2025年4月19~20日、大分で開催された「ジゴロック2025」で中森明菜さんが16年ぶりにライブパフォーマンスを披露し、大きな話題になっています。
「DESIRE -情熱-」「愛撫」など往年の名曲を熱唱し、およそ1万9000人の観客を魅了した一方で、ネット上では
「声が出てない」
「顔が変わって別人みたい」
といった厳しい声もちらほら。
それは加齢や長いブランクの影響なのでしょうか?
この記事では、彼女の現在の歌唱力や容姿の変化について、さまざまな視点からじっくり掘り下げていきます。
中森明菜の歌声は衰えた?
「生きてたぞー!」
そう叫んだのは、16年ぶりにステージに立った中森明菜さんの復活パフォーマンス。
この一言で、会場の空気が一気に沸騰したのは言うまでもありません。
ただね……SNSには、こんな声が。
「声、出てなくない?」
「昔の明菜とは別人みたい」
うーん、わかるっちゃわかる。
いや、ファンとしてはめちゃくちゃ嬉しいんだけども! ついつい全盛期のあの圧倒的な歌声と比べてしまうんですよね〜。
実際、今回披露された「愛撫」や「TATTOO」では、声量も音域も、あの80年代のギラギラした明菜とはやっぱりちょっと違ってたと思います。
「ミ・アモーレ」や「DESIRE -情熱-」でレコ大を総なめにしてたあの頃の明菜と比べると、ビブラートも控えめ。
高音の伸びも、あれ?ってなるくらいの違和感がありましたね。
とはいえ、メディアは「圧巻のパフォーマンス!」って大絶賛。
小室哲哉さんも「やっぱりすごい」とコメントしてて、うんうん、それもめちゃくちゃ分かる。
でもSNS民は容赦ない(笑)
「ボイトレしてきてほしかったな〜」
「全盛期のあの明菜が恋しい」
みたいな声もあがっていて、みんな正直すぎ!
それがXの良さでもあるんだけど…
とはいえ明菜さん、今59歳。
しかも16年間も表舞台から離れていたんです。
それを考えると、あのステージに立つだけでもすごいと思うんですよね。
普通なら、「もう引退したんじゃ…?」って空気感だったのに、「生きてたぞー!」の一言で全部ぶっ壊してくるメンタル、さすが昭和の歌姫。
しかも今回の明菜さん、ただ歌っただけじゃないんです。
感情を込めたその歌い方、ちょっとかすれた声で紡ぐあの表現力。
そこにこそ、「中森明菜」の本質があったと感じた人、多かったんじゃないでしょうか。
声の衰え?
確かにそうかもしれません。
でも、それでも拍手を送りたくなるんですよ。
完璧じゃない「今の明菜」をそのままステージに立たせたその覚悟、沁みましたよね。
加齢だけが原因じゃない?
「明菜の声、昔と違う…」
なんて声もありますが、実はその変化、年齢だけが原因じゃないって知ってました?
声帯って、実は“筋肉”なんですって。
そう、腹筋と同じでサボれば落ちるんです。
音楽評論家の久道りょうさんも
「歌は歌うことでしか鍛えられない」
と言っていて、まさに“声の筋トレ”が必要ってわけ。
これはジムに行かずに腹筋割ろうとするのと同じくらいムチャって話ですよ。
明菜さんといえば、2010年から長〜いお休みに入って、2022年にやっと活動再開。
その間、実に12年のブランク!
そりゃもう声帯も「あれ?仕事終わったんじゃ?」って勘違いしてますよ。
しかも、そのお休みの理由がまた重い。
当時はメンタルヘルスの不調が報じられていて、心のダメージが身体、特に声帯にまで影響を与えていた可能性があるんですよね。
ストレスって本当に侮れない。
声も出にくくなるし、喉って繊細ですから。
でもね、そこからのカムバックがまたすごいんですよ。
2022年には個人事務所「HZ VILLAGE」を立ち上げて、再始動。
しかも、あの香取慎吾さんと「TATTOO feat. 中森明菜」でコラボしたり、ディナーショーにも出演したりと、着実に一歩ずつ戻ってきたんです。
そして極めつけが「ジゴロック2025」。
加工ナシ、ガチ生歌でのパフォーマンス。
いや〜、それだけで拍手もの!
SNSでは「ありのままの明菜がカッコよすぎる」って声も続出。
確かに、技術的には全盛期とは違うかもしれません。
ブランクも加齢も全部引っくるめて、それを“味”に変えてくるあたり、さすがですよね。
ある意味、「完璧じゃないからこそ心に刺さる」そんな歌声だったんじゃないでしょうか。
ぶっちゃけ59歳でこのレベルまで戻してくるのって、感動します。
令和にまた中森明菜が話題になるなんて、誰が予想できました?
しかもガチで“生きてたぞー!”ですからね(笑)
中森明菜の顔が変わって別人?
「顔が変わって別人じゃない!?」
「やっぱり昔の明菜と全然違う…」
ジゴロック2025に登場した中森明菜さんを見て、そんな感想を抱いた人も少なくないようです。
実際、ジゴロック2025の映像や写真を見た一部のファンからは、
「顔が違いすぎて誰か分からなかった」
「もしかして偽物じゃないの…?」
なんて声もチラホラ出ているのが現実です。
中森明菜、にせものじゃない?!
明らかに顔も性格も声も違う気がする— はいよろこんで (@hug_rip32902) April 21, 2025
鼻から下が長過ぎて間伸びしてる。
中森明菜は人中が短かくてもっと顔のバランスが整ってる。
明菜は笑うと歯ぐきまで見える大きな口なんだけど似せても全部が違って面影もない。
歌も音外してたし中森明菜になり切るには力不足。 #明菜 #中森明菜 https://t.co/8rPlHXLJ8t— sawada (@sawadamm) April 21, 2025
ちょっと過激にも聞こえますが、そう言いたくなる気持ちもわからなくはないんです。
というのも、デビュー当時(1982年)の明菜さんは、体重58kgでふっくらとした顔立ちが印象的でした。
それが、活動休止後に急激に痩せた影響で、顔の輪郭がガラッと変化。
脂肪が減って目鼻立ちがよりくっきりして、「別人っぽい…」と感じる人も多かったんじゃないでしょうか。
そこに加えて、現在は59歳。
当然、肌の質感や輪郭、シワの出方などが年齢相応に変わるのは当たり前。
それに、イベントごとに変わるメイクのテイストやライティングの当たり方もあって、写真や動画での印象が大きく異なって見えるのも無理はありません。
そして、つきまとうのが整形疑惑。
「昔の鼻と違う」
「肌が不自然」
など、ネットではよくある話ですが、これに関しては明確な証拠はなし。
2024年11月に香取慎吾さんと並んだ2ショットでも、「笑顔が素敵すぎる!」って感動するファンがめちゃくちゃ多かったんです。
一方で「うーん、昔とちょっと違う…?」なんて声もありますが、これも痩せたことや撮影環境、あとは加工フィルターの影響も否定できません。
とはいえ、SNSでは
「顔見れただけで泣いた」
「存在してくれてありがとう」
といった熱烈なラブコールが圧倒的多数。
もはや「顔が違うかも」なんて声を超越して、「中森明菜という存在そのものが尊い」っていう空気感、ありますよね。
“昭和の歌姫、令和でも現役”ってだけで、すでにエモいと思います。
正直、見た目がどう変わっていようが、ステージに戻ってきてくれた時点で大喝采。
ファンにとっては、「歌ってる明菜がそこにいる」ってことが、何よりも嬉しいんです。
極めつけが“偽物説”。
これはもう…さすがに言い過ぎ!(笑)
Xや知恵袋などでは「誰かが成りすましてるんじゃないか」なんて書き込みも見られますが、これは単に“長すぎたブランク”と“イメージとのギャップ”に驚いたファンの反応でしょう。
小室哲哉さんとの共演や公式の発表からも、当然ながら本物の中森明菜さん本人で間違いありません。
結局のところ、「昔と違う」と感じるのは事実だけど、それが悪いことじゃないんです。
変わって当然、時代も人も。
その中で、もう一度ファンの前に立ち、“自分の声”で歌を届けてくれたことこそが、最大のニュースじゃないでしょうか。
声が変わっても、顔が変わってもそれでも中森明菜は、明菜だった!
それを見届けられた私たちは、めちゃくちゃ幸せ者かもしれませんね。