この前見たあの動画、もう一度見たいのに…保存ランキングから消えてる?
X(旧Twitter)を使っていると、こんなことありますよね。
数週間前の投稿を探すのって、意外と難しいものです。
特に2ヶ月前となると、保存ランキングをいくら見ても、もう表示されていないことも。
でも、その動画、本当に“消えた”のでしょうか?
見つけ方にはコツがあります。
仕組みを知り、少し視点を変えるだけで、また出会える可能性は十分にあるんです。
この記事では、保存ランキングに動画が出てこない理由から、過去の投稿を探すための実践的な方法までを、わかりやすくご紹介します。
保存ランキングの仕組みと限界
X(旧Twitter)で「これ好き!」って思った動画、後からもう一回見たくなったのに――保存ランキングに出てこない…これ、へこみますよね。
最近も、ダンダダンの振り返り動画とか、テテの昔の映像、アマプラで観られるホラー映画TOP20みたいなやつ、流行ってましたよね。
2025年11月の今でも、そういうエンタメ動画が人気で、保存サイトは平日夜だけでアクセスが20%以上も増えてるそうです。
でも、そこに「2ヶ月前のあの動画」が見つからない。
それには、ちゃんと理由があります。
まず大前提として、「保存ランキング」はX公式の機能ではありません。
いわば、外部のランキングサイトが“自主的に”人気の動画をまとめてくれてる仕組みなんですね。
たとえば、twicoco、Twiigle、MovPilotなどが有名どころ。
これらはXの投稿の中から、「保存数」や「ダウンロード回数」が多い動画を自動で集計して、ランキングとして表示しています。
ただし――
その集計期間がカギなんです。
基本的には「24時間」「3日」「1週間」「1ヶ月」などの“短期ランキング”が中心。
つまり、ランキングからはすぐに古い投稿が消えていくんです。
(一部サイトでは6ヶ月アーカイブも登場し、探しやすくなりましたが、まだ少数派です)
わかりやすく言うと、食券の券売機で「先にお金払ったのに、もうボタンが押せない」みたいな感じ。
あのとき見た動画が、もう“期限切れ”になってしまってるわけです。
しかも、動画の投稿主がツイートを削除していたら、当然そのランキングからも姿を消します。
とくに炎上系やファン投稿、裏アカ系は、あとから消される率も高めです。
これに加えて、2023年以降、XのAPIが厳しく制限された影響で、一部のランキングサイトがサービスを終了したり、不安定になったりしたことも。
ただし、2025年現在では、有料のAPIプラン(Basic/Pro)を活用することで、多くのサイトが運営を続けています。
ランキング数自体はむしろ増えていて、サービスの安定性は徐々に改善傾向にあります。
とはいえ、保存ランキングに動画が出てこない理由としては、以下の3つが考えられます。
- 動画が消された(投稿者が削除)
- 集計対象から外れた(投稿が古すぎる)
- API制限の影響で情報が取得できない
つまり、「出てこない」のは珍しいことじゃないんです。
よくある仕組み上の“穴”ということ。
でも――
「仕組みは分かったけど、どうやって探せばいいのよ?」ってなりますよね。
安心してください。
次のセクションでは、実際に2ヶ月前の投稿を見つけるための方法を紹介していきます。
スマホひとつでできるやり方、いくつかありますよ。
2ヶ月前の動画を見つける方法
保存ランキングにもう載ってない…でも、あの動画だけはもう一度見たい。
そんな時、手がかりになるのが“X(旧Twitter)”の検索機能です。
たとえば、「2025年9月のTikTok系バズ動画、あれどこ行ったの?」とか、「アニメの感動シーン、もう一度見たいのにリンクがない…」こんな声、SNS上でもよく見かけます。
実際、9月に保存1位だった“しお吹きTikTok動画”(白目むいて失神するやつ)は、今もリプ欄で「誰か再投稿して!」って叫んでる人がいるくらいです。
まず試してほしいのが高度検索。
検索バーにこう入れてみてください。
filter:videos min_faves:100 since:2025-09-01 until:2025-09-30 lang:ja
分解すると、
filter:videos → 動画付きの投稿に限定
min_faves:100 → いいね100件以上の投稿に絞る
since:~ until:~ → 9月中の投稿だけを表示
lang:ja → 日本語の投稿のみ対象
これをコピペするだけで、けっこう絞り込めます。
さらに、「min_retweets:50」を加えるとRT多めの動画にフォーカスできます。
とはいえ、これで見つからなかったら?
次は“保存系サイト”の出番です。
ランキング以外でも過去動画が検索できる、おすすめの3つを紹介します。
Twiigle(ツイーグル)
→ 6ヶ月以上のアーカイブ対応(例: 2025-09入力で検索)
twicoco(ツイココ)
→ 「過去動画」カテゴリあり。日付×キーワードで探しやすい
twi-douga(ツイ動画)
→ シンプル操作で使いやすく、1ヶ月分のアーカイブ対応。リアルタイムの人気動画に強い
これらのサイトを使えば、過去動画でもかなりの確率でヒットします。
ただし、あまりにマニアックな投稿は難しいかも。
ちなみに、検索日付を「2025-09-15」から「2025-09-12」とちょっとズラすと、意外と出てくることもあります。
今のトレンドとしては「高画質保存」が人気で、夜の時間帯は5〜10秒くらいの待ちが出ることも。
保存ボタン押しても反応ないときは焦らずリロードしてみてください。
もし、動画のURLだけでも覚えていたら、「twivideo」や「x2twitter」に貼り付けて保存できるか試してみましょう。
まだデータが残っていれば、そこから再生できます。
検索や保存がうまくいかなくても、「こんな方法があったのか!」と気づくだけでも前進です。
SNSの投稿は消えやすいぶん、見つけたときの嬉しさもひとしお。
さて、次は「それでも見つからなかった…」ときの“最終手段”と、知らずにやると危険な落とし穴について解説します。
気をつけるべきこと、実は意外と多いんです。
見つからない時の裏ワザ&注意点
動画を探しても、どこにも見当たらない。
検索してもヒットしないし、保存ランキングにも載っていない。
そんな状況になると、つい思ってしまいますよね。
「やっぱり記憶違いだったのかな…?」
実際、2025年9月のアニメ振り返り動画が消えて、「保存しそびれた…」と嘆くポストは今でもXに数百件あります。
11月現在、保存サービスの利用者数は前年比22%増。
ボットのレスポンスも混雑時は5〜10秒かかる状態です。
でも、まだあきらめるのは早いんです。
まず紹介したいのは、「キャッシュ検索」。
これはちょっとマニア向けですが、やり方は意外とカンタン。
具体的な手順はこれ!
動画URLをGoogleで検索し、「キャッシュ表示」をクリック
「Wayback Machine(archive.org)」にURLを貼って、過去の保存データを検索
動画そのものが出てくることは少ないですが、投稿内容やサムネ、コメント欄などは確認できることがあります。
「たしかこのセリフだった!」という断片が手がかりになるかもしれません。
次に活用してほしいのが、保存用のXボットです。
たとえば「@hozonVVV 保存して」あるいは「@hozonV00」とリプライすると、自動で保存リンクを生成してくれる便利な機能があります。
過去の投稿でも、引用ツイートや再投稿されていれば反応してくれることも。
11月に入ってからはボットも復活していて、1日数千件のリプライを処理中。
実際、ホラー動画の引用RTに「保存して」とつけたところ、すぐにリンクが返ってきたという報告もありました。
ただし、ここで注意が必要です。
SNSに投稿された動画の中には、“テレビ番組の切り抜き”や“配信サービスの映像”が含まれていることがあります。
主なNG例。
- TV番組の無断転載(放送権の侵害)
- アダルト系動画(著作権+Xの規約違反)
こうした動画を保存・拡散してしまうと、最悪、アカウント凍結や法的トラブルにつながる可能性もあるのでご注意を。
保存サイトの多くは、「個人利用に限る」と書いています。
つまり、“こっそり自分だけで楽しむ”のが前提です。
これをLINEや他SNSにシェアした時点で、アウトになる可能性も。
保存ランキングが出てこないからといって、どんな手を使ってもいいわけじゃないんです。
ルールを守って、工夫しながら探す。
それが、健全で後悔のない動画探しのコツです。
さて、ここまで紹介してきた方法をうまく活用すれば、Twitter保存ランキングに出てこない動画でも、2ヶ月前の過去の投稿を見つけられるチャンスは十分にあります。
「また見たいのに見つからない」そんなモヤモヤを、少しでも晴らすために。
諦める前に、今日紹介した方法をひとつずつ試してみてください。




