お笑いコンビ「霜降り明星」の粗品さんの審査が的確すぎる!と話題になっています。
2025年3月2日「ytv漫才新人賞」の審査員を務めた粗品さんは、コンビの個性をしっかり踏まえた上で、的確なコメントと鋭いアドバイスを送る姿勢が大絶賛されました。
さらに、事前に予選会のネタもしっかりチェックしていたことが明らかになり、「お笑い好きが求めていた審査」との声も多数!
粗品の審査コメント、
自分がどう映るかなんて気が一切ない。
臆せず、ただ目の前の芸人のネタをより良くするための考えを100%でぶつけてるお笑いの賞レースで、これだけ気概と覚悟が伝わってくる審査初めて見た
— motty オリ (@orinohi34) March 2, 2025
今回は、そんな粗品さんの審査の特徴や、実際の採点結果を詳しくまとめました!
ぐろう

引用 : YouTube
お笑いコンビ「ぐろう」は、粗品さんから85点の高評価を獲得!
(普通の賞レースだと低いんですが、粗品さんの場合だと高め)
この点数は上位に入り、彼らの実力がしっかり認められたと言えます。
特に粗品さんが絶賛したのは、高松さんの「言葉を使わないツッコミ」。
ボケの家村さんが「尿路結石」と言った瞬間、高松さんは無言で表情だけのツッコミを披露。
これに対し「喋らずにツッコんだ。上手い!」と大絶賛!
ネット民からも「表情だけで笑いを取れるのすごい」と共感の声が上がっていました。
ただ、ツッコミに関しては課題も。
粗品さんは「普通のことばかり言ってしまっていた」と指摘し、改善点として「センスのあるフレーズを入れる」「ボケをさらに加速させる展開作り」の2つを提案。
これに対しSNSのお笑いファンからも「ツッコミが単調だった」「展開力が加われば化けそう」と納得の声が続出しました。
「このスタイルを磨けばもっと伸びる!」と期待を寄せた粗品さん。
すでに実績を積み重ねているぐろうが、さらに進化するのが楽しみですね!
タチマチ

引用 : @5_catwalkのxより
お笑いコンビ「タチマチ」は、粗品さんから81点を獲得。
順位としては中位でしたが、こちらも彼の審査コメントが的確すぎると話題になっています。
まず粗品さんが指摘したのは、「タチマチの漫才は羅列タイプのネタだが、ボケの手数が少ない」という点。
羅列型の漫才なら、ボケの量や意外性を増やさないと際立たないと分析しました。
Xでも「確かにパンチが足りなかった」と共感の声が続出。
さらに、「予選会で披露したネタだったため、観客がすでに内容を知っており、新鮮味が薄れてウケが割り引かれた」と鋭く指摘。
これにはボケ担当の安達さんも「思ってた1文字もずれてないことを言ってる…」と呟くほど、まさにドンピシャの分析でした。
しかし、ポジティブな評価も。
ネタ中の「じゃあ誰が教えるんですか?」というツッコミに対し、「間違いなくパンチライン!もっと爆発してもええやろ!」と絶賛。
採点する側も「これはデカい一発きたな!」と思うほどの名フレーズだったと評価しました。
ただ、その後の「じゃあキッチン何人いるんですか?」が期待ほどの笑いを取れず、粗品さんは「めちゃくちゃ気持ち分かる」と共感。
さらに、審査員の久馬さんが「それが似てたかなぁ…」とコメントすると、「そこは言われたくない!」と本音をポロリ。
ここでドカンとウケたかったという悔しさが滲みました。
この狙撃レベルの分析力に、Xでも「粗品の審査、考えてること全部バレてて怖い」と驚きの声が。
マーメイド

引用 : @canixxx85のxより
お笑いコンビ「マーメイド」は、粗品さんから78点を獲得しました。
点数としては下から2番目でしたが、審査コメントが的確すぎると話題に。
まず、粗品さんが気になったのはネタ時間の超過。
ルールでは4分以内とされている中、マーメイドは4分35秒。
これに対し、「ぐろうとタチマチは4分に収めてた。その35秒あれば、もう1エピソードいけたんちゃう?」と指摘。
Xでも「時間オーバーを責めるんじゃなく、他の出場者との公平性を考えてるのがすごい」と共感の声が上がりました。
さらに、「ここが刺さった!」っていう決定的な瞬間がなかったのが惜しいともコメント。
マーメイドのネタは「一本押し」スタイルで、じっくり見せる漫才ですが、4分という短い時間の中ではもっと展開を増やし、観客を裏切る瞬間が必要だったと分析。
粗品さんは「2025年のお笑いは、もう一本押しだけじゃ足りない時代」と語り、4分のネタで4~5回展開し、お客さんを驚かせる流れを作るべきとアドバイス。
「もっと最高の状態のこのネタを見たかった」と締めくくりました。
一方で、Xでは「個人的には一番面白かった!ちゃんと聞きやすいし、漫才の形も崩してない」と肯定的な意見も。
マーメイドはすでにM-1準々決勝進出の実績もあり、賞レース向けに調整すればさらに化ける可能性大!
粗品さんのコメントは、「今の実力」だけでなく「未来の可能性」にも期待したもの。
マーメイドがここからどう進化するのか、今後の活躍が楽しみです!
マーティー

引用 : https://natalie.mu/owarai/gallery/news/613231/2530340
粗品、点数低くてもダメ出しじゃなくてちゃんと的確にアドバイスしてるのむちゃくちゃ良い#ytv漫才新人賞 pic.twitter.com/ONULbjpnMZ
— kit🐱🐒🍇🦭🍈🟩🟨あおよこBHMグルカタエクソダスOfficialSupporter (@NFT_kit) March 2, 2025
お笑いコンビ「マーティー」は、粗品さんから79点を獲得。
審査員5人の合計点では7組中7位と厳しい結果になりましたが、彼らの可能性を示すコメントが話題になりました。
粗品さんは、マーティーのネタに「センスあるなぁ!」と評価しつつも、「もっと不気味さが欲しかった」と指摘。
「もっと爆笑連発させてたら、間違いなく高得点だった!」とのこと。
特に、キッザニアと陰謀論を絡めた発想は「めっちゃ面白い」としながらも、中盤の「メキシコのキッザニア」あたりで展開が散漫になった点を惜しみました。
さらに、相方を正論で詰める漫才は4分もいらん!との厳しいアドバイス。
「2分半でバシッと終わらせて、後半1分半はエグく!エグく!掛け合いで畳みかけるべきだったのでは?」と、テンポと畳みかけの重要性を指摘。
「ちょっとゆったりしすぎた感があった」とも語りました。
他の審査員の評価も興味深く、ハイヒール・リンゴさんは「ホンマのことばっか言わんでも…」と苦笑い。
でも、粗品さんは「僕は評価してます!」とフォローしつつ、「でも、もっとエグくしてほしかった!」と本音もチラリ。
マーティーは『ytv漫才新人賞ROUND1』を2位通過して決勝に進んだ実力派コンビ。
粗品さんの「不気味さと爆発力を加えれば、もっと跳ねる!」というアドバイスを活かせば、次回は大躍進もあるかも?
結成4年目の彼らが、今後どう進化するのか注目です!
フースーヤ

引用 : @takkun_owaraiのxより
お笑いコンビ「フースーヤ」はファーストラウンドで粗品さんから86点を獲得し、1位通過。
最終決戦で「海賊ネタ」を披露し、翠星チークダンスを破って14代目王者に輝きました!
粗品さんも「今日の中では一番ウケてたし、1位は納得!」と評価。
でもその上で、「ショータイムのツッコミがもっと爆発的にウケてほしかった!」と厳しく指摘。
特に「歯医者に取り憑かれたぁ?」のツッコミが、ギャグに早く行きたい気持ちが出すぎて、ちょっと諦め気味のテンションになっていたのが惜しいと感じたようで、「いや、そこは絶対スパンッ!と決めてからギャグに行ったほうが、漫才としての完成度が上がる!」とアドバイス。
さらに、「ハイハイ Wi-Fi ハイサイ 歯医者」の息継ぎはひと息で言ったほうが絶対ウケる!と具体的な指摘も。
そして、「なんで総理大臣御用達のとこがそんな潰れんねん!」っていう爆笑ワードがあるのに、ボソッと流してるのが惜しすぎる!!と熱弁。
あとはタイム問題。4分半やってたけど、4分以内ならもっと高得点つけたかった!
(粗品さん、時間に厳しいのね)
この辺り、最終決戦ではしっかり修正し、優勝を掴んだのが見事でした。
フースーヤはNHK上方漫才コンテスト2024優勝、M-1準決勝進出と実績も十分!
粗品さんのアドバイスを糧に、これからさらに進化する彼らの漫才に期待ですね!
翠星チークダンス

引用 : YouTube
お笑いコンビ「翠星チークダンス」は、ファーストラウンドを85点で通過。
最終決戦ではフースーヤと対決し、惜しくも2位に終わりました。
粗品さんは、男女の関係性を漫才に落とし込むスタイルについて「男女コンビの中では珍しいけれど、漫才全体で見るとよくあるやり方」と指摘。
「これは昔からあるスタイルで、少し古臭い」とし、「本当は評価を下げたい」ともコメント。
しかし「まあギリ個性かな」と踏みとどまり「観客がウケていたのでそこまで点数は下げなかった」と説明しました。
一方で、小野ちろるさんのツッコミについては「素晴らしい」と絶賛。
「キレたり『わー』と叩いたりするリアクションが本当に良かった」と評価し、Xでも「ちろるちゃんのキレツッコミ、唯一無二の迫力がある」と話題になりました。
また、木佐凌一朗さんについても「たとえツッコミのセンスがある」と認めた上で、「ちろるさんと木佐さんにしかできないやり取りや、新しい発明が必要」とアドバイス。
男女コンビの定番の掛け合いにとどまらず、もっと斬新な展開や独自の世界観があれば、さらに上を狙えたと指摘しました。
最終決戦では敗れましたが、85点は粗品さんの採点では2位タイ(ぐろうと同点)と高評価。
「もっと尖ったスタイルがあれば優勝も狙えた」とし、彼らの成長に期待を込めたコメントとなりました。
Xでも「粗品さんの指摘、愛情あって的確」と評判になり、今後の進化が注目されています。
オーパスツー

引用 : YouTube
お笑いコンビ「オーパスツー」に対する粗品さんの評価は77点と厳しめでしたが、そのコメントがXでも大きな話題となりました。
粗品さんの第一声は「漫才うまかった、上手だった」。
2人の雰囲気も良く、目が離せなかったと高評価しましたが、「25秒ぐらいオーバーしてた」と時間超過をチクリと指摘。
Xでも「ネタは良いけど、テンポがもったいなかった」という意見があり、時間管理が課題だったようです。
さらに、「肝心の漫才全体は、そこまで面白くなかった」と辛口の評価。
技術は高いものの、「ツッコミが少し遅れていたのが残念」と指摘し、ボケとの間が空いてしまい、笑いの勢いが削がれたと分析しました。
Xでも「内容は伝わりやすいけど、間が微妙にズレていた」との意見があったので、そのあたりはオーディエンスに伝わってしまうのかもしれません。
また、「個人的にはROUND2の間のほうが好き」というコメントもあり、「技術の高さがあるからこそ、もっとウケるはず」という期待の裏返しのようなものも感じました。
オーパスツーは松竹芸能の若手ホープとして注目され、Xでは「77点は低すぎるけど、センスはある」といった擁護の声も。
粗品さんからは「技術はあるが笑いの爆発力が足りなかった」という愛のある辛口評価でしたが、時間管理やツッコミのタイミングを改善し、以前のネタの良さを取り戻せば、次回はもっと上位を狙えるはず。
今後の成長に期待ですね!
粗品の審査にネットの声

引用 : @naginatakikusuiのxより
2025年3月2日に放送された『第14回ytv漫才新人賞決定戦』で、霜降り明星の粗品さんが初の審査員を務めました。
その鋭い分析力と的確なコメントがXで大きな話題となり、「本来の審査のあるべき姿」「芸人目線の愛ある指摘」と絶賛の声が続出!
特に注目されたのは、辛口ながらも的確な評価。
粗品は「面白かった」と評価する一方で、「技術は高いがツッコミが遅れていた」「時間オーバーで減点」など具体的な改善点を指摘。
こうした論理的なコメントに、「漫才の作り方を全部言ってる」「超速かつ精緻な批評」と感銘を受けたファンが多数いました。
粗品氏の審査
最高すぎる pic.twitter.com/AbpFZAohOf— ZDF (@DigginMine) March 2, 2025
粗品の審査がスナイパーの様で的を得て過ぎている
全大会審査員として出てほしい
R-1も大会初、司会しながら審査員するというパターンもあり— なだぎ武 (@nagi_nagio) March 2, 2025
松本人志さんの後は、粗品が審査員をやればいいとの声も。
これ見てるとお笑いの基準が松本人志から粗品に変わるんじゃないかと思ってくるな。ここ10年で最も適切な審査やろこれ https://t.co/QU2LuWyYSx
— 学校男 (@aw_qx) March 2, 2025
また、「スパッと言い切る潔さ」も高評価だったようで、「最近の審査は優しすぎる中で、粗品のストレートな指摘は新鮮」との声が多く、「この審査のされ方のほうが芸人にはプラス」との意見も。
Xでは「粗品の審査が革命的!」とトレンド入りするほどの盛り上がり!
「次回も粗品の審査が見たい!」という声も多く、彼の「漫才の絶対評価」が今後の賞レースにどんな影響を与えるのか、ますます注目が集まりそうです。