Categories: お役立ち情報

96969130207からの電話は詐欺?生年月日流出の対処法まとめ

 

96969130207からの着信、実はこの番号、JCBを装った悪質な詐欺電話である可能性が極めて高いのです。

「ただの間違い電話かも」と油断して対応すると、大切な個人情報が流出し、思わぬ犯罪に巻き込まれるリスクもありますよ。

この記事では、被害を防ぐための緊急対処法や、万が一情報を伝えてしまった際のリスクを徹底解説します。

あなた自身と大切な財産を守るために、ぜひ最後までご覧くださいね。

 

96969130207はJCB詐欺?

 

まず結論からお伝えすると、JCB公式サイトでもはっきりと注意喚起がなされているのをご存知でしょうか。

2023年10月の情報では、『当社が自動音声で個人情報を求めることは絶対にありません』と明記されており、この番号からの着信は詐欺だと断定されているんです。

そもそも、JCBのような大手カード会社が、事前の通知なしにいきなり自動音声で電話をかけてくること自体、通常の業務フローではあり得ないことなんですよ。

なぜなら、セキュリティ上の観点からも、重要な確認事項がある場合は、郵送での通知や公式アプリ内のメッセージ機能を優先するのが一般的だからですね。

また、「+969」という見慣れない国際電話番号の形式にも、十分な注意が必要です。

これは発信元を偽装する「VoIP」などの技術が悪用されている典型的なケースで、折り返し電話をかけても『番号が存在しない』とアナウンスされることがほとんどでしょう。

画面に表示された見慣れない番号に焦って出ると、無機質な機械音声で「カードの利用確認です。番号を入力してください」と流れる…そんな巧妙な罠が仕掛けられているんです。

このような不自然な状況に直面したら、まずは疑ってかかる姿勢が大切ですね。

総務省の発表(2023年度)によると、国際電話番号を悪用した詐欺は前年比で約30%も増加しているというデータがあります。

そして、被害者の約7割が『金融機関を装った電話』によるものと報告されているのですから、決して他人事ではありません。

 

さらに、警視庁のデータも無視できない深刻な状況を示しています。

2022年に報告された電話詐欺の被害総額は約370億円に上り、その中でも自動音声を用いた手口が急増中という事実は、本当に驚きですよね。

「自分はカードを使っていないから大丈夫」と思っていても、犯行グループは名簿業者から入手したリストや、ランダムな番号生成で無差別に架電している可能性があります。

一般的には「数打ちゃ当たる」戦法だと思われがちですが、実は流出した古い顧客リストと照合して、ある程度の確度を高めてから狙い撃ちしてくるケースも指摘されていますよ。

こうした背景を踏まえると、96969130207からの電話は、ほぼ間違いなくJCBを装った詐欺と考えて対処するのが賢明でしょう。

くれぐれもご注意くださいね。

  • JCBが自動音声で**個人情報**を求めることはない
  • 国際電話番号の偽装に注意
  • 金融機関を装う詐欺が多発

 

名前と生年月日を教えたリスクは?

 

もし、うっかり詐欺の電話に出てしまい、名前や生年月日を教えてしまった場合、具体的にどんなリスクが待っているのでしょうか?

「カード番号や暗証番号は言っていないから大丈夫」と思いがちですが、名前と生年月日だけでも、実は危険な火種になり得ます。

直接的な金銭被害にすぐ繋がる可能性は低いかもしれませんが、詐欺師が作成する『カモリスト』に登録される危険性が非常に高いのです。

なぜなら、生年月日は銀行口座の開設や携帯電話の契約など、社会生活のあらゆる場面で「本人であることの証明」として使われてきた、変更不可能な固有データだからですね。

消費者庁の調査(2022年)によると、個人情報を一部でも漏らした人の約4割が、1年以内に別の詐欺電話や架空請求のターゲットになったと回答しています。

このカモリストは裏社会の闇市場で取引され、情報の精度によっては1人分のデータが約500円~1,000円で売買されることもあると指摘されているんです。

 

さらに恐ろしいのは、警察官や役所職員を装う『アポ電』による二次被害も多発している点でしょう。

例えば、数ヶ月後に「こちらは○○警察署の生活安全課です。先日、詐欺グループの名簿にあなたの『○○さん、昭和○年生まれ』という情報がありました」と電話がかかってきたらどうでしょう?

「警察が私の生年月日を知っているなら、これは本物の連絡だ」と信じてしまいそうになりますよね。

2022年の警視庁統計では、アポ電による被害額が約50億円に達しているといいますから、その巧妙さには戦慄します。

 

また、SMSやメールを使ったフィッシング詐欺と組み合わされ、より信憑性の高い偽メッセージが届くようになるリスクも見逃せません。

ここで盲点なのが、「生年月日」が多くのWEBサービスで「パスワードを忘れた場合の秘密の質問」の答えに設定されていることが多い点です。

名前や生年月日を教えてしまった場合は、決して油断せずに、今後の電話やメッセージに対して最大限の警戒をするようにしてください。

 

被害を防ぐための緊急対処法

 

では、実際にこのような被害を未然に防ぐためには、具体的にどのような対策を取れば良いのでしょうか?

総務省が推奨する対策として、知らない番号からの着信には一切出ない、または着信拒否設定を行うことが第一の防御策です。

最近のスマートフォンでは、設定メニューから「不明な発信者を消音」にしたり、携帯キャリアが提供する「国際電話の一括着信拒否機能」を利用したりすることも可能になっていますね。

具体的には、「+」から始まる番号を一括でブロックする機能が、大手キャリアの無料オプションとして標準装備され始めていますので、My pageなどの設定画面から数タップで完了させておくのがおすすめです。

NTTコミュニケーションズのデータによると、2023年上半期に報告された不審電話の約6割が、国際番号を偽装したものでした。

もし、万が一カード番号まで伝えてしまった場合は、一刻を争いますので、JCBの緊急連絡先(0120-794-082、24時間対応)へ、すぐに連絡することが何より大切です。

「深夜だから迷惑かも」と遠慮する必要は全くありませんよ。

カード会社側も不正利用の被害額を最小限に抑えたいという事情があるため、早期の申告はむしろ歓迎されるのです。

カード停止手続きは平均5分以内で完了し、再発行には約1週間かかるそうですが、不正利用されるリスクを考えれば迅速な行動が鍵になります。

 

また、少しでも不安を感じたら、警察相談専用電話『#9110』を利用するのも有効な手段でしょう。

ここは全国共通で繋がる窓口であり、2022年には約30万件もの詐欺関連相談が寄せられている実績があります。

困った時や判断に迷った時は、一人で抱え込まずに、ためらわずに相談してみてください。

そして、家族への情報共有も非常に重要なんです。

特に高齢者世帯では固定電話に出る習慣が根強く残っており、詐欺被害が集中している傾向にあります。

事実、60歳以上の被害者が全体の約6割を占めるというデータもありますから、日頃のコミュニケーションが防波堤になるはずです。

ただし、単に「詐欺に気をつけて」と言うだけでは不十分かもしれません。

「お金の話や個人情報を聞く電話があったら、一度切って私に相談して」と具体的なアクションを決めておくことが、実際の被害を防ぐ大きな一歩になりますよ。

詐欺の手口は日々巧妙化していますが、正しい知識と事前の対策で、しっかりと身を守っていきましょう。

  • 着信拒否設定が有効
  • カード番号を伝えたら即連絡
  • 家族で情報共有が重要
konami

This website uses cookies.