2025年2月末、日本で財務省解体デモがネットですごく話題になっています!
いま、日本のあちこちで「財務省を解体しろ!」という声が広がっているんですが
「何が起こってるの?」
「なんでそんなに怒ってるの?」
って思う人も多いのではないでしょうか?
今回は、デモが起きた理由をわかりやすく解説していきます!
目次
財務省解体デモが起きたきっかけは?
引用 : @tonymainakaのxより
まず、このデモが始まるきっかけになったのが 「103万円の壁」 という問題。
103万円の壁っていうのは、パートやアルバイトの人が年収103万円を超えると所得税がかかるようになるというルールのこと。
つまり、たくさん働くと税金が引かれて、逆に損をする人が出てくるってこと。
政府はこのルールを見直すって言ったけど、財務省の対応にみんなが大激怒!
- もっと働いたら税金で損するなんて、おかしくない!?
- 結局、財務省が税金を取りたいだけじゃん!
こうした不満がSNSで一気に拡散されて、ついにデモに発展したんです!
でも、デモの原因は103万円の壁だけじゃありません。
103万円の壁だけじゃないんです!!
(大事なので二回言いました)
「生活が苦しいのに、増税する!?」
ここ数年、物価がどんどん上がってるのに、お給料はそこまで増えていませんよね?
お米とか昨年の倍近くまで上がってるし、ガソリンもずっと値上がりしてるし、ホント勘弁してくれって感じです。
市民にとってこんなクソみたいな状況が続いているのに、財務省が「将来のために増税します!」って言い出したんです。
はぁ!??
ちょっと待てと。
物価高で生活ギリギリなのに、まだ税金上げるんですか?
正気ですか??
これには、さすがに「もう限界だ!」と怒る人が続出。
要するに“ブチギレ”ですよ。
そんなわけで、我慢の限界を超えた人たちが東京・霞が関の財務省前に集まり、
「消費税をなくせ!」
「財務省を解体しろ!」
という声が飛び交うデモが行われているのが今の状況ってわけ。
テレビが報じない!? ヒカルが動いた!
そんな中「ある人物」がこのデモに注目。
人気YouTuberヒカルです!
引用 : https://newssharing.net/hikaru3
テレビや新聞は、なぜかこのデモをほとんど報じません。
ちなみにその理由ですが、財務省は予算編成や税制を一手に握る強い権限を持つ省庁であるため、メディアとの関係性が報道に影響しているのではと言われています(信じるか信じないかはあなた次第)。
でもまぁありそうな話ではあります。
で、そんな状況を憂いた視聴者たちが「ヒカルさん、代わりに取り上げてください!」と頼んだわけです。
そこでヒカルは2025年 2月23日に動画を公開。
「マスコミが伝えないなら、僕が広めます!」と自身のYouTubeチャンネルで発信。
すると… なんと2日で
160万回再生突破!!
一気に話題になり、今までデモを知らなかった人たちにも「えっ?そんなこと起きてるの?」とどんどん広まりを見せているのが現在の状況です。

こうして、財務省への批判はますます強くなっていったのでした。
そもそも財務省ってヤバいの?
引用 : https://diamond.jp/articles/-/183284
そもそも、なんでこんなに財務省が叩かれてるか?
ここを説明しなければ、私もあなたもただの烏合の衆になってしまいます。
ニュースやSNSでも「財務省解体しろ!」って声が増えてるけど、そもそも何が問題なのか。
それを知るには、まず財務省の“ヤバい”3つのポイントを押さえないといけません!
財務省の権限が強すぎる
財務省は税金を集めることも、税金を使うこともぜーんぶ管理しています。
つまり、
「どれだけ税金を取るか」も
「どこにお金を使うか」も
全部、財務省の手の中!
ぜんぶ同じ人たちってこと!
これ、普通に考えてヤバいのが
「このお金、ちょっとこっちに回したら…ムフフ…」
なんてことができる仕組みだってこと。
これって、ゲームで言えば
「ボスキャラが最強武器も最強アイテムも独占してる状態」
みたいなイメージ。
(言い過ぎではない多分)
要するに、好き放題やれちゃうわけですよ。
そりゃあ、「権力が強すぎる!」って怒る人が出てきます。
(むしろ今まで怒らなかった方が異常まである)
財政法第4条が古すぎる

おおっと、ここで離脱しちゃいけねぇ!
「財政法第4条」
字面からして拒否感出るワードでしょう。
しかし、ここはぜひ知っておくべきポイント!
この「財政法第4条」っていう 1947年(約80年前!)に作られた法律 があるんだけど、これがめちゃくちゃ問題。
めっちゃ問題なのにも関わらず、いまだに現役で財務省がガッチリ守ってるルールなんですが、この法律のせいで、日本は国債(国の借金)を好きに発行できない仕組みになってるんですね。
でも、アメリカとか他の国は、わりと自由に国債を発行してるんですよ!
なのに、日本は「国債はなるべく発行しない!」って縛られてるわけ。
その結果どうなるか?
必要なお金が回らなくなる
⇒景気が悪くなる
⇒国民の生活が苦しくなる
という負のループ!
それって「財政法第4条」のせいちゃうんか、ワレ!
って国民が怒ってるわけです。
デモに参加する人の中には、「もうこんな昭和の法律、今すぐ見直せ!」って声が大きいんですね。
天下りの問題
引用 : YouTube
はい出た!
財務省の職員って、退職したあと民間企業に再就職(天下り)するケースがめちゃくちゃ多いんです。
「天下り」っていうのは、財務省の職員が退職後に大企業に再就職することなんですが、ここにでっかい問題が潜んでることを貴君は理解しておられるか?
つまり、
財務省の元職員がいる会社 → 国の監査が甘くなる!
ということが起きる。
まぁね。人間だからね。そういうこともあるよね。
「元財務省の人がいる会社だから、大目に見てあげよう…」
なんてズルが起きても仕方ないよね…
ってええわけあるかぁ!!!
財務省で運用しているお金は国民から集めた税金。
そんなズルは絶対に認めてはいけない。
これ、学校で例えるなら先生が自分の子どものテストを採点するみたいな感じです。
「この答え、間違ってるけど…まあ、正解にしとこうか」
みたいな不正が起きるわけですから、天下りは絶対に潰さなきゃいけない。
最近も兵庫県で天下り先を縮小しようとした斎藤元彦知事が潰されそうになってたけど、マジでこの利権構造は闇が深いし、そういう既得権益者たちが日本をおかしくしている気がしてなりません。
天下りの問題がなくならない限り、税金の管理が本当に正しく行われてるのか疑わしくなるのも当然!
ここは主権である国民がちゃんとチェックしなきゃいけないのです!
財務省解体デモの『本当の目的』とは?
引用 : YouTube
財務省解体デモと聞くと、「じゃあ財務省潰せばいいんだな!」とふつうは考えるかと思います。
でも、実はこのデモの目的は財務省をぶっ壊すことが始まりではないんです。
本当の目的は「財務省の仕組みを改革すること」というところにあります。
(もうちょっと付き合ってね!)
要するに
「税金を管理する仕組み、ちょっとおかしくねーか?」
ってことなんですよ?
今の日本では、
税金を集めるのも、
使い道を決めるのも、
どちらも財務省が握っている!
これって、どういうことかというと…
「僕がみんなからお金を集めます!」
「そのお金、何に使うかも僕が決めます!」
これ、普通に考えてめっちゃ都合よくない!?
ジャイアンですか?
本来、以下のように分かれる部分
- 税金を集める組織(国税庁)
- 税金の使い道を決める組織(財務省)
この2つが完全に一体化してるから、国民の声が届きにくい仕組みになってるわけです。
だから…「国税庁を内閣府に移そう!」
そこで出てきたのが「国税庁を財務省から切り離すべき!」という意見。
もし、国税庁を内閣府の管理下に移せば…
- 財務省が税金を独占するのを防げる!
- 税金の使い道を、政府全体で公平に考えられる!
- 「財務省の好き放題」をチェックする仕組みができる!
つまり、財務省 1つの組織に権力が集中しすぎるのを防止し
「税金の管理、もっと透明にしようぜ!」
っていうのが、このデモの大きなポイントとなるわけです。
内閣府に「歳入庁を作るべき!」
さらに、もう1つのアイデアが
「歳入庁」を作ること!
「歳入庁?聞いたことないけど、何するの?」
簡単に言うと…
税金の流れを、もっとわかりやすくする新しい機関!
今の仕組みでは、税金がどこにどう使われているのかがめちゃくちゃ見えにくい…!
そんなん絶対にアカンやん?
「どこにいくら使われたの?」
「ムダな支出はないの?」
「なんで社会保障にもっと回さないの?」
こういう国民の疑問にちゃんと答えられる仕組みを作るのが「歳入庁」なんです。
だから、内閣府に歳入庁を置いてちゃんとチェックできるようにしよう!ってわけ。
つまり、今回の財務省解体デモは、財務省を解体するより、国民が税金の使い道に口を出しやすくすることが目的ということなんですね。
まとめ:財務省解体デモが訴える「本当の問題」
今回のデモで浮かび上がったのは、次の3つの大きな問題!
- 消費税が家計を圧迫
- 財務省が税金を独占
- 国民の声が税制に反映されにくい
要するに、
物価が上がるのに、お給料は増えない…それなのに さらに増税!?
「税金を集める」 も 「税金の使い道を決める」 も財務省が握っている状態! 1つの組織に権力が集中しすぎているのが問題!
税金の流れが不透明で、「どこに使われているのか」が見えにくい! 国民が意見を言いやすい仕組みに変えるべき!
という感じです。
で、私たちが目指すのは「財務省をなくすこと」ではなく「税制の改革」なんです。
だって、ただ財務省を潰したところで、根本の問題を解決しなければまた同じようなことが起きるから。
そこで大事なのが以下の2つ!
📌「国税庁を内閣府に移して、税金の管理をもっと公平に!」
📌「歳入庁を作って、税金の流れをもっと国民の手の届くものに!」
財務省を「解体」することがゴールではなく、「税制をより透明で、公平な仕組みに変える!」 ことが本当の目的だということですね!
問題は財務省そのものより、その仕組みや権限の強さにあることを私たちはしっかり理解しておく必要があります。
さて、このデモ…これからどうなっていくのか?
さらに注目が集まっていきそうです。
2025年3月14日に一斉デモがあります!
詳しくはこちらから!