かつてエンゼルスでバッテリーを組んだ大谷翔平とマルドナード。
互いをニックネームで呼び合い、信頼関係も厚かったはずのふたりに、なぜか「仲が悪い?」という声が広がっています。
しかもその背景には、死球、ジェスチャー、SNSでの動きなど、見逃せない出来事が重なっている様子。
ときに笑顔も見せるふたりですが、ファンの間では「本音はどうなの?」と疑問が尽きません。
一体、何が起きたのか。
そして、エンゼルス時代から現在にかけて、ふたりの関係にどんな変化があったのでしょうか。
当時の信頼関係を知る人ほど、今の距離感に違和感を抱くかもしれません。
その“変化”の裏側を丁寧にひもといていきます。
今やMLBを代表するスター選手・大谷翔平。
そんな彼のメジャー1年目を支えた捕手といえば、マーティン・マルドナードです。
2018年、エンゼルス時代。
マルドナードは、大谷のメジャー初登板を含む計8試合でバッテリーを組みました。
試合中も、マウンドに駆け寄って声をかける姿が印象的で、当時のメディアでは「信頼関係の強いバッテリー」と報じられていました。
お互いのことを、大谷は「まるさん」、マルドナードは「ホルヘ」と呼び合い、その親しげな関係に、ファンも「いいコンビ!」とほっこり。
マルドナードは2017年にゴールドグラブ賞を受賞した守備型捕手で、大谷もそのリードを「素晴らしい捕手」と称賛していたほどです。
また、ラテン系の選手が多かったクラブハウスの中で、大谷がチームに溶け込む手助けをしたともいわれています。
そして2018年シーズン途中、マルドナードがアストロズにトレードされた際には――試合前に大谷とハグを交わし、「良き友と話すのはナイスだよ」と笑顔でコメント。
「別のチームに行っても、こうやって交流があるって素敵」
「バッテリーの絆って、こういうとこに出るよね」
そんな声がSNSに溢れました。
そして2025年6月、久しぶりの再会。
パドレスに移籍していたマルドナードと、大谷が再び顔を合わせた際、試合中に談笑するシーンが中継に映り、SNSでは「懐かしい!」と話題に。
その影響で、2018年当時の写真が改めて注目されることもありました。
ここまで見れば、「関係は今も良好そう」と感じた方も多いでしょう。
ただ、その一方で最近になって、ふたりの関係に対する“ある噂”が浮上しているのです。
次は、その“不仲説が浮上したのか”の理由について、詳しく見ていきます。
信頼関係のあるバッテリーだったはずの大谷翔平とマルドナード。
ところが近年、その関係に疑問符を投げかける声が増えてきました。
火種のひとつが、2021年4月5日のアストロズ戦です。
この試合で大谷は死球を受け、表情に怒りが見て取れました。
すると、捕手だったマルドナードが試合後にコメント。
「That’s not the way to act(その振る舞いは良くない)」
と発言したことで、「え、それって大谷に言ってるの?」とファンの間で物議を醸しました。
SNSでは、
「昔はあんなに仲良さそうだったのに…」
「まるさん、それはちょっと言い過ぎじゃ?」
といった声が多数見られ、関係悪化を心配する意見が広がっていきます。
さらに、2022年4月18日のアストロズ戦でも話題になるシーンがありました。
マルドナードが一塁ベース上で大谷に土をかける仕草を見せました。
本人は後に「楽しんでいただけだよ。僕らはグッドフレンド」と説明していますが、SNSではこれを不快に感じたファンも少なくありません。
「冗談でも土かけるってナシでしょ」
「マウンドじゃなくて一塁ってとこがまた微妙」
そのような意見が多数寄せられ、ふたりの関係に不信感を抱くファンも。
そして、最も緊張が高まったのが2025年6月のドジャース対パドレス戦。
この試合で、大谷が2試合連続で死球を受けました。
しかもその試合の捕手がマルドナードだったことで、X上では一部ファンから「マルドナードが関与したのでは?」という声も。
両チームの監督が退場するほどの乱闘が起こり、死球は故意と認定されパドレス・スアレスは3試合の出場停止処分となりました。
さらに追い打ちをかけたのが、インスタグラム上の“ある動き”。
X上で「大谷がマルドナードのインスタフォローを外した」との未確認情報が広がっています。
ただし、このフォロー解除情報については公式な確認は一切なく、完全にファンの観察と推測に基づいたものです。
ここまでの一連の出来事
と、どれも「確定的な証拠」には欠けますが、それでもファン心理としては「仲が悪くなったのかも」と感じてしまう材料が揃いすぎているのも事実。
特に、大谷がこれまで関わってきた選手との“円満な関係性”が多い中で、マルドナードだけがやたら話題に上がるのは、やっぱり気になってしまいますよね。
では、本当にふたりの間に溝はあるのか?
次は、不仲説の真相と、再会シーンから見えた現在の関係について深掘りしていきます。
ここまで読んできた方なら、気になるのはやっぱり――
「結局、大谷翔平とマルドナードの関係って、どうなの?」
というところではないでしょうか。
結論としては、“仲が悪い”と断定できるような証拠はありません。
しかし、かつてのような親密さが変わった可能性はあります。
その理由のひとつが、2025年6月のドジャース対パドレス戦での再会シーン。
大谷とマルドナードが試合中に談笑している様子がカメラに映り、Xでは即座に話題になりました。
「え、普通に笑って話してるじゃん!」
「これは仲良しアピール?それともプロの演技?」
ファンのリアクションはさまざまでしたが、少なくともそこにはかつてのチームメイトらしい友好的な雰囲気が見られました。
ただし、過去の出来事が記憶に残っているファンも多く、依然として不信感を拭えない声も根強く残っています。
特に、大谷が連続で死球を受けた試合で捕手がマルドナードだったこと。
そして、SNSで流れたインスタフォロー解除の情報が重なったことで、
「これって偶然なの?それとも…」と、憶測が憶測を呼ぶ展開に。
もちろん、プロのスポーツ選手同士ですから、プレー中の出来事だけで関係性を測るのは難しい部分もあります。
相手チームに移籍すれば立場も変わりますし、それに伴って距離感や接し方が変わるのは自然なこと。
要するに、“仲が良い・悪い”という白黒では語れない関係性。
むしろ今は、かつてのようなプライベートな親密さではなく、お互いを尊重しつつ距離を保っている状態といえるのかもしれません。
そして重要なのは、ふたりの間に直接的な対立やトラブルが報道された事実はないという点。
話題となっているのは、あくまで過去の出来事の積み重ねと、それに対するファンの反応です。
ですので、ふたりの関係がエンゼルス時代とは異なる可能性があることは事実ですが、
それが“仲が悪い”という結論につながるとは限りません。
ただ、今のふたりにエンゼルス時代と同じ親密さを求めるのは難しいかもしれません。
それでも、再会の笑顔が見られたことはポジティブな材料ですし、今後の試合や交流を通じて、ファンの印象もまた変わっていくかもしれません。
ネット上にはこんな声も。
今のところ、はっきりとした「不仲の証拠」は見つかっていません。
しかし、あの頃のような関係とは違っている可能性がある、というのが現実です。
まさに、関係が激変したかもしれないふたり。
これからも注目を集め続けることは間違いありません。
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