2025年夏の参院選を前に、国民民主党からの出馬が発表された山尾しおり(志桜里)さん。
久々の表舞台復帰に注目が集まる一方で、ネット上では
「結局あの人って何したの?」
という声が急増中です。
かつて報じられた“イケメン弁護士とのW不倫疑惑”が再び話題となり、当時の詳細を知らない世代や、記憶があいまいな人たちの間で情報の検索が相次いでいます。
また、関係者にまつわる“ある報道”が再浮上したことで、「これって本当にただの不倫疑惑だったの?」と、かつて以上に注目度が高まっているのも事実です。
「山尾しおりは本当に何をしたのか?」
その答えを知るには、少しだけ時間を巻き戻す必要があります。
今だからこそ掘り下げておきたい、W不倫騒動の真相と、元妻とされる女性の衝撃的な背景。
そして、いまの世論が彼女に向ける視線をひとつずつ丁寧に追っていきます。
山尾志桜里は何したの?
「山尾しおりって、結局なにしたの?」
最近、Xでもこういった疑問の声がよく見られます。
“名前は聞いたことあるけど、不倫だけ?”
“また出てきたけど、何かあった人だよね?”
そんな疑問に答えるため、まずは山尾志桜里さんの基本情報と注目されてきた経緯を整理します。
山尾しおり(旧姓:菅野志桜里)は、1974年生まれの元検察官で元衆議院議員。
東大法学部を卒業し、検察官を経て、2009年に旧民主党から衆議院選で初当選。
特に注目を集めたのは、「保育園落ちた、日本死ね」という匿名ブログを国会で取り上げたこと。
この追及姿勢から“民進党のジャンヌダルク”とも呼ばれ、一躍スター議員となりました。
しかしその後、彼女にまつわる複数のスキャンダルが表面化します。
中でも大きな波紋を呼んだのが、2017年に週刊文春が報じた“イケメン弁護士とのW不倫疑惑”。
お相手は9歳年下の倉持麟太郎さん。
X
当時、山尾さんの政策顧問を務めていた弁護士で、テレビにも出演していた注目の論客です。
問題とされたのは、ふたりの“あまりにも近すぎる関係”。
品川の高級ホテルや都内のマンションでの密会、週に4回の逢瀬、グリーン車での隣同士の帰京など、
「これはただの仕事関係では説明がつかないのでは…?」
とSNSでも話題になりました。
しかも、山尾さんも当時既婚者で倉持さんも妻子持ちという状況でした。
山尾さんは記者会見で「男女の関係ではない」と完全否定。
倉持さんも「政策の相談をしていただけ」と主張していました。
しかし後に、倉持さんの元妻が文春のインタビューで
「夫婦の寝室にまで山尾氏が入り込んでいた」
「精神的に追い詰められ、自殺を考えるほどだった」と告白。
この発言はSNSでも大きな衝撃を与えました。
Xでは、
「倫理観どうなってるの?」
「弱い立場の女性を踏みにじったのでは」
といった怒りの声が噴出。
一部では「道徳的に問題では?」と批判されるようになります。
また、この件を受けて予定されていた民進党の幹事長就任は白紙撤回。
党内での人事も二転三転し、最終的に山尾さんは無役となり、その後離党。
事実上、政治的キャリアは大きく傷つきました。
その後、彼女は2017年の衆院選に無所属で出馬し、当選を果たしましたが、2021年の任期満了をもって政界を引退。
以降は政治の表舞台から距離を置いていました。
──ところが、2025年。
国民民主党から参院選への出馬を表明。
再び表舞台に姿を現したのです。
これに対しては
「なんで今さら?」
「説明もなしに戻るの?」
という疑問や批判が再燃。
ネット上でも「8年前の疑惑、結局何も説明してないじゃん」との声が多数上がっています。
彼女の復帰には賛否があるものの、過去の行動と世間の評価は切っても切り離せません。
次は、そのW不倫疑惑の詳細について、もう少し深く見ていきましょう。
果たして“ただの政策顧問”関係だったのでしょうか──?
W不倫騒動の真相は?


ということで、2017年に起きた“山尾しおりW不倫疑惑”を振り返ってみましょう。
騒動の発端は、2017年9月の週刊文春による報道。
山尾しおり(当時衆議院議員)と、彼女の政策顧問である弁護士・倉持麟太郎との関係が取り沙汰されたのです。
ふたりは、都内のマンションやホテルで複数回にわたり面会。
週に4回も密会を重ねていたと報じられました。
また、新幹線のグリーン車に隣同士で乗り、東京駅では時間差で出てくるなど、目撃情報も多数。
文春はこの様子を詳細に追跡し、「ただの仕事相手」としては不自然に見えると指摘していました。
ネット上では当時、
「週4で政策打ち合わせ? それもう付き合ってるでしょ」
「ホテルに1人で泊まったって言っても…信じろってほうが無理」
というような声が相次ぎ、疑惑は一気に拡散。
ただ、山尾さんと倉持さんはこの疑惑を完全否定。
山尾さんは「政策の相談をしていただけで、不適切な関係は一切ない」と説明。
倉持さんも「男女の関係はまったくありません」と同調しました。
このやり取りに対しても、Xでは一部のユーザーから、
「いや、その言い訳はさすがに苦しい」
「だったらなんで週刊誌が証拠まで撮ってるの?」
といったツッコミが多く見られました。
加えて、山尾さんはこの報道の直前、民進党の幹事長就任が内定していました。
女性初の抜擢か、と注目を集めていた中でのスクープだったため、インパクトは絶大。
結局、幹事長の人事は白紙撤回。
代わりに大島敦が就任し、山尾さんは無役のまま党を離れることに。
政治家としてのキャリアにも、大きな影響を及ぼしました。
さらに注目されたのは、倉持麟太郎さんの元妻による告発です。
2021年、週刊文春のインタビューで元妻が語った内容には、多くの人が衝撃を受けました。
「山尾氏が自宅に来ていた」
「子どもの親権を巡る問題で、自殺を考えた」
という告白に、Xでは再び波紋が広がります。
「これはもう“疑惑”じゃなくて、被害者がいる話では?」
「こういう話を聞くと、政治家以前に人としてどうなの?と思ってしまう」
といった声も上がり、一部からは道徳的な観点での厳しい批判が集中しました。
ただし、双方は現在も「不倫の事実はない」と否定しており、法的判断も下されていないため、疑惑の域を出ません。
報道や証言があったとはいえ、真相は不明なままです。
それでも、なぜここまで世間の反発が強かったのか?
ひとつには、山尾さんが“女性と子どもの味方”という立場で活動してきたことがあります。
待機児童問題やシングルマザー支援に熱心だった彼女が、不倫疑惑によって家庭に影響を与えたと見られたことが、多くの人に“矛盾”として映ったのです。
Xでは当時、
「子育てを応援するって言ってた人が、他人の家庭を壊すって…」
「言ってることとやってることが真逆じゃん」
といった投稿が拡散され、「言動の不一致」に対する批判が加速していきました。
また、不倫疑惑に加え、山尾さんには他にも複数のスキャンダルがありました。
政治資金で年間230万円ものガソリン代を計上した“ガソリン代問題”や、議員パス不正使用の疑惑など。
これらの過去の問題と相まって、世間からの信頼が一気に揺らいだのです。
政治家としての実績もある山尾さんですが、それを打ち消すほどに、過去の疑惑は根深く記憶に残っています。
そして2025年、山尾さんは再び政界への復帰を表明。
しかし、あのW不倫疑惑が払拭されない限り、世間の目は厳しいまま。
むしろ、「説明が足りない」「反省してない」と再燃する気配すらあります。
国民民主党が両院議員総会で山尾志桜里氏の参院選公認見送りを決めた。昨日の会見で8年前の不倫を全否定し、しかもその理由も明らかにしない態度に非難囂々。明日の文春では自殺した不倫相手の妻の葬儀や遺書まで報道される。“これはもたない”との判断は当然。遅きに失したが、更に代表交代が必要にな… pic.twitter.com/uJGj7u45Mu
— 門田隆将 (@KadotaRyusho) June 11, 2025
元妻の自殺と世間の反応
「ほんとにこのまま、何もなかったことになるの?」
X(旧Twitter)では、2025年の山尾しおり参院選出馬をめぐり、再びあの“未解決の感情”が噴き上がっています。
きっかけは、2025年6月11日の『週刊文春』。
山尾さんと不倫疑惑が報じられた弁護士・倉持麟太郎氏の“元妻”A子さんについて、長年沈黙していた親友たちが語った言葉に、多くの人が心を揺さぶられました。
「一人の命がかかった話なのに、本人から何の説明も謝罪もない」
「政治家って、こんなに誠意がなくていいの?」
こうした声が、ネットで再び広がっています。
ただし、ここでまず大事なのは“事実”と“憶測”を区別すること。
2020年10月頃、A子さんが精神的に追い詰められ、自殺未遂に至ったとされる一件について、2021年に『週刊文春』が報道しています。
この時点では、命を落としたという事実は報じられていません。
しかし、それでも当時のインタビューでは、A子さんの苦悩が痛いほど伝わってきました。
たとえば、A子さんが2021年の文春インタビューで語った一節。
「山尾さんが私たちの夫婦の空間にまで入り込んできたことが、何よりも傷ついた」
彼女は療養中だった2017年夏、脳の病気と診断されて実家に戻っていた隙に、夫婦の寝室に山尾さんが訪れていたという状況を知り、大きなショックを受けたといいます。
倉持氏との関係を問いただしても、「仕事」と繰り返すばかりで、謝罪はなかったとも述べています。
さらに追い打ちをかけたのが離婚と親権の問題。
倉持氏側から提示された協議書に、冷静な判断ができないままサインしてしまい、結果的に親権まで手放すことに。
「感情がぐちゃぐちゃで、あとから強く後悔していました」
と、親友は語ります。
2025年の文春報道では、その後もA子さんが息子と距離を置かざるを得なかった現実が描かれていました。
「少しでも近くにいたい」
と倉持氏の実家近くに住居を移したものの、面会ができなくなり、次第に孤立していったといいます。
そして、再び問題視されたのが、山尾さんの“説明責任”。
2025年6月10日に行われた記者会見で、A子さんの件について問われた際、山尾さんはこう答えました。
「私は事情を存じ上げませんので、この場で思いを伝えることができません」
この回答が、さらなる反発を招く結果となったのです。
X上では、
「いや、事情を知らないはさすがに通用しないでしょ」
「関係を否定してたとしても、関係者がここまで苦しんでたら何か言うべきでは?」
「少なくとも、一言の弔意くらいはあるべきじゃないの?」
といった投稿が相次ぎました。
もちろん、山尾さんは不倫を否定していますし、法的責任を問われたわけでもありません。
しかし、社会的・道徳的な視点で見たとき、あまりに説明が不十分ではないか?というのが、世論の大多数の空気です。
また、今回の出馬にあたり、本名の「菅野志桜里」ではなく政治活動名である「山尾しおり」へと表記を戻した件にも、違和感を持つ声が。
「夫婦別姓を訴えてきたのに、姓を自由に使い分けるのは矛盾では?」
「都合のいい時だけ“山尾”を名乗るのって、何かモヤる」
「信念があるなら一貫して欲しかった」
そうした意見が、政党支持率の下落にも影響を与えているようです。
実際、国民民主党の支持率は2025年6月の世論調査で急落。
山尾さんの擁立が「最大のマイナス要因」とも指摘されています。
「山尾しおりは、結局何をしたのか?」
改めてこの問いが、重くのしかかる状況です。
政策で評価される部分も確かにあります。
- 待機児童問題への取り組み
- 安全保障と人権を両立させるという姿勢
それはそれで、評価されるべき仕事です。
でも、それと「信頼される人物かどうか」は別問題。
政治家は、人の信頼の上に立つ職業です。
誤解があるなら、説明する。
傷ついた人がいるなら、謝罪する。
それができないなら、どれだけ立派な政策を掲げても、国民はついてきません。
「イケメン弁護士とのW不倫騒動の真相」──
それは、単なるゴシップではなく、一人の女性の人生に深い影を落とした疑惑です。
だからこそ、私たち有権者は問い続けるべきなのです。
山尾しおり(志桜里)は何をしたのか? そして、何をしていないのか?