2025年7月27日に予定されていたFCバルセロナとヴィッセル神戸の親善試合が、突然の中止に。
その裏には、日本の企業・ヤスダグループによる“契約不履行”があったと、韓国のD-DRIVE社が明かしました。
支払い未完了、書類の問題、そして急浮上する「信頼性」の疑問。
SNSでは「ヤスダグループって何の会社?」「あの名前、安田財閥と関係あるの?」といった声が相次いでいます。
それもそのはず。
華々しいスポンサー契約に実績、でも企業の背景はなぜか見えてこない。
だからこそ気になりますよね。
この会社、どこから現れて、どうやってここまで話題になったのか。
そして本当に、“あの安田財閥”とのつながりがあるのでしょうか?
見た目の派手さだけじゃ測れない、企業の“中身”を探ってみました。
引用 : ヤスダグループ
「ヤスダグループって、いったい何の会社なの?」
そんな疑問を抱いた人、今どんどん増えています。
実はヤスダグループ、設立は2023年9月という“超”がつくほどの新興企業。
登記簿上では資本金は10万円
一方で、公式サイトでは1000万円と記載されています。
どちらが正しいのかは今のところ不明ですが、少なくとも「小さな規模でのスタート」だったことは間違いありません。
会社の主な事業内容はというと、
など、多岐にわたる事業を展開しているとされています。
そして、公式サイトでは
「スポーツ×芸術で人間の未来を変える」
という、壮大なミッションを掲げています。
とはいえ、この規模でここまで幅広い事業を展開できるのか?
そう思ってしまうのも無理はありません。
驚くべきは、設立からわずか約2か月後の2023年10月。
スペインの強豪クラブ・レアル・ソシエダと3年間のスポンサー契約を締結したことです。
さらにフランス1部リーグのスタッド・ランスとも契約し、2024年にはレアル・ソシエダの日本ツアーを主催するまでに至ります。
まだ設立から1年も経っていない会社が、いきなりビッグクラブとの契約ラッシュ。
SNSでも話題になりました。
Xでは「資本金10万円でソシエダのツアーを主催? すごい!」といった投稿が共感を呼び、急速に注目が集まりました。
ただ、こうした急成長には当然ながら「資金の出どころは?」という声も上がっています。
「一体どうやってそんな大型契約を結んだのか?」
「裏に大企業や資産家がいるのでは?」
そんな疑問が噴出するのも当然ですよね。
しかも、代表を務めるのは安田慶祐。
彼は自らを「安田財閥の子孫」と名乗り、そのネームバリューも一部で話題に。
となるとやっぱり気になるのが――
「え? じゃあ本当にあの“安田財閥”と関係あるの?」という点。
続いてはその核心に迫っていきます。
安田財閥とのつながりは“本物”なのか、“演出”なのか。
真相を確かめていきましょう。
ヤスダグループの代表・安田慶祐が名乗る「安田財閥の子孫」という肩書き。
聞き慣れない名前の会社に突然“財閥”のワードが飛び出してきたら、そりゃ気になりますよね。
SNSでも、「まさか本物の財閥関係者?」「この名前で信頼させようとしてない?」と疑問の声が続出。
確かに、“安田”という苗字と“財閥”の組み合わせは強烈です。
では実際、関係はあるのでしょうか?
まず、安田財閥とは何かというと──
明治時代に安田善次郎が創業した、日本を代表する四大財閥のひとつです。
金融業を中心に成長し、戦後にはGHQの指令により解体されました。
そしてその後、安田財閥を構成していた企業群は「芙蓉グループ」として現在も活動しています。
みずほフィナンシャルグループ、損保ジャパン、東京海上日動など、名だたる企業がその流れをくんでいます。
つまり、安田財閥自体は現存していませんが、その影響は現在の企業集団にしっかり受け継がれているというわけです。
さて、ここでヤスダグループの主張に戻りましょう。
公式サイトでは、同社が安田財閥にルーツを持つようなニュアンスで表現されています。
ただし、登記簿上の設立日は2023年。
ごく最近にできた企業です。
“歴史ある企業”のような雰囲気を醸していますが、実際には新興企業であるという事実は変わりません。
さらに、安田慶祐自身が「安田財閥の子孫」と名乗っていることについても、裏付けとなる家系図や公的な記録は現時点で確認されていません。
一部の報道や専門家の間では、この系譜の「信憑性は不明」とされ、懐疑的な見方が多いです。
Xには、こんなポストがありました。
たしかに、ネームバリューは一種のブランド戦略としては強力です。
ですが、たとえるなら、老舗ブランドのような名前だが、実際は新興企業というギャップがある状態。
名前と実態にズレを感じる人が多いのも、ある意味当然です。
また、この“財閥の子孫”という肩書きが、海外クラブとの契約やスポンサー交渉にどこまで影響したのかは明言されていません。
ただ、一定の信頼性を醸し出す材料にはなった可能性があります。
そして今、Xや報道では、ヤスダグループの急成長に対して「資金源の不透明さ」が指摘されています。
楽天やソシエダ、バルセロナといったビッグネームとの関係がある一方で、企業としての透明性はまだまだ謎が多い印象です。
「財閥の血筋=信用できる」とは限らない時代。
ユーザーとしては、過去の栄光よりも、今何をしているのか、どう運営しているのかを見て判断したいですよね。
というわけで、次はその“ヤスダグループの実態と評判”にフォーカスしていきます。
バルサとの親善試合が中止されたあの騒動──
あれが一体、どうして起きたのか?
モヤモヤを一気に解消していきましょう!
レアル・ソシエダやスタッド・ランスと契約する新興企業なのに、実態があまり知られていない。
なのにバルセロナの試合中止に関与したとされ、いきなり注目の的に。
Xではこんな声が飛び交っています。
ではなぜ、ここまで“怪しい”と言われてしまうのでしょうか。
まずは資金源の不透明さ。
資本金は登記では10万円、公式サイトでは1000万円とされています。
それほどの規模でありながら、ソシエダやスタッド・ランスとの大型契約を締結。
さらに日本ツアーを主催するなど、活動規模は桁違い。
一部では、安田氏がパソナグループ創業者・南部靖之氏の次女と結婚していることから、
南部氏の支援があったのではという噂も出ましたが、ヤスダグループはこれを否定しています。
さらに、2024年に行われたレアル・ソシエダ日本ツアーでは、7千万円〜3億円の出資募集を実施。
ところが、収益分配の透明性が十分ではなかったとの指摘もあり、不信感を招きました。
そして二つ目が、過去の金銭トラブルとバルセロナ戦中止問題です。
過去にはフラダンスイベントでの出演料未払い、委託社員への支払い遅延、さらに安田氏の自宅が差し押さえられたという報道まで存在します。
極めつけとなったのが2025年7月27日、ヴィッセル神戸とFCバルセロナの親善試合中止です。
D-DRIVE社は、安田氏が送金していないことを認めた音声を保有していると主張していますが、音声は未公開であり、現時点では主張段階にとどまっています。
この一連の騒動を受けて、D-DRIVE社は法的措置を検討。
楽天はブランドイメージの毀損を理由に損害賠償を検討し、バルセロナも損害対応を進めていると報じられています。
Xでも「詐欺的との批判」「バルサとの信頼を失った」といった声が続出し、日本のスポーツ界全体の信頼問題へと飛び火する状況に。
もちろん、レアル・ソシエダとのツアーを成功させたことは評価されています。
しかし「実績はあるが、不信感が拭えない」というのが今の空気です。
結局のところ、安田財閥との関係は裏付けがなく、資金源は不明瞭。
契約違反の主張や過去の金銭トラブルもあり、企業の透明性が問われています。
だからこそヤスダグループは「怪しい」と言われてしまうのです。
今後、情報開示や法的判断を通じて、企業としての信頼をどう築いていくのか。
その動向に、引き続き注目が集まっています。
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