突然のETC通信障害で「後払い対応」に切り替えられた中日本エリア。
案内用紙を手にしたものの、
何を書けばいいのか
どこまで申告すればいいのか
モヤモヤしたまま走り続けた方も多いのではないでしょうか。
そんな疑問や不安に応えるべく、この記事では「ETC通信障害による後払いの支払い手続き」について、知っておきたいポイントを整理しました。
初めての人でもわかる「申告方法」から、意外と知らない「未払いリスク」「罰則の可能性」まで網羅しています。
(最後まで読むと良い情報があるかも…)
目次
2025年4月6日午前0時30分ごろ、NEXCO中日本エリアで突如発生したETC通信障害。
東京、神奈川、静岡、山梨、長野、愛知、三重、岐阜の8都県にまたがる108か所の料金所が影響を受け、ETCレーンの開閉バーが反応しないという異常事態が起きました。
その結果、18か所のスマートICなどが閉鎖され、残りの料金所では「後払い用紙」を渡す緊急対応が取られました。
ドライバーは、この用紙に「どこから乗って、どこで降りたか」を記入し、後日支払う形式をとることに。
……と、ここまでは緊急時の対策として理解できるものの、この「後払い方式」がX(旧Twitter)を中心に炎上しています。
「え?自己申告で支払えってこと?」
「2日以内って短すぎない?」
といった声が続出。
中には、「システムトラブルはNEXCO側の責任でしょ?なんでこっちが手間をかけないといけないの?」と、怒り心頭なドライバーの投稿も多く見られました。
実際、
というような意見が一気に拡散。
「払わない人が得をする自己申告って制度として成り立ってるの?」
といった疑問の声も上がっており、制度の不備や不公平感が不満を呼んでいます。
また、システム障害発生から18時間以上経っても復旧の見通しが立たなかったことも、批判をさらに強める一因となりました。
この対応の遅さも、「日本のインフラってこんなに脆いの?」という懐疑的な見方に拍車をかけています。
とはいえ、NEXCO中日本が無料化に踏み切らなかったのには理由があるようです。
主な理由は以下の4つ。
利用者からすれば
「納得できない」
「それってこちらの責任じゃないよね?」
という声が出るのも当然です。
インフラの電子化が進む中で、その裏返しともいえる“障害時の柔軟さのなさ”が露呈した今回の騒動。
「ETCの便利さが一転して不便に変わる日が来るとは…」
そんな呆れの声すらありました。
この炎上を通じて浮かび上がったのは、単なるシステム障害ではなく、「信頼」というインフラの根本が問われているという点です。
今回のETC通信障害、NEXCO中日本は「システム改修が原因」と説明しています。
でも、その中身があまりに曖昧すぎるところも指摘されています。
108か所が一斉にダウンして、復旧に18時間以上かかったのに、「改修ミスです」の一言で済ませるには無理があるということですね。
しかも「どんなミスだったのか」は明かされていない。
過去に似た障害があればまだしも、今回は前例がない規模。
これはもう
「何か隠してるのでは?」
と疑いたくなるのも無理はありません。
さらに、「サイバー攻撃ではない」とも明言されていないのも不自然。
まぁいささか強引ではありますが、あえてその言葉を避けている気がしなくもない。
一部では、自己申告制への切り替えやデータの不整合ぶりから「ランサムウェア被害では?」という声も出ています。
これらが重なると、「これは単なるトラブルではなく、意図的な何かがあったのでは?」という想像が膨らむのも当然です。
真相は不明ですが、「私たちがなぜ負担を強いられるのか」という怒りの裏には、こうした疑念がくすぶっているということもあるかもしれません。
次に、実際に『後払い手続きが必要な方』のために、やり方や書き方のコツをわかりやすく解説します。
「後払い用紙をもらったけど、どうやって書けばいいの?」
そんな不安の声が多く聞かれています。
(そりゃそうだ…)
ETC通信障害に巻き込まれた方の多くが、突然の紙対応に戸惑ってしまうのも当然です。
でも大丈夫。
手続きの流れはシンプルですし、要点さえ押さえればスムーズに完了できます。
まずは基本から。
障害当日、料金所のスタッフから手渡された用紙には、「入口料金所」と「出口料金所」を記入する欄があります。
これは、ETCが使えなかった区間をドライバー自身で申告するためのもの。
例えば、「静岡ICから名古屋ICまで」走行した場合、その2つの名称をそれぞれの欄に正確に記載します。
ポイントは“ETCが使えなかった区間だけ”を申告すること。
途中で首都高に乗った場合、NEXCO中日本の管轄を出た時点(首都高に入る直前の料金所)までを記入すればOKです。
なぜなら、首都高速は今回の障害の対象外であり、通常通りETCで処理されているからです。
つまり、NEXCO管内だけを正しく自己申告する。
ここを押さえておけばOKです。
用紙を受け取っていない、もしくは紛失してしまった場合でも焦らなくて大丈夫。
NEXCO中日本の公式サイトから後払い申告フォームにアクセスすれば、オンラインで手続きができます。
ちなみに、書き方のコツは「正確で簡潔に」が鉄則です。
うろ覚えのまま書くのではなく、カーナビの履歴やドライブレコーダー、スマホの位置情報を参考にすると安心。
ちょっとした手間で、正確な申告ができますよ。
ETC通信障害による後払いは、NEXCO中日本の公式サイトからオンラインで手続きできます。
対象ページは「ドライバーズサイト」内の「高速道路通行料金(ETCカード)のご精算・ETC通信不具合のご確認」ページです。
▶公式サイトURL:https://www.c-nexco.co.jp
案内用紙にQRコードが印刷されている場合は、それをスマホで読み込むと専用ページに直接アクセスできます。
用紙が手元にない場合でも、サイトから「入口料金所」「出口料金所」「通過日時」などを入力すれば申告可能です。
また、提出の期限にも注意が必要です。
NEXCOの案内では「通過から2日以内」に手続きするよう求められており、たとえば4月6日に通行した場合、4月8日までに申告を済ませるのが望ましいとされています。
支払い方法は主に以下の3通りです。
いずれにしても、できるだけ早めに手続きしておくのが安心です。
「これで合ってるかな…?」と不安なときは、NEXCO中日本のカスタマーセンター(0120-922-229)に確認するのもアリ。
丁寧に案内してくれますよ。
「後払い」と聞くと構えてしまうかもしれませんが、書類1枚と数分の作業で完結するもの。
面倒に思うかもしれませんが、スムーズな解決のためにも、しっかり対応しておきたいですね。
「2日以内に払えって、そんな急に言われても無理じゃない?」
そう感じた方、多いと思います。
実はこの“2日ルール”、法律で明確に定められているわけではなく、NEXCO中日本が運用上設定した目安なんです。
だからといって無視していいわけではありませんが、「なぜそんなに短いのか?」と疑問に思うのは当然です。
理由として考えられるのは、いくつかあります。
まず、未払い処理をなるべく早く終わらせたいという運営側の都合があると考えられます。
時間が経つとデータの確認や対応が複雑になり、手続きが煩雑になってしまうため、早期対応を促したいという意図がありそうです。
また、ETCカードの請求処理をスムーズにするために、早めの申告を求めている可能性もあります。
実際にカード会社ごとに処理タイミングが異なるため、事務的な整合性を図る目的があるのかもしれません。
さらに、申告を後回しにされないように短めの期限を設けていると考えられます。
時間が経てば忘れてしまう人も増える中で、未払いを減らすための“注意喚起”の意味も込められているのでしょう。
いずれにしても、「2日以内」は“絶対”ではなく、あくまでNEXCO中日本側の運用上の判断によるもの。
無理があると感じた場合は、まずは問い合わせてみるのも一つの手です。
「後払いって本当に払わないといけないの?」
「どうせ自己申告なら、バレないんじゃないの?」
そんな声がSNSでもチラホラ見られますが……正直、それはかなりリスクの高い選択肢です。
まず知っておきたいのは、高速道路料金は法律で定められた支払い義務があるということ。
道路整備特別措置法という法律に基づいており、未払いは「債務不履行」に該当します。
つまり、払わなかった場合は「たまたまじゃない」では済まされません。
NEXCO中日本側も、料金未払いの車両を放置するわけにはいかないのです。
では、「バレるのか?」というと……
答えは「バレる可能性は十分ある」。
高速道路の料金所には、ナンバープレートを読み取るカメラや通過時間を記録するシステムが設置されています。
今回の障害時にも、入口での情報(時間帯・車種・ナンバーなど)は記録されている可能性があり、後から照合によって「この車、未払いでは?」と特定されることもあり得ます。
実際、NEXCO中日本が今後データを分析して、未払い者に督促状を郵送する可能性は十分考えられます。
それでも支払いがない場合は、民事訴訟などの法的措置に発展するケースもゼロではありません。
「刑事罰にはならないの?」という声もありますが、未払い自体は基本的に民事の問題です。
ただし、悪質なケースでは、詐欺罪などに問われる可能性もゼロではありません。
さらに、支払いが遅れた場合、延滞金が加算される可能性もあります。
たとえ少額であっても、無視していい理由にはなりません。
もちろん、今回のような大規模障害時には、NEXCO側でも全車両を完璧に追跡するのは難しいのが現実。
だからといって「バレなければいい」というのは非常に危険な考え方となります。
放置していて後からトラブルになるくらいなら、数分で終わる申告を済ませておいたほうが圧倒的に安全。
(まぁ、納得いかないところもあると思いますが…)
迷っている方は、できるだけ早めにオンライン申請や窓口支払いを済ませておくことをおすすめします。
「うっかり忘れてしまいそう…」
そんな方は、案内用紙の写真を撮っておいたり、カレンダーアプリにリマインドを入れておくのも効果的ですよ。
どうしても不安なときは、NEXCO中日本のカスタマーセンター(0120-922-229)に相談を。
丁寧に対応してくれるので、疑問を残さずクリアにしておくのがベストです。
ここまで支払いをする方法などをつたえてきましたが、ここからは少し本音の話をしたいと思います。
というのも、
「正直、払いたくない…」
そう思うのが自然だからです。
だってこっちは被害者でしょ?
システム壊したのはNEXCOの方なのに、
「はい自己申告で、2日以内に払ってね〜」
なんてどの口が言ってんだって話ですよ。
Xでも大炎上中です。
見ててスカッとするレベルの怒りが飛び交ってます。
中には「払わないで済むなら、それでいいよね」なんて本音を漏らしてる人も。
そりゃそうですよ。
高速って本来、時間と便利さをお金で買ってるわけですよね?
それがシステムエラーで止められて、用紙手渡されて、「あとは自分で払って」って。
……どんだけ自己責任押し付けんの?
しかも、108か所の料金所が影響受けたって聞いて、「じゃあ本当に全部追えてるの?」って話にもなる。
実際、払わない人がいたとしても、誰がどこから乗ってどこで降りたか、完璧に管理できてる保証なんてないですよね。
それ聞くと、「自分だけ律儀に払ってるの損じゃない?」って、ちょっと思っちゃう。
でも、ここで一番希望があるのはみんなで声を上げるってことなんですよ。
って言葉がSNSでバズれば、企業側も「このままじゃまずい」ってなること、過去にもありました。
今回も、「期限の延長」とか、「何かしらの救済措置」が出てくる可能性、ゼロじゃないです。
しかもね、「無料にしろ」とか「迷惑料出せ」とか、冗談半分でも言われてるのって、それだけ傷ついてるってことなんですよ。
怒りすぎて逆に笑えてくる。そんなとき、人って連帯を感じるんです。
だから、「払いたくない」って思うのは全然おかしくないし、むしろ自然なこと。
今、黙って払ったら、それこそ「言ったもん負け」になっちゃう。
ただ、払いたくないって気持ちが集まれば、「迷惑を被ったのは私たちなんだ」って正当性が、少しずつ認められるかもしれません。
夢かもしれない。
甘いかもしれない。
でも、「今回ばかりは払いたくない」ってみんなが思ってるだけで、ちょっとだけ救われた気がします。
結局のところ、正当性やリスクを考えたうえで、払う払わないは各々の判断になるのでしょう。
しかし、お金で時間を買っている高速道路で、余計な時間とストレスを手間を強いられてしまうのは、やっぱり納得いかない話ですよね。。
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