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ツートライブの優勝はやらせだった?つまらない芸風に疑問の声

 

「本当にこのコンビが優勝でよかったの?」

そんなモヤモヤを抱えた人も少なくないのが、THE SECOND 2025でした。

結成18年のベテラン・ツートライブが見事3代目王者に輝いたわけですが、その結果に対する反応は、これまでになく大きく分かれたようです。

SNSでは「笑えなかった」「やらせっぽい」といった厳しい意見もあれば、「3本とも最高だった」「堂々の優勝」と称賛の声も。

では、なぜここまで評価が割れたのでしょうか?

原因は、ネタの内容だけではなさそうです。

演出、構成、審査の仕組み、そして観る側の受け取り方――さまざまな要素が交錯しながら、ひとつの優勝がこれほどまでに“語られる存在”となった背景とは?

ツートライブの芸風を巡る賛否、そして評価の真相に迫ります。

ツートライブの優勝に違和感の声

 

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5月17日にフジテレビ系列で生放送された「THE SECOND 2025」。

100人の観客審査員によるトーナメント形式で行われたこの大会で、結成18年のコンビ・ツートライブが優勝を獲得しました。

準優勝の囲碁将棋を8点差で下し、3代目王者となった形です。

しかし、放送終了後のSNSでは「なんで優勝したのか」といった疑問の声が見られました。

特に、囲碁将棋を高く評価する層からは

「技術もテンポも断然上」

「笑いの質が違う」

との意見が多く、決勝の結果に驚く視聴者も少なくなかったようです。

囲碁将棋に1点付ける人に対して、怒りの声も。

ツートライブには

「ネタが滑っていた」

「ツッコミが弱い」

といった辛口意見がある一方、業界やファンから高評価の声も見られました。

たとえば、ハイパーゼネラルマネージャーを務めた有田哲平は「俺もあんな漫才をやってみたい!」と絶賛。

スペシャルサポーターの博多大吉も「ツートライブのツッコミから目が離せない」と評価しており、業界内では実力を認める声もあります。

 

1本目のネタは、ジビエ料理店を舞台に“脱法”な素材を紹介するという独特な構成で、「設定が独特すぎる」と賛否両論の声が上がりました。

準決勝では、修業中の料理人をテーマにしたネタを披露。

一部では「設定が似ている」との声もありましたが、キャラクターの違いや展開のテンポで笑いを取りにいくスタイルは、好意的に受け取られる場面もありました。

そして決勝の「どえらいゴシップ」ネタ。

これは完全なフィクションで展開されるストーリー仕立ての内容でしたが、

「話が突飛すぎる」

「笑いどころが分からなかった」

といった指摘も見られました。

それでも、テンポよく展開されるボケとツッコミの掛け合いに、会場は笑いに包まれ、審査員からも高得点を獲得。

こうした評価のギャップが、結果に対する賛否を生んでいるのかもしれません。

優勝に対し、ネット上では疑問の声も一部で上がっていました。

では、審査の公平性や芸風への評価はどうだったのか。

次の見出しで、より深く掘り下げていきます。

やらせ疑惑とつまらない芸風の真相

ツートライブの優勝について、「どうしてこのコンビが勝ったの?」と感じた人も少なくなかったようです。

SNS上では、「やらせではないか」といった声が一部で見られました。

特に注目されたのが、1本目のネタでツートライブが高い支持を得た点。

審査員100人のうち95人が最高評価の3点を付けたと言われており、この数字に対して「そこまでだった?」と感じた視聴者もいたようです。

実際、

「家族と見ていたけど全然ウケてなかった」

「会場の空気より点数が高すぎる気がした」

との声もありました。

 

この“ズレ”が、視聴者の中に違和感を残した原因のひとつかもしれません。

ツートライブの1本目は、ジビエ料理店を舞台にしたネタ。

奇抜な食材を紹介するボケに対し、こんな指摘も一部にありました。

  • ジビエの設定が分かりづらい
  • 展開が独特

さらに、ツッコミのテンポが合わず、「ボケが活きなかった」と感じる声も。

こうした演出面のバランスが、評価を分けたポイントだったのかもしれません。

2本目は、修業中の料理人をテーマにしたネタでした。

「8歳から料理修行を始めた37歳」という設定や、やや誇張された人物像に対しては、「設定が中途半端」「展開が分かりづらい」と感じる視聴者もいたようです。

全体的に、話のテンポや言葉の選び方に戸惑う場面もあり、「流れについていけなかった」という意見も見られました。

そして決勝戦で披露された3本目のネタは、ゴシップを題材に、突飛な展開で進む構成でした。

導入から展開、オチに至るまで一貫性が掴みづらく、「話の展開がよく分からなかった」と感じる視聴者もいました。

同じステージに立った金属バットや囲碁将棋は、身近なテーマで共感を誘うネタを展開しました。

それに対して、ツートライブのネタは独特なストーリー性に寄っていたため、視聴者によって「刺さる・刺さらない」の差が大きく出たのかもしれません。

 

また、審査員の構成に関する印象についても、番組を見た一部視聴者から「若年層の姿が目立っていた」との声もありました。

そのため、「ツッコミの印象が影響したのでは?」という見方もあったようです。

もちろん、見た目や雰囲気も含めて評価されるのが今のテレビですが、漫才という形式においては、やはりネタの完成度を重視したいという声も根強いようです。

一方で、囲碁将棋の得点について

「点数が低く感じる」

「一部の低評価が意外だった」との声も。

 

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特に彼らは大会を通して安定した高得点を記録していただけに、決勝での得点に驚いた人もいたようです。

こうした複数の要因が重なり、「なぜこの評価になったのか?」というモヤモヤが残ったのは事実でしょう。

ツートライブの漫才スタイルは、物語性が強く、フィクション的な要素も含むコント寄りの構成。

それが新鮮で面白いと感じた人もいれば、「リアリティがなくて伝わらない」と感じた人もいる。

  • ネタの構成
  • ツッコミのテンポ
  • 見る側の好み

いくつもの要素が絡み合って、結果に対する受け止め方が大きく分かれたようです。

印象に残ったワードや展開もあった一方で、「ネタ全体では物足りない」という評価も。

そうした中で、「審査の基準が分かりづらい」と感じる視聴者が出るのも、無理はなかったのかもしれません。

他のコンビにも高評価があったことから、評価の基準そのものが議論されるきっかけにもなった今回の大会。

とはいえ、ルールに則って行われた審査の結果であることも確かです。

結果として優勝を勝ち取ったツートライブが、今後どのような形でその評価を証明していくのか――それはこれからの舞台やメディアでの姿が物語ってくれるのかもしれません。

評価の分かれた理由

「面白かった? それともピンとこなかった?」

今年のTHE SECOND 2025で、ここまで評価が分かれたコンビは珍しいかもしれません。

その中心にいたのが、優勝を果たしたツートライブです。

大会を通じて高得点を重ね、ルール通りに勝ち抜いたのは事実。

でも、SNSを中心に見えてきたのは、評価の“温度差”でした。

「ツートライブは笑えなかった」

「囲碁将棋が面白かった」

といった声がある一方、

「ツートライブ面白かった」

との意見も見られました。

ここまで評価が分かれた背景には、いくつかの理由がありそうです。

 

まず、ネタのスタイルの違い。

ツートライブの1本目「ジビエ料理店」ネタは、奇抜な食材で驚かせる内容でした。

物語の中に非現実的なキャラクターが登場し、ボケが突き抜けているスタイル。

一方で、囲碁将棋や金属バットは、身近なテーマや勢いで観客を引き込むスタイルでした。

 

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「現実っぽいネタの方が入り込みやすい」と感じる視聴者と、「ぶっ飛んだ設定が面白い」と感じる人の好みの差。

まさにこの“好みの分かれ目”が、今回の評価を二分したポイントかもしれません。

 

また、ツートライブは、ツッコミのテンポが「遅い」と感じた視聴者もいました。

ボケに対して間が空いたように見え、「流れがつかみにくい」といった声も。

ただし、それを「味」や「独自の間」として楽しんだという人も少なくありません。

そして、ネタの中で登場する設定。

料理人を修行で巡る設定や、ゴシップを題材にした奇抜な展開に、「分かりにくかった」「共感できなかった」と感じた人もいたようです。

一方で、そのぶっ飛び加減が「クセになる」「新しい形の漫才」と好意的に受け取られた側面もありました。

このように、評価のギャップは、演出や構成力への“感じ方の違い”が大きいと言えるでしょう。

 

さらに、「審査の基準が分かりづらい」と感じた声もありました。

審査は観客100人による点数制ですが、どういう観点で評価されたのかが番組内で詳しく語られることはありません。

そのため、「自分の感覚と全然違った」というモヤモヤを抱えた人もいたようです。

加えて、はりけ~んずやモンスターエンジンにも、「面白かった」との声が一部で見られました。

こうした意見が出てくることで、なおさら「ツートライブの優勝」に対する違和感に拍車がかかったのかもしれません。

ただ、ツートライブが決勝までの全ステージで高得点を獲得し続けたのは紛れもない事実です。

その結果、「面白くなかった」と感じる人もいれば、「最高にハマった」と支持する人もいました。

点数と印象が一致しない――それが賞レースの常でもあります。

これはM-1やキングオブコントでもよくある現象で、「得点は上でも、印象に残っているのは別のコンビ」ということは珍しくありません。

万人受けしないけれど、一部に刺さる。

それがツートライブの芸風であり、まさに“好みの振れ幅”が評価の分かれた理由のひとつです。

独自のキャラクター、フィクション要素の強いストーリー構成、そしてツッコミとボケの独特なリズム。

これらがすべて好みに合えば、最高のコンビに映る。

逆に、ひとつでも合わなければ「つまらない」と感じる。

ここまでハッキリと反応が分かれるスタイルも、今のお笑いシーンでは逆に貴重かもしれません。

 

今後、テレビやライブで幅広い層にアピールするため、さらなる工夫が期待されます。

あとはツートライブ自身が、今回の優勝をどう“本物の評価”につなげていくか。

大会が終わってからが、本当の勝負なのかもしれません。

今回のTHE SECOND 2025を通して見えてきたのは、笑いの“多様性”と“価値観のズレ”。

ツートライブの優勝が「つまらない」と言われた理由は、

  • ネタの内容
  • スタイル
  • テンポ
  • 審査の仕組み

など、さまざまな要素が重なった結果でした。

でも、それこそが今のお笑いの面白さ。

誰かの「つまらない」が、別の誰かの「最高」になっている――そんな世界だからこそ、次のネタもまた楽しみになるのです。

konami

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