2025年のバレーボールネーションズリーグ(VNL)で快進撃を続けている男子バレー日本代表・龍神NIPPON。
その勢いを象徴するように、試合後のコートである“ポーズ”が注目を集めています。
ドイツ戦やアルゼンチン戦など、白熱した勝利の直後に見られたのは、髙橋藍選手が披露した上下に広げたピースサイン。
観客席やカメラに向けて放たれたその仕草は、勝利の喜びを全身で表すようなインパクトがありました。
一見シンプルなこのポーズですが、SNSでは「可愛い」「意味が気になる」などの声が続出。
はたして、この上下ピースポーズにはどんな意味や背景があるのでしょうか?
そして、最近話題の“VVポーズ”との関係性は?
気になるその正体に迫ります。
男子バレー日本代表の指ポーズが話題
X
男子バレー日本代表の選手たちが得点を決めたあとに見せる“指ポーズ”が、SNSでじわじわ話題になっています。
「え、なにあれ?かわいい!」
「なんか中毒性あるわ」
と、X(旧Twitter)ではポーズの名前を巡ってちょっとした騒ぎにも。
試合中、得点を決めた直後に、選手たちが両手でピースサインのような形を作って、上下に掲げる仕草。
この動きがファンの間では、気になる人も多いです。
「誰が最初にやり始めたの?」
「意味あるのかな? それともノリ?」
と、ファンの間で考察が飛び交っています。
でもこういう“よくわからないけど目立つポーズ”って、見てる側としては妙に惹かれるんですよね。
シンプルだけど、印象に残る。
スポーツの世界では、得点後に仲間と一緒に盛り上がるためのジェスチャーってよく見られます。
7月17日、アルゼンチン戦の逆転劇後のピースサインは、チームの勢いと団結力を象徴する瞬間としてバレーファンの間でバズっています。
サッカーでいえば「ハートポーズ」や「カメラポーズ」みたいな、選手の遊び心やテンションが伝わってくる仕草と同じ感じ。
このポーズも、そういった「チームの絆」や「盛り上がり」の一環として自然に広まったものかもしれません。
とはいえ、まだこのポーズの“正体”ははっきりしていません。
このあと、実際のポーズの特徴や、なぜそう呼ばれているのかをもう少し深掘りしていきます!
上下ピースポーズとは何?
今、男子バレー日本代表の試合中に見られる“ある仕草”が、SNSを中心にちょっとした注目を集めています。
選手たちが得点を決めた瞬間、ふいに見せる“ピースサインっぽい”動き。
SNSでよく見る“キメポーズ”、見たことありますよね?
手を広げてピースしたり、ちょっとした仕草でテンションを表すようなやつです。
男子バレー日本代表のあのポーズも、どこかそんなノリに似た雰囲気があるんです。
だから一部では「ノリでやってるだけでしょ?」「なんかふざけてる?」なんて声も聞こえてきたりします。
でも、そう思ってスルーするには、ちょっともったいないかもしれません。
実はあの動き、単なる“おふざけ”や“若者ノリ”で片付けられない空気をまとっているんです。
得点が決まった直後。
スパイクがビシッと決まって、流れをグッと引き寄せたあの瞬間。
選手たちが笑顔で交わす、上下にピースサインを構えたような仕草。
それは、ただの遊びではなくて──チームの一体感を表現する“無言のサイン”かもしれないと言われています。
特に、選手同士で自然に同じ動きを交わしている場面が目立ちます。
言葉はいらない。
視線とジェスチャーで通じ合う、あの“わかってる感”。
まさに、バレーという瞬間勝負のスポーツならではの“空気の共有”ともいえるのかもしれません。
上下ピースポーズはvictoryポーズと言われているようで、SNSで話題となっています。
特徴的なのは、この仕草が“誰か一人”ではなく、複数の選手でシェアされているという点。
例えば、ある選手が得点してピースを上下に構えると、別の選手が同じ動きを真似て返す。
そこには、明らかに“個人の癖”を超えたチームとしての連帯感が漂っています。
こうした現象は、他のスポーツでも見られます。
野球で言えば、ホームラン後の“お決まりポーズ”。
サッカーで言えば、ゴール後のダンスやハートポーズ。
“何となく始まったけど、チームでノリが合ってきて自然と定着する”──そういうパフォーマンスの延長線上にあるのかもしれません。
あえて言葉にしなくても、手の動きや目線だけで「今の最高だったね」ってわかり合える瞬間。
それに近いものを、このポーズから感じ取っているファンも多いのではないでしょうか。
それに、こういう“意味がはっきりしないけど、なんか気になるポーズ”って、SNS時代だからこそ注目されやすいんですよね。
見た目がキャッチーで、仲間とシンクロしやすくて、写真や動画にも映える。
だからといって、ただの“流行りもの”では終わらない。
そこにしっかりとチームの信頼感や空気感が表れているからこそ、見る人の心に残るのだと思います。
「なんでやってるの?」
という疑問も出るかもしれませんが、もしかすると、それこそがこのポーズの魅力なのかもしれません。
意味が曖昧だからこそ、想像したくなる。
みんなで共有したくなる。
男子バレー日本代表が見せるあの仕草。
その裏には、パフォーマンス以上の「仲間の証」や「一体感」が込められている可能性があるんです。
見るたびに、ちょっと気持ちがアガる。
見ているこちらまでチームの一員になったような気分になる。
そんな“伝わる何か”を持ったポーズなのかもしれませんね。
victoryポーズの意味は?
男子バレー日本代表の試合で見られる、あの上下に広げたピースサインのような仕草。
明確なルールがなくても、自然と盛り上がれる“テンション共有ツール”としての魅力が、このポーズにはあります。
特に目立つのは、選手たちがこの動きを見せるタイミング。
それは決まって「得点が入ったあと」や「良いプレーが出たとき」。
つまり、このポーズは言葉を使わずに「よっしゃ!」の気持ちを表現しているものとも捉えられます。
誰か一人がやるだけじゃなく、チームメイト同士が同じポーズで返したり、一緒にやったりする場面も見られます。
そういったシーンからも、この動きが“チームの盛り上がり”を象徴していると考えるファンが多いようです。
2025年6月。
TBSのバレーボール応援サポーターに就任したのが、宮世琉弥(みやせ りゅうび)さんです。
このとき宮世さんが掲げたのが、「ファンと選手が一つになれるような合図を作りたい」という想い。
その思いから考案されたのが、SNSでも話題になっている【#VVポーズ】なんです。
さすが宮世さん、応援の枠を飛び越えて文化づくりまで狙いにいくスタンス、攻めてます。
このポーズには、「バレーボールと勝利を願って、みんなで一つになる」そんな意味が込められているそうです。
つまり、“映えるだけじゃない”。
ちゃんと応援の気持ちを形にしたポーズってわけです。
TikTokでは、この【#VVポーズ】を真似して投稿するファンの動画が続々と登場。
選手自身が合宿中や試合後の舞台裏でVVポーズをする動画をアップした結果、若者を中心に「真似してみた」動画が急増。
このVVポーズから派生したのが、上下ピースポーズという説もあります。
ポーズのVが示すのは3つのキーワード。
- Victory(勝利)
- Volleyball(バレーボール)
- Unity(団結)
単なるピースサインではなく、それぞれに意味が込められている点が、VVポーズを特別な存在にしています。
もちろん、公式な関連性は明かされていませんし、「派生した」と断言できるような証拠もありません。
けれども、ポーズの動きや雰囲気、出てくるタイミングに“共通点あるかも?”と感じている人は少なくない様子。
「これ、VVポーズと似てない?」
「どっちも上下ピースっぽいよね」
「まさかのリンクあったりするのかな?」
そんな風に、ファンの間では“ちょっとした考察合戦”が起きていたりもします。
あくまで偶然の一致かもしれません。
でも、SNS時代ならではの“ムーブメントの伝播”を感じさせるこの現象。
ひょっとすると、宮世さんの発信した【#VVポーズ】が、形を変えて競技の現場にも届き始めているのかもしれません。
応援とパフォーマンス、ファンと選手。
その境界が、どんどん溶け合っていく。
そんなワクワクを感じさせる、今どきのバレーボールシーン。
ポーズひとつで、ここまで盛り上がるなんて…やっぱりスポーツって、面白いです。
ピースサインって、“イエーイ”や“勝利”を表現する定番ポーズ。
それを上下に構えることで、より動きが大きく、視覚的に印象に残りやすくなるんですよね。
選手が全力でプレーする中で、こうしたパフォーマンスがチラッと入ると、なんだか心がふっと和む。
このギャップもまた、魅力のひとつなのかもしれません。
今後、選手やチームのインタビューなどで、このポーズの本当の意味やルーツが明かされる可能性もあります。
でも、いまのところは“意味がわからないまま楽しめる謎ポーズ”という位置づけがしっくりくるのかもしれません。
まとめると、男子バレー日本代表の上下ピースポーズはファンの心をつかみ、試合を盛り上げる象徴的なパフォーマンスとして確実に定着しつつあります。
意味があるかどうかより、感じたままに楽しめる。
それこそが、今このポーズが愛されている理由なのかもしれませんね。