら。
まともな政策をやっていれば。
売国政策、北海道の1/4は外資の手に
毎週ですよ。
X（旧 Twitter）を見たら、売国行為、売国政策。
下手したら 1 日 4 件とかあるときもあります。
実際、北海道の土地の1/4は、もう外資のものですよ。
日本にはいっぱいある銀行、金融機関。
これは国民の基幹産業ですよね？
でも、この会社の株主のほとんどは、12～33％ぐらいまで全部外資ですよ。
株を持ってるのは。
だから、もう全部やられてるんですよ。
NTT35兆円を5兆円で売る財務省の策略
財務省は NTT法改正でもそうだったじゃないですか。
財務省はね、35兆円の価値のあるNTTを5兆円で、しかも分割でブラックロックに売ろうとしてたんですよ。
で、これに対して、僕らはパブリックコメントで反対した。
10万人集まった。
それを政府は何と発表したか？
「貴重なご意見ありがとうございます。これをNTT 改正のために使わせてもらおうと思います」
ふざけるなと。
意見聞く気なんか、最初からないだろうと。
無関心層の参加で政権交代を
だから僕らはね、喉元に直接いくようなイカズチ落とさなければならない。
それが選挙なんです。
だから、選挙に参加してもらうためには、無関心層に政治に参加してもらわないといけないんです。
これを日々続けていって、選挙の投票率を上げて、夏の参院選で少数政党が連立して政権交代できるようにしなければならないんです。
あと5年が勝負、10年後は外国領
あと5年なら持ちますよ。
でも、あと10年経ったら、もうこの国は外国のものになっています。
確実に。
もうみんな住みたくなくなってると思います。
実際、富裕層はもうみんな出ていってる。
税金が高すぎるから。
向こうに行ったら裕福に過ごせますもん。
あの人たちは貯蓄があるから。
ちょっと貯蓄があれば、こんな税金が高い国にいるよりは、海外に逃げた方がいいですよ。
1万6000年の歴史が危機に陥っている
人類の歴史はですね、さっき憲法の人類普遍の原理について話しましたけど、人類の歴史は500万年あるんですよ。
日本人の歴史でも、縄文文化と思えば1万6000年あるんですよ。
それを先祖たちがずっと命を繋いできたんです。
そして、営みが今まで続いてきてる。
それをね、たった300年ぐらいの国家に潰されるわけにはいかんのですよ。
そんな権利がね、国家ごときにあるもんか。
300年とか言ったら、アメーバレベルですよ。
オタマジャクシにもなってない。
どう思います？
文化も、人の命も、人の思いも。
1万6000年の日本人の歴史を、たった 300 年のガキが自分たちのためだけに潰していいと思いますか？
以上です。
ということで、スピーチの書き起こしはここまで。
スピーチの主は誰？
2025年3月の財務省解体デモで、多くの人々の心を動かしたスピーチ。
その主は、活動家の今泉光陽さん（@AfSEOmrvJE83766）です。
スキンヘッドが特徴の中年男性で、カンペなしの12分35秒にわたり、財政の問題点や増税への怒りを熱弁。
彼の言葉は、政治に関心がなかった人々にも刺さり、X（旧Twitter）では瞬く間に拡散されました。
- 「国民負担率47％」
- 「増税反対」
- 「財政改革の必要性」
などを訴え、多くの共感を集めています。
「この人のスピーチ聞いてください。あと10年したら日本が日本じゃなくなる。危機意識持っていい加減政治に参加しないと、お願いだから政治に興味を持って欲しい」
「自国民日本人全員見るべき素晴らしいスピーチです」
「この方のスピーチ分かり易い、10年後に日本って国は無くなるってのはこういう事なんだな」
「財務省解体デモの中でも秀逸な漢のスピーチ、素晴らしい！！！」
「このスピーチを全ての小中学校高校の終業式で放送したら良い」
一般市民の生活の厳しさを代弁するその姿に、若者から高齢者まで幅広い支持が寄せられ、「政治家になってほしい」という声も上がるほど。
今後の動向にも注目が集まる人物です。
