買えない人がやりがちな落とし穴
「いや、ちゃんと準備もしたのに、買えなかったんだけど?」
そんなつぶやき、Xでもよく見かけます。
事前に会員登録して、秒単位で時計見て、通信環境も整えて――それでも落選。
「もしかして自分だけ何か間違ってた?」と、モヤモヤしますよね。
その気持ち、すごくわかります。
でも、実はその“落選”にも、ちゃんと理由があるかもしれません。
ログイン放置でのタイムアウト
まずは、よくあるミスのひとつ。
販売開始の30分前からログインして、ページ開いたまま放置。
そのまま販売開始時間を迎えて「さあ買うぞ!」と動いたら――なぜかログイン画面に戻されていた…。
これは、ぴあのシステムの特性によるもの。
ぴあでは、システムの状況により一定時間操作がないとログアウトされる場合があります。
つまり、放置時間が長すぎると“強制退場”されることがあるんです。
おすすめは販売開始時刻の10分前後に再ログインし直すこと。
画面を閉じずに一度だけ操作しておくと安心です。
スマホのスリープ設定を見直そう
次は、スマホ派にありがちなミス。
販売ページを開いた状態でスマホを置いたら、画面が消えてスリープ状態に。
再度触ったときには、販売が終わってた…。
「やってもーた」
「せっかく待ってたのに!」
という投稿もよく見ます。
なので、販売前は自動スリープを一時的に解除しておくのがベターです。
たったそれだけのことが、命運を分けます。
決済エラーで敗退
ようやくチケット選択まで行けたのに――最後の最後、決済でエラーになった人。
それ…カードの3Dセキュア未対応が原因かもしれません。
ぴあでは現在、多くの公演で3Dセキュア(本人認証)が必須。
3Dセキュア未対応のカードだと決済エラーになります。
しかも、購入時間には限りがあるので、そこでモタモタするとタイムアウトに。
「カードは登録済みだったのに」
「認証画面が出なくて止まった」
という声もあるので、事前にカード会社の設定確認を。
戻りチケットの存在を知らない
「完売って出た。はい、終わった…」
SNSにはそんな声がたくさんあがっています。
でもね、それまだ“終わってない”かもしれません。
なぜなら、“戻りチケット”という仕組みがあるからです。
たとえば、セブン-イレブン支払いを選んだ人が、支払い期限(公演により異なるが数日以内)までに払い込まなかった場合。
その分のチケットが「キャンセル扱い」となり、再度販売されることがあります。
この“戻りチケット”、ほんの数枚ですが確かに出ます。
タイミングはランダム。
でも、数日後に「再放出で買えた!」という声も見られます。
諦めずに販売ページをこまめにチェックする人が、意外と“当てて”いるんです。
リセールという“最後の選択肢”
さらに覚えておきたいのが、公式の「リセールサービス」。
これは、買った人が都合で行けなくなったとき、そのチケットをぴあ経由で誰かに売る制度。
定価販売なので安心ですし、抽選になることもありますが、当たればラッキー。
「知らなかった…」
「もっと早く知っていれば」
と後悔する前に、選択肢のひとつとしてぜひ頭に入れておきましょう。
もう無理と思ったら、そこで試合終了
最後に、一番ありがちで、一番もったいない落とし穴。
それは――「落選した=すべて終わり」と思い込むこと。
でも実際は、当日券やプレイガイドの増枠など、追加のチャンスがある場合もあります。
特に人気公演では、要望や状況によって座席数が調整されることも。
「もう無理」と投げ出す前に、“次のチャンス”を探すことが大事です。
失敗の原因は、「運が悪かった」ではなく、知らなかったり、ちょっとしたミスだったりします。
でも、逆に言えば――
“その一歩”を踏み外さなければ、初心者でもチケットは取れる。
チケットぴあでタイムレスのチケットを買いたい!
それは、事前の準備と当日の動き、そして失敗しないための知識と気づきの積み重ね。
「また落ちた…」で終わらせないために。
今度こそ、“買える側”に立ちましょう。