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大の里の優勝パレードに高安がいた理由とは?知られざる師弟と一門の絆

大の里 高安 優勝パレード
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大相撲夏場所、史上最速で初優勝を決めた大の里。

ファンも実況も拍手喝采、NHKの解説者も「いや〜これはすごい」と思わず語彙を失うほどの快挙。

で、その優勝パレードですよ。

晴れ姿の大の里がオープンカーに乗って、街をゆったり走っていくんですけど

「えっ、高安乗ってるじゃん!?!?」

そう、隣にいたのは現役バリバリの高安。

土俵での対戦歴もある現役力士が、名誉な旗手として並んでパレードしていたのです。

ファンも通行人も「え、付き人?いや違うよな?あれ旗持ってない?旗手?あれ??」と、謎が謎を呼ぶ配置だったのです。

ネット上でも

「不思議」

「どういう関係?」

と疑問の声が相次ぎました。

実はこの背景には、単なる“友情”では片付けられない、深い人間関係と相撲界独特の“絆”が存在します。

この構図をひもとくことで、相撲の世界が少し違って見えてくるかもしれません。

高安はなぜ旗手として登場したのか?

優勝パレードにおいて、高安は「旗手」として、大の里の隣に立っていました。

この配置を本人も「前日まで知らされていなかった」と語っており、サプライズ的な決定だったようです。

では、なぜこの人選になったのか?

そこには、相撲界ならではの“兄弟弟子”とか“一門の絆”とか、まるでNHKの特集で流れそうな渋〜い背景があるのです。

まず高安、実は大の里の師匠である二所ノ関親方(元・稀勢の里)の兄弟弟子なんです。

ってことは、大の里から見たら“師匠の兄弟弟子”、つまり“親戚のおじさん”みたいな存在。

 

大の里 高安 なぜ

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しかも彼ら、今も同じ「二所ノ関一門」っていう、部屋をまたいだグループにも属してる。

もうこれ、小学校のPTAよりもつながり濃い。

ちなみに、この“一門”ってのがまた独特でして。

稽古でも行事でも、お互い助け合う“相撲版・助け合いジャパン”みたいなものなんです。

兄弟弟子という見えない糸

高安と二所ノ関親方は、元々同じ鳴戸部屋の出身。

つまり、兄弟弟子という間柄です。

現在は田子ノ浦部屋に所属する高安ですが、相撲界ではこの兄弟弟子というつながりが非常に重視されます。

また、大の里が所属する二所ノ関部屋と高安の田子ノ浦部屋は、いずれも「二所ノ関一門」に属しています。

i一門とは、複数の部屋が連携し、稽古や行事で協力し合う強い結びつきのある組織です。

このような関係性を背景に、高安が名誉ある旗手として選ばれたのは、むしろ自然な流れともいえます。

背中を押した恩人

 

大の里 高安 パレード なぜ

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そしてこれ、なかなか知られてないんですが――

大の里がまだ入門前だった頃、初めて部屋を見学に行ったとき、稽古をつけてくれたのが高安。

その経験が、大の里にとって大きな励みとなり、入門のきっかけとなったとも言われています。

いわば「君、いいよ。ウチ、入らない?」みたいなスカウト。

そこから大の里は入門を決意!

師匠は稀勢の里。

で、今や優勝力士。

高安は、ただの先輩というだけでなく、大の里にとって入門を後押ししてくれた存在。

だからこそ今回、パレードの旗手に高安が選ばれたのも納得。

そんな恩人へ感謝を込めた敬意の表れでもあったのでしょう。

相撲界に残る人と人の温度感

今回のパレード、高安が旗を持って横にいたこと。

正直、事前にアナウンスもなく、「なんかノリで乗ったのか…?」って一瞬よぎるんですが、ふたを開けてみれば、そこには深い絆と長年のご縁と恩返しが詰まっていたんです。

現代のスポーツ界では、結果重視や合理主義が叫ばれる一方で、相撲界にはまだ“情”や“恩”が生き続けています。

スポーツって、勝ち負けとか記録がフォーカスされがち。

相撲は特に、“人間関係”で泣けることが多いジャンルなんですよね。

優勝した力士の隣に、他の現役力士が旗手として並ぶ。

これは珍しいケースですが、今回のように

  • 一門
  • 師弟
  • 恩人

といった多層的な関係が絡むと、それは納得の配置にも映ります。

「一門のつながりって、こういう時に可視化されるんだな」

そう感じたファンも少なくなかったのではないでしょうか。

育ててくれた人が隣にいて、しかも旗持ってくれてる。

しかもその人、現役の関取。

「どこまで育てんねん!ていうか旗持つんかい!」って思わずツッコみたくなるけど、それもまた粋なんです。

まとめ

大の里の優勝パレードに高安が隣にいたのは、話題作りでも単なる付き合いでもなく、

  • 一門としてのつながり
  • 師匠を通じた兄弟弟子の絆
  • 入門を後押しした恩人への敬意

これらが積み重なった、相撲界らしい“人間関係の形”でした。

「話題作りじゃないの?」

「サービス精神?」

なんて思った方もいるかもしれませんが、これがガチの人間関係なんです。

konami
konami
濃いやつね

一見不思議に見える演出にも、そこに込められた背景を知ることで「なるほど、そういうことだったのか」と納得できる。

そして、こういうエピソードがあるからこそ、相撲って面白い。

誰が勝ったかだけじゃなくて、「誰が誰と、どうつながってるのか?」まで味わい尽くすと、もっと沼にハマれますよ。

(そして次のパレードでは、誰が隣に乗ってるか、ちょっと気にして見てみてください。意外と深い理由、あるかも…?)