資格確認書が届く理由!マイナ保険証とマイナンバーの違いは?

 

封筒を開けたら入っていた「資格確認書」

「えっ、私マイナンバーカード持ってるんですけど…?」

そう思ったあなた、大正解です。その感覚は間違っていません。

実はこれ、カードを持っていても届くものなんですよね。

理由は驚くほどシンプル。

「保険証として使えるようにする登録」をしていないから。

たったこれだけの理由なんです。

「なんで?」とモヤモヤしていた気持ち、ここでスッキリ解消していきましょう。

 

5秒でわかる結論

 

まずは結論からサクッとお伝えしますね。

状況としては、以下のようになっている可能性が高いでしょう。

  • マイナンバーカード = 持ってる
  • マイナ保険証の登録 = してない
  • → だから「資格確認書」が届く

つまり、カード自体は持っているけれど、まだ「保険証モード」に切り替えていないだけ、という状態です。

スマホで例えるなら、「LINEアプリはインストールしたけど、まだアカウント登録をしていない」みたいな状態ですね。

こう考えると、「あ~、なるほど!」とイメージしやすいのではないでしょうか。

 

なぜこんなことが起きるのか?

実はこれ、多くの人が勘違いしやすいポイントなんですが、「マイナンバーカードを作った = 自動的に保険証になる」というわけではないようなんです。

カードを作ったあとに、もう一度「これを保険証として使いますよ」という登録作業が必要になります。

これを済ませていない人に対して、国が「じゃあ、とりあえず保険証の代わりにこれを使ってね」と送ってくるのが、今回の資格確認書というわけですね。

親切なのか、ちょっとお節介なのか微妙なところですが(笑)、

要するに「登録がないから、念のために代わりの保険証を渡しておきますね」というメッセージだと受け取って良さそうです。

 

資格確認書が届く3つのパターン

 

「じゃあ、私はどのパターン?」と気になりますよね。

大きく分けて3つのケースがあると言われています。

 

パターン①:マイナンバーカードは持ってるけど登録してない

 

おそらく90%くらいの方がこれに当てはまるのではないでしょうか。

財布の中にカードはあるけれど、「保険証利用登録」まではやっていなかった、というケースです。

 

【解決策】

マイナポータルから5分ほどで登録すれば完了します。

「登録とか面倒くさいな…」という場合は、届いた資格確認書をそのまま使っても問題ありません。

 

パターン②:そもそもカード作ってない

 

カード自体を持っていない方のところにも、もちろん資格確認書は届きます。

2024年12月をもって従来の紙の保険証が廃止されたため、その代わりとして自動的に送られてくる仕組みになっているようですね。

 

【解決策】

これを機にカードを作るか、そのまま資格確認書を使い続けるか。

どちらを選んでも大丈夫です。

 

パターン③:登録したはずなのに届いた(レアケース)

 

これは稀なケースですが、「登録したはずなのに届いた!」という方もいるかもしれません。

システムの反映が遅れていたり、引っ越し後の住所変更手続きが済んでいなかったりすると、行き違いで届くことがあるようです。

 

【解決策】

ご自身の保険者(協会けんぽ・健保組合・市区町村など)に電話一本入れてみるのが確実でしょう。

案外、すぐに解決することが多いですよ。

 

今すぐスマホで確認できます(所要時間1分)

「自分は登録したんだっけ? してないんだっけ?」と不安になった方は、スマホですぐにチェックできます。

手順はとても簡単です。

  1. マイナポータルアプリを開く
  2. マイナンバーカードをスマホにかざす
  3. 4桁のパスワードを入力
  4. トップ画面の「健康保険証利用登録」という欄を見る

ここが「登録済み」になっていれば問題ありません。

もし「未登録」と表示されていたら、それが資格確認書が届いた原因ですね。

個人的にもやってみましたが、本当に1分もかからずに確認できたので、隙間時間にサクッと試してみるのがおすすめです。

 

結局どうすればいいの?3つの選択肢

 

資格確認書が届いた今、どうするのが正解なのでしょうか?

選択肢は3つあります。

ご自身のライフスタイルに合わせて選んでみてくださいね。

 

選択肢①:今すぐ登録する(おすすめ度★★★)

 

所要時間:約5分

一度登録してしまえば、次回からは資格確認書が届かなくなると言われています。

医療機関でもマイナンバーカード1枚で受診できるので、財布がスッキリしてスマートですよね。

登録は、スマホのマイナポータル以外にも、セブン銀行ATMや、病院・薬局にあるカードリーダーでも行えるようです。

 

選択肢②:資格確認書をそのまま使う(おすすめ度★★☆)

 

手間:ゼロ

「登録作業とか、パスワードとか苦手…」という方は、無理に登録する必要はありません。

届いた資格確認書を財布に入れておけば、これまでの保険証と全く同じように使えます。

ただし、有効期限(基本は1年や2年など)があるため、定期的に新しいものが届くようです。

「毎年届くのがちょっと煩わしいな」と感じるかもしれませんね。

 

選択肢③:とりあえず放置(おすすめ度★☆☆)

 

リスク:中

一番避けたいのがこれです。

資格確認書も持たず、マイナ保険証の登録もしないままだと、いざ病院に行ったときに「全額自己負担」になってしまう可能性があります。

できれば①か②、どちらかの準備をしておいた方が安心でしょう。

 

よくある勘違いトップ3

最後に、よくある誤解についてまとめておきます。

「え、そうだったの!?」と思うことも多いかもしれません。

 

勘違い①「資格確認書が届く = マイナンバー未登録」

 

これは間違いです。

マイナンバー自体は国民全員に付番されています。

今回届いたのは、あくまで「保険証として使うための登録」がまだですよ、というお知らせのようなものです。

 

勘違い②「登録は義務である」

 

今のところ、登録は義務ではなく「任意」とされています。

絶対に登録しなければならないわけではないので、焦る必要はありません。

資格確認書があれば、これまで通り普通に病院にかかれますのでご安心ください。

 

勘違い③「紙の保険証はまだ使える」

 

残念ながら、従来の紙の保険証は2024年12月2日をもって発行終了となりました。
(※経過措置として、有効期限までは使える場合もあります)

基本的には、今後は「マイナ保険証」か「資格確認書」の2択になると考えておいた方が良さそうです。

 

まとめ:焦らず、でもちゃんと理解しよう

 

突然封筒が届くとドキッとしてしまいますが、内容はとても単純でしたね。

「資格確認書が届いた = マイナ保険証の利用登録をしていないだけ」

それ以上でも以下でもありません。

ここで「よし、便利そうだし登録するか」と考えるもよし、「面倒だからこの紙を使おう」と決めるもよし。

どちらを選んでも、医療が受けられなくなることはありません。

ただ、一度登録しておくとカード1枚で済むので楽ちん、というのが2025年のリアルな事情かもしれませんね。

時間があるときにサクッとスマホで確認しておくのが、一番ストレスフリーな選択ではないでしょうか。

迷ったときは、保険者(協会けんぽや市役所などの窓口)に電話すれば丁寧に教えてくれるはずですよ。

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